災害時の備蓄品を一式揃えてみた!防災グッズのおすすめはコレ
2018年に入って以降、大地震や大雨を伴う台風などの自然災害が日本各地で頻発しています。
(2018/6/18の大阪府北部地震、同年9月の台風21号・24号など)
そういった大災害の影響で、もし交通インフラが壊滅的にダメージを受けると、物流が滞り、下手すると生活用品が1週間ぐらい手に入らないなんてことも考えられます。
そこでそのような事態を想定し、僕は災害備蓄・防災グッズを色々購入しました。
(単なる一時的な品薄の状態から、避難所生活も視野に入れた備蓄です)
■実際に買った災害備蓄・防災グッズのリスト (商品名と税込価格)
- 綿棒・ばんそうこうケース・・108円
- アルカリ乾電池(単3形、5本入)・・108円
- トラベル収納ふくろ・・108円
- レジャーシート(約90×170cm)・・108円
- 除菌ウェットティッシュ・・108円
- レンジ容器(370ml)・・108円
- ミニカイロ(8個入)・・108円
- フードラップ(30×40cm)・・108円
- ガムテープ(50m)・・108円
- エアクッション・・108円
- 耳栓・・108円
- 名札入れ・・108円
- 活性炭アイマスク・・108円
- スプーン(5本入)・・108円
- マスク(20枚入)・・108円
- 歯ブラシ・・108円
- デンタルフロス(6本入)×2セット・・216円
- トイレットペーパー・・108円
- 着火ライター・・108円
- カジュアルサンダル・・270円
- A6サイズのメモ帳・・108円
- 軍手・・108円
- 爪切り・・108円
- 水のいらないシャンプー・・557円
- 5年保存できる備蓄水(2L×6本)・・1,344円 (内724円送料)
- 5年保存できる缶ベーカリー(100g×6缶)・・3,390円 (内734円送料)
- 5年保存できる缶ビスケット(100g×3缶)・・1,495円 (内515円送料)
- 防滴多機能ライト(AM/FMラジオ・スマホ充電・LEDライト)・・6,240円 (内840円送料)
- ウォータータンク(10L)・・945円
- サバイバルシート(防寒・保温)5枚パック・・920円 (内580円送料)
- マルチツール・・930円 (内350円送料)
- 使い捨て携帯トイレ(大便5回、小便5リットル)・・1,970円 (内470円送料)
上記1〜22は近所のダイソーで、税込2,646円で買いました。
(23もダイソーですが、こちらは別会計です)
24はウエルシアで、25〜32はアマゾンで買いました。
あと、記事執筆時点 (2018/9/29) ではまだ未配達ですが、水だけで食べれる携帯おにぎり (3種類×4袋、税込2,890円・送料無料) も買いました。
つまり僕の (現状の) 備蓄品は計33品目で、総費用は23,327円 (内送料4,213円) ということです。
もちろん一口に"備蓄品"と言っても、そのバリエーションは無数にあります。
そんな中、僕は、楽天市場の防災グッズランキング1位 (2018/9/29現在) の地震対策30点避難セット(税込19,800円・送料無料)をベースに、自分でも備蓄・防災グッズを考え抜いた結果、上記ラインナップに辿り着きました。
前述の通り、僕の33品目は総額23,327円で、「地震対策30点避難セット」より3,527円高いですが、その分、飲食物や生活用品はより充実しています!
ちなみにアマゾンで買った9品 (計20,124円) のうち、7品は送料有料 (計4,213円) で、アマゾン総額の約21%が送料でした。
しかし長期保存可能な水・食料や、AM/FMラジオ・スマホ充電・LEDライト等の機能が付いてる多機能ライトは、実店舗ではなかなか入手できず、通販に頼るしかなかったので、やや高めの送料もやむ負えませんでした。
(保存食の在庫状況を、自宅から近い大型ショッピングセンター5店舗に電話確認したところ、「在庫はない」という回答が多かったです)
ということでここからは、地震対策30点避難セットを参考に揃えた、前述の33品1つ1つに焦点を当て、その用途を具体的に解説していきます。
これから備蓄する人、そもそも何を用意すれば良いか迷ってる人は必見です。
備蓄水・保存食について
言うまでもなく、水・食料は生命維持の必需品で、物資不足になりがちな災害時は最重要です!
僕は5年も保存できる水を12L備えてますが、支援の早い日本でこの全てを使い切ることはないでしょうし、30点避難セットでは2Lだけです。
しかし水は飲料以外に洗顔やうがい等、衛生維持にも使えるので、多いに越したことありません。
また、保存食 (5年保存) は量はもちろん、味も重視すべきです!
災害時は「とにかく腹が満たされれば良し」と思いそうですが、逆に僕はそういう辛い時期こそ、少しでもおいしい食事をし、気分を紛らわすべきだと考えます。
現状、缶ベーカリーや缶ビスケット (一般的に言う缶パン) だけですが、少し後で携帯おにぎり (水だけで食事可) やそのまま食べれる缶詰なども届きます。
まあ、災害時は贅沢は言えませんが、最低でもパン系・ご飯系という2種類の保存食はある方が良いと思います!
あと、大型台風の接近などが原因で、近所のスーパーが丸1日とか閉店することが前もって分かってる場合、普段+αの買い物がおすすめです。
(台風24号の到来前日の、僕の+αの買い物)
こういう臨機応変な買い物が、臨機応変な備蓄に繋がると思います。
レンジ容器・フードラップ・スプーンについて
この3点は主に食事の際に使います。
一般的にラップは容器を閉じるのに使いますが、災害時はラップを容器の底側面にくっ付け、その状態で飲食すると容器は一切汚れず、洗う必要ないので、節水手段にもなります。
持参備蓄や支援食糧を食べるたびに、ラップを入れ替えれば、