【写真33枚付き】ジェットスター (Jetstar) に実際に乗った感想!
ジェットスターはオレンジ色の星マークが特徴の格安航空です。
格安航空ってジェットスターとか他社を問わず、航空チケット代が大手 (JAL、ANA等) の半額以下というメリットがある反面、座席が狭いとか、スタッフの対応が良くないなどの噂がよく流れています。
そこでこれらの噂の真偽を確かめるべく、管理人 (私) は2016年11月に京都から福岡への旅行の足として、ジェットスターを利用してみました。
(フライトは、大阪 (関西国際空港) から福岡空港です)
尚、この記事ではジェットスター搭乗の感想↓はもちろん、チケット予約の流れや、空港到着から航空機搭乗までの流れについても書いています。
ちなみに、格安航空と言えばピーチ・アビエーションも有名で、以下の路線に関してはピーチ・アビエーションのみ運行してるので、該当者はこちらに乗るようにしましょう。
- 大阪(関西)から仙台、松山、長崎、宮崎、鹿児島、石垣の片道・往復便
- 那覇から福岡の片道・往復便
【⇒ 写真32枚付き!ピーチ・アビエーションに実際に乗った感想!】
また、この2社の「チケット価格」「座席の広さ」「持ち込み可能手荷物」などを比較したい場合は、以下の記事がおすすめです。
航空チケットの予約
まずはジェットスターの公式サイトに移動し、自分の用途に合うフライト (出発空港/ 到着空港/ 出発日など) を選びます。
管理人の場合は、9:00大阪 (関西) 出発 ⇒ 10:20福岡到着の便を選択しました。
目的の便を決めると、次は搭乗者情報 (搭乗者の名前/ メールアドレス/ 電話番号/ 住所など) を入力します。
と、ここでチケット代についてですが、搭乗者情報の横を見ると、運賃 (4,690円) の他に追加オプションとして手荷物 (850円) が勝手に加算されてるのが分かります。
勝手に追加される理由は、搭乗者の半分ぐらいは7キロ超の荷物を持って空港に来るからです。
ジェットスターでは機内に持ち込める荷物の総量は7キロ以内と決まっていて、もしこの基準を超えるなら、追加オプションの手荷物 (850円) を指定しなければならないという規定があるからです!
つまり2人に1人ぐらいは"手荷物"を指定することになるので、初期設定として850円が自動加算されるのです。
一方、荷物が7キロ以内の人だと850円の加算は無意味なので、その場合は"受託手荷物を追加しない"を選択し、追加オプションの料金を0円にします。
続いて座席指定を行います。
ジェットスターの座席には、以下の5種類があります。
- エクストラ・レッグルーム(980円)・・・前の座席とのスペースが広く、航空機の搭乗・降機を一番最初に行える
- アップフロント(670円)・・・航空機の搭乗を一番最初に行える
- スタンダード(460円)・・・好きな座席を選択可能 (窓側、通路側、家族・友達の隣など)
- 座席指定なし(無料)・・・エクストラ・レッグルーム以外の余った座席がランダムで割り当てられます。どこの座席になるかは、搭乗当日に確定
どの座席を選んでもいいですが、個人的には身長175cm以下ぐらいの人は座席指定なしで十分だと感じました。
(もし同伴者がいて、その人と隣同士になりたい場合はスタンダードがベター)
また、170cm後半の人でも、国内のショートフライトなら座席指定なしで大丈夫です!
ただし長時間フライトになりがちな国際線の場合は、エコノミー症候群の防止という意味で、身長に関係なくエクストラ・レッグルームの方が無難だと思います。
ちなみに184cm、86キロという巨漢な管理人は、わずか1時間20分のショートフライト (大阪 ⇒ 福岡) でもエクストラ・レッグルーム (座席13A) を予約しました。
この予約により980円が加算されたので、チケット代金は5,670円になっていることが確認できます。
座席が決まったら、最後はチケット料金を支払います。
支払いはクレジットカード (手数料なり) かバウチャー (手数料あり) で行えます。
バウチャーで決済する場合、バウチャー購入画面で買う必要があります。
ちなみに管理人はさっさと航空チケットを買いたかったので、カードで決済 (手数料430円) しました。
ここで管理人の最終のチケット料金をまとめると、総額6,100円 (運賃4,690円+座席980円+手数料430円) となりました。
チケット購入後に、チケットの発券に必要な予約番号が発行されるので、その番号を搭乗当日に確認できるよう保管 (メモ、写メなど) します。
ちなみにジェットスター関連のことで不明な点があれば、チャットで質問を行えます!
