京都-名古屋間を、行きはJR・帰りは高速バス(京名特急ニュースター号)で行った話
京都(駅)から名古屋(駅)に向かう主な交通手段は、新幹線・在来線(主にJR)・高速バスの3つです。
普段、僕は京都-名古屋の移動は基本的には新幹線ですが、今回は気分を変えて他2つを選びました。
具体的には行きはJR(西日本・東海)、帰りは京名特急ニュースター号(高速バス)です。
電車検索のジョルダンによると、JR利用の京都駅⇒名古屋駅の所要時間は150〜160分前後、運賃は2,590円です。
(米原で一旦改札を出、再入場する場合は2,460円)
一方、高速バス予約の発車オーライネットによると、(僕の予約した、) 京都駅から名古屋駅までノンストップの高速バス (京名特急ニュースター号) の所要時間は150分、運賃は1,410円です。
JR/ 高速バス共に所要時間はほぼ同じですが、バス運賃はJRの半分ちょっとなので、普通だと行きも帰りもバスにするのが自然です。
しかし双方利用することで、予想外のメリットが何か見つかるかもしれないと思ったので、あえてこの2つ (JR/ 高速バスの京名特急ニュースター号) を使ってみました。
当記事では各乗車の感想・出来事を紹介しつつ、各乗車について僕が感じたメリット・デメリットを最後にまとめてあります。
京都から名古屋へ、JR利用の感想・出来事
名古屋へ行く当日の朝、行きはJRで良かったと実感する出来事がありました。
■前提知識
JRの乗り換えは、基本的には京都→米原→大垣→名古屋の3回です。
しかし結果的に僕の場合は、京都→野洲→米原→大垣→名古屋の4回となりました。
この4回を前提に話をしていきます。
僕は8:37発の新快速野洲行で、京都駅を発ったのですが、本来なら更に1時間早い電車の予定でした。
しかし目覚ましの設定ミスで、予定よりも1時間寝坊してしまい、8:37発となってしまいました。
もし行きが高速バスだったら、その予約バスに乗れないことろだったので、JRで良かったです!
(話は元に戻り、) 野洲駅で別の新快速(長浜行)に乗換え、9:47に米原駅に着きました。
京都-米原の移動で、僕は1つの軽いミスをしました。
京都駅で新快速の野洲行ではなく、その10数分後の米原行なり長浜行なりに乗れば、あと10分程早く米原駅に着けたことを、野洲行の乗車中にジョルダンの経路検索で知りました。
なので京都駅から米原駅に向かう人は、野洲行ではなく、その少し後から来る米原行とか長浜行に乗るようにしましょう。
あと、京都→名古屋のJR運賃は2,590円ですが、京都→米原(1,140円)、米原→名古屋(1,320円)と分けると、少し安い2,460円で済みます。
そのため僕は米原で一度改札を出、再入場しました。
そんなことやってるうちに大垣駅への電車が来、10:32に大垣駅に着きました。
そして大垣駅で最後の乗り換えをし、11:13に無事名古屋に到着しました。
(強風の影響により野洲駅到着は2分遅れましたが、それ以外は各電車とも定刻通りの運行でした)
ちなみに、僕は今回の全区間のJR運賃をSMART ICOCAで払ったのですが、それだと名古屋駅の自動改札は通れず、人力 (駅員) の清算でどうにか通してもらいました。
自動改札を通れなかった理由は、乗駅の米原駅はICOCAエリア、降駅の名古屋はTOICAエリアという、乗駅/ 降駅の双方のエリアが異なったからです。
基本的に交通系電子マネー (ICOCAやTOICA等) は、乗駅/ 降駅が同一エリアにないと、降駅の自動改札は使えないというルールがあり、僕はそのルールに引っ掛かったというわけです。
駅員に事情を話したら、ICOCA残高からその運賃分 (米原→名古屋の1,320円) を直接引くことで、名古屋駅の改札を通過できました。
米原→名古屋へは、次回以降は切符を買って下さい!と駅員言われました。
(京都駅と米原駅はどちらもICOCAエリアなので、米原駅の改札はICOCAで通れます)
名古屋から京都へ、高速バスの感想・出来事
僕が予約した高速バスは、名古屋駅(ビックカメラ前)から京都駅(八条口)までノンストップで行く京名特急ニュースター号です。
発車オーライネットの早売・ネット割の併用により、僕の乗った便 (17:05発) は1,410円もの安さでした。
そんなニュースター号の乗場は、ビックカメラ店舗の前にあります。
(名古屋駅から、ビックカメラのある方に向かいます)
ビックカメラのちょうど正面の歩道を矢印方向に少し進むと、その乗場があります。
乗場はWILLER EXPRESSの乗場でもあり、名古屋駅地下街のエスカのE6出口の真横に位置しています。
(17:05発の) ニュースター号が来たとき、WILLER EXPRESSがまだ乗場にいたので、乗場から微妙に離れた位置からバスに乗り込みました。
(乗る際、乗車員に乗車券を提示しました)
ニュースター号は4列シートで、平日 (=土日祝の繁忙日でなはい) の乗車だったからなのか、僕を含め乗客は10人程しかいませんでした。
夕方 (17:05) 発の名古屋→京都って、平日でも割と混んでるイメージでしたが、実際はそうでなくて良かったです!
あと、他に良かったのは、ニュースター号は前座席との間隔が十分広かったことです。
僕は身長180cm超の巨漢で、僕の膝が前座席に届くぐらい間隔が狭かったらどうしようとの不安がありましたが、それは杞憂に終わりました。
楽な体制 (=お尻が背もたれから若干離れてる) で座っても、膝と前座席にはまだ指4本分の余裕がありました。
こんなことを思ってるうちに、定刻通りバスはビックカメラ前を出発しました。
出発から約1時間後 (18:09)、滋賀の甲南パーキングエリアで20分の休憩が入りました。
少し前に持参の水がなくなり、ちょうど喉が渇いてきた頃だったので、ナイスな休憩でした。
甲南は忍者の里で有名ということで、パーキングエリアの土産屋にはそれを物語るコーナーがありました。
18:29、パーキングエリアを出発しました。
(休憩から戻った際、乗車券の再提示は不要でした)
3月中頃ということで、19時前には外はすっかり暗くなってました。
19:15、まるで測ったかのように、定刻通りに京都駅に到着しました。
ニュースター号が去るのを見送るのは、少々寂しかったです。
JR/高速バスのメリット・デメリットのまとめ
最後に、京都-名古屋間をJR(156分、2,460円)/ 高速バス(150分、1,410円)で移動する際の、僕が実感したメリット・デメリットをまとめておきます。
メリット | デメリット | |
JR(西日本・東海) | 乗車時刻に縛られない/ 飲み物を買う機会が3回ある(乗換時の自販機など) | 乗換が多い(一般的には3回)/ 運賃が高い/ (電子マネー利用だと、)自動改札を一発通過できない/ 座れない場合が多い |
高速バス(京名特急ニュースター号) | 予約制ゆえ必ず座れる/ 運賃が安い/ 乗換なし | 乗車時刻に縛られる/ 飲み物を買う機会が1回だけ(甲南パーキングエリア) |
どちらの交通手段も大満足 (=デメリットなし) とは、なかなかいかないでしょう。
しかし (僕が思う) 双方の最重要な特徴は、JRは乗車時刻を自分の都合で選べること、高速バス (ニュースター号) は運賃が激安なことです!
なので臨機応変な乗車を最優先する人はJRを、交通費の安さを最重視する人は高速バスにすれば良いと僕は思います。
以上、京都-名古屋間を、行きはJR・帰りは高速バス(京名特急ニュースター号)で行った話でした。