クレジットカードとポイントカードの併用で還元率2%超【初心者向け】
買い物のレジでクレジットカードとポイントカードの両方を使うと、店舗によってはその両方でポイントが貯まり、カードの組み合わせによってはポイント還元率が2%を超えてきます。
例えばTSUTAYAで還元率1%のTカードを提示し、2%のOrico Card THE POINTで決済すると、計3%という大幅還元が実現します!
また別の例として、ローソンでPontaカード (1%) を提示し、リクルートカード (1.2%) で決済すると、計2.2%となります。
このようにクレジットカードとポイントカードの併用で、高還元率を叩き出す組み合わせは結構あるのです。
しかし管理人 (私) は、カードの併用技を駆使してる人をほぼ見たことありません。
なぜ多くの人がこんなにお得な併用技をスルーのかというと、おそらく、
「クレジットカード、ポイントカードを持つのが面倒!」とか、
「ネット検索すると情報が鬼のようにたくさん出、結局どれが良いのかよく分からず、最終的にカード選びを放棄した!」
とかだと予想しています。
しかし特定店舗でポイントカードとクレジットカードの2枚を活用すると、、代金の2%以上のポイントが貯まるという現実を考えると、少なくとも各カードを最低1枚づつは持っておいた方が良いと断言できます!
なのでこのページでは、
- もし1枚選ぶとしたら、絶対に候補に上がる高還元率カード
- 提示でポイント付与を受けられる、店舗別のポイントカード
について詳しく解説しています。
もし1枚選ぶとしたら、絶対に候補に上がる高還元率カード
クレジットカードって数千種類ありますが、もし1枚選ぶならなるべく還元率の高いものを選ぶのが鉄則となります。
還元率とは、
「使った金額に対し、何円分のポイントが返ってくるのか?」
の指標を表したものです。
例えばカードを1万円使って50円分のポイントが返ってくれば還元率は0.5%となりますし、5千円使って50円分が返ってくれば1%となります。
また、クレジットカードの還元率って、基本的には0.5〜0.8%程度に落ち着く傾向があるので、1%以上のものは一般的には高還元率カードと呼ばれます。
一方、基本の還元率は低いけど (0.5%以下)、一部の店舗限定で還元率が爆上がりするカードが存在することも、クレジットカードの主要な特徴と言えます。
(例えばセブンカード・プラスの場合、セブン・イレブン/ イトーヨーカドーだと1.5%で、それ以外の店舗だと0.5%です)
しかしクレジットカードを1枚だけ選ぶ場合、特定店舗ではなく、どの店舗に対しても満遍なく高還元率である方がトータル的には得なので、基本の還元率が高いカードの中から選ぶのがベストです!
基本の還元率が高いカードって例えば以下の3枚のことで、このどれも基本の還元率は1%以上という優れものです。
なのでポイントカードとの併用で還元率2%超を目指すのであれば、この3枚の中からクレジットカードを選ぶことをおすすめします!
"Orico Card THE POINT (還元率2%)"
入会最初の半年はポイント (オリコポイント) が1%加算されるので、還元率は脅威の2%になります!凄
店舗だと2%ですが、ネット通販だと3%以上の破壊力になります。
例えば楽天市場で3〜17.5%、AmazonやYahoo!ショッピングで3%、ビックカメラ.comで4%となります。
貯まったオリコポイントは、Amazonギフト券/ iTunesギフトコード/ LINEギフトコード/ 楽天スーパーポイント/ Tポイントなど、利便性の高いものと交換できます! 【⇒ Orico Card THE POINTの公式サイトへ】 |
"リクルートカード (還元率1.2%)"
リクルートポイントが1.2%も貯まります。
1.2%の時点で凄いですが、リクルート関連だと1〜3%が加算します。
この加算分を合わせると、じゃらんnet (宿・ホテル予約)、ホットペッパーグルメ (居酒屋・飲食店予約) では3.2%、ポンパレモール (総合ネット通販) では何と4.2%の高さとなります!
ポイントはリクルート関連の支払いやPontaポイントとの交換等に使えます。 |
"楽天カード (還元率1%)"
通常1%、楽天市場だと4%以上の楽天スーパーポイントが貯まります!
楽天市場だと最低4%というのは凄すぎるので、楽天市場でよく買い物する人は楽天カードを作っとくのが正解となります。
(楽天モバイルと楽天カードの両方を持ってる人の場合、楽天市場での還元率が5%以上になります) |
提示でポイント付与を受けられる、店舗別のポイントカード
ポイントカードも種類が豊富ですが、提示によりポイントを得られるタイプの代表格と言えば次の4枚です。
Tカード/ Pontaカード/ 楽天ポイントカード/ dポイントカード
この4枚はコンビニ系ポイントカードとして超有名です。
ただしポイントカードはレジでカードを提示しさえすれば、無差別にどの店舗でもポイントを得られるわけではなく、あくまでそのポイントカードの加盟店限定で得られます。
また提示ポイントの付与率は加盟店により異なります。
以下は各ポイント加盟店の一例です。
カード名 | 提示ポイント | 加盟店 |
Tカード(Tポイント) | 100円で1P | ウエルシア (ダックス)/ ハックドラッグ/ B.B.ON/ コンフォートホテル/ 東急ホテルズ |
200円で1P | TSUTAYA/ ファミリーマート/ 旭屋書店/ スリーエフ/ マルエツ/ マミーマート/ タウンプラザかねひで/ 東武ストア (フエンテ)/ 富士シティオ/ レッドキャベツ/ プラッセ&だいわ/ リウボウストア/ ヤオマサ/ ドラッグイレブン/ ドラッグユタカ/ ドラッグストアmac/ 金光薬品/ ドラッグイレブン/ ドラッグユタカ/ ドラッグストアmac/ 金光薬品/ ジョイフル本田/ エディオン/ 日立チェーンストール/ カメラのキタムラ/ スタジオマリオ/ アルペン/ スポーツデポ/ 福岡ソフトバンクホークス (7番チケット売場)/ 三越/ 伊勢丹/ デパートリウボウ | |
Pontaカード(Pontaポイント) | 100円で1P | ローソン/ 大戸屋/ ピザハット (ネット注文のみ)/ 赤すぐ/ セカンドストリート/ コインパーク/ 昭和シェル石油 (給油以外)/ トラベルレンタカー/ 人間ドックのここカラダ |
200円で1P | ケンタッキーフライドチキン/ AOKI/ HMV/ ゲオ (現金払いのみ) | |
その他 | サンキューカット (1カットで30P)/ オリックスレンタカー (100円で2P)/ 日産レンタカー (100円で2P)/ 昭和シェル石油 (給油1Lごとに1P)/ 日本ロードサービス (JRS) (入会で100P)/ アパマンショップ (初回来店で10P)/ サカイ引越センター (平日:100円で3P、土日祝:100円で2P)/ ハート引越センター (100円で2P)/ 日本通運 (100円で2P)/ 保険クリニック (初回来店・相談で500P) | |
楽天ポイントカード(楽天スーパーポイント) | 100円で1P | サークルK/ サンクス/ ポプラ/ 生活彩家/ くらしハウス/ スリーエイト/ 大丸/ 松坂屋/ バンダレコード/ 楽天モバイル/ ペッパーランチ/ ミスタードーナツ/ MOSDO |
200円で1P | ダイコクドラッグ/ ジョーシン/ マザーピア/ J&P/ キッズランド/ ディスクピア/ 得タク | |
その他 | 出光SS (1Lにつき1P)/ SOLATO 太陽石油・伊藤忠エネクス・エネクスフリート (1Lにつき1P・給油以外は100円で1P)/ 引越しは日通 (100円で2P)/ アリさんマークの引越社 (月〜木は8P・金土日は4P) | |
dポイントカード(dポイント) | 100円で1P | ローソン/ マクドナルド/ タワーレコード/ 伊達の牛たん本舗/ BLUE SKY/ 高島屋/ NEXCO中日本/ アニメイト/ イオンシネマ/ AOKI/ ジョーシン/ ノジマ/ ヨネザワ/ やまや/ フタバ図書/ クイックネイル |
100円で4P | オリックスレンタカー |
各ポイントカードとも多数の加盟店を抱えていることが分かります。
しかし実際どのポイントカードを選ぶべきかは、自分がどの店舗をよく利用するのかで変わってきます。
例えばTSUTAYAやファミマによく行く人はTカードを、ローソンやゲオによく行く人はPontaカードを持てばいいということです。
しかしこの4枚は発行手数料・年会費ともども無料ですし、多くの人は色々な店舗を普段から利用すると思うので、出来れば4枚とも持つことをおすすめします!
ポイントカードの入手場所は各加盟店のレジが基本ですが、カードを置いてない店舗も多数存在します。
ただしコンビニだと確実に置いてあるので、ファミマ来店時にはTカードを、ローソン来店時にはPontaカードとdポイントカードを、サークルK来店時には楽天ポイントカードを入手しておきましょう。
ちなみにこの4枚以外で有名なポイントカードとして、nanacoカード (セブンイレブン/ イトーヨーカー/ ビッグカメラ等で使える) というのがあります。
しかしnanacoカードは他4枚とは違い、提示だけでポイント獲得はできません。
nanacoカードでポイント (nanacoポイント) を得るには、あらかじめカードにお金をチャージ (入金) し、実際に支払うことが必要となります。
つまりnanacoカードは提示ポイントを獲得できない分、他3枚よりもポイントの恩恵が受けにくいのです。
しかしその反面、ポイントカードで唯一、税金や公共料金の支払いでポイントが得られるという極めてレアな特徴が備わっています。
【⇒ 参考:クレジットカードチャージのnanacoで税金を支払い、ポイントを貯めました!】
ポイントカードを提示し、クレジットカードで支払う
加盟店でポイントカードを提示 (店員に渡す) し、代金をクレジットカードで支払うと、提示ポイントとクレジットポイントの2つが貯まるので、還元率が2%を超えることは多々あります。
例えばドラッグストアのウエルシア (Tポイント加盟店) で買い物する場合、Tカードを提示し、還元率2%のOrico Card THE POINTで代金を支払うと、1%の提示ポイント+2%のクレジットポイントが貯まるので、合計3%が貯まります。
あるいはローソン (Pontaポイント加盟店) 買い物時にPontaカードを提示し、還元率1.2%のリクルートカードで支払うと、1%の提示ポイント+1.2%のクレジットポイントで合計2.2%が貯まります。
ローソンのレシートに"クレジット売上票"と書いてありますが、この言葉が記載されてると、後日レシートを見返した時に「クレジットカードで支払ったんだな!」と分かります。
また、"買上ポイント 1P"とレシートに書いてありますが、これはローソンでPontaカードを提示した場合に記載されます。
ローソンだと提示ポイントは100円で1Pなので、ローソンで130円買い物した管理人は、1Pの提示ポイントが付与されたことがレシートにより確認できます。
ちなみにクレジットポイントはレシートに記載されませんが、"クレジット売上票"という言葉の存在により、クレジットポイントの付与が確約されます。
クレジットカード・ポイントカード併用のまとめ
提示ポイント+クレジットポイントで2%・3%、店舗によってはそれ以上になるので、前述したクレジットカードとポイントカードはぜひ積極的に併用しましょう!
もちろん併用するにはカード入手という手間が発生しますが、この手間はたった1回だけで終わり、それさえ乗り切れば後は超お得なポイント生活が待っています♪