特に航空機初心者の人は、チャット機能を積極活用するのが良いと思います。
【⇒ 関連記事:JetstarのSuper Star Saleは20%超の割引あり!】
空港到着から航空機搭乗までの流れ
関西国際空港でジェットスターに搭乗するまでのリアルな様子を解説します。
■航空チケットの発券
第1ターミナルビル2階に向かい、航空チケットを発券します。
ジェットスターの発券機に予約番号を入力し、チケットを入手します。
(発券は搭乗時刻の30分前に締め切られます)
デザインはシンプルですが、一目で「ジェットスターのもの!」と分かるデザインでした!
ちなみに7kg以上の手荷物/ 化粧品/ 液体物/ 刃物などを機内に載せる場合、発券機の前のカウンターでそれらの預け入れ手続き (有料) を行います。
■保安検査場の通過
チケット発券 (と機内持ち込み不可の預け手続き) を済ますと、次は保安検査場に移動します。
検査場手前に持ち込み禁止品や預け入れ禁止品のサンプルが置かれてるので、検査場通過前に再度持ち込み物を確認します。
チケットをスタッフに提示し、荷物のチェックを受けます。
■搭乗ゲート付近での待機、そして搭乗
検査場を通過したら、出発予定時刻の30分前までにジェットスターの搭乗ゲート付近に集合します。
搭乗時刻が来るとCA (客室乗務員) がアナウンスで知らせてくれるので、知らせが流れると、搭乗ゲート出口に迎えが来てる南海バスにて航空機の場所まで移動します。
(バス乗車の順は、最初がエクストラ・レッグルーム、アップフロントの人、その後にスタンダード、座席指定なしの人でした)
バス移動時間は4分ほどでした。
航空機の手前でバスが止まるので、機内へは階段を上って搭乗します。
人がゾロゾロと機内に入っていく様子です。
【⇒ 関連記事:実際に乗り比べてみた!格安航空(ピーチ・Jetstar)と大手(JAL)はここが違う!】
ジェットスターの乗り心地について
まず最初にジェットスターの座席の幅の感想を書きます。
184cm、86キロの管理人が通常の座席 (エクストラ・レッグルーム以外) に座ってみたところ、思ったほどは狭く感じませんでした!
膝が前列座席に当たるかと思いきや、むしろ指2本分の隙間の余裕はあったので、99%の人は通常の座席で大丈夫だと感じました。
ただし190cm超の人 (特に外国人) だと絶対に窮屈さを感じるはずなので、そのぐらい大柄な人は、前列との幅が十分確保されてるエクストラ・レッグルーム (下の画像) に座るべきだと思いました。
見ての通り、エクストラ・レッグルームは地べたにカバンが置けるぐらいに広々としています!
足を伸ばす余裕もあります。
エクストラ・レッグルームは最安 (座席指定なし) よりも980円高いです、その代わり超快適なフライトを満喫できたの良かったです!
ちなみに座席はすべて革製 (ビニールかも?) の素材で作られていました。
座り心地は良くも悪くもありませんでした。
続いてはCAの対応についてです。
ジェットスターではJALやANAと同様に機内サービス (ドリンク・食事の販売等) がありましたし、万一の時に着用する酸素マスクの装備やその使い方の説明などもありました。
また、機内にCAは少なくとも3名はいたので、CAに質問があった場合でも、比較的すぐにCAに声が届く環境だと思いました。
つまりCAの対応 (配置状況を含む) は大手とそんなに変わらないと思いました。
ちなみに管理人の座席は非常口列座席だったので、緊急時は非常口を開けるという重要なポジションでした。
非常口の開け方の説明が離陸前にCAからありましたが、「有事の時はたぶん管理人は気が動転して、開けられないだろうな!」と思いました。笑
そんなこんなで色々考えてるうちに、航空機は関西国際空港を飛び立ち、雲の上に到達しました。
そして離陸からわずか57分後に福岡空港に到着しました。
「航空機ってやっぱり超速いな!」と改めて感じました。
(ありがとうジェットスター!)
そして着いたぜ、福岡空港!
まとめ
わずか6,100円もの低コスト・快適な環境で、関空から福岡空港まで行けました。
JALとかANAだとこの2倍以上はかかることを考えると、ジェットスターのような格安航空がいかにお得なのかが理解できると思います!
一方、ジェットスターの唯一の欠点は、JAL/ ANAよりも座席の幅が狭いことです。
しかし管理人のように980円を余分に支払うと、広々とした座席が提供されるので、座席の幅の狭さは特に気にする必要はありません!
なので大手かジェットスターで迷ってる場合は、ジェットスターの方が確実に良い!と断言しておきます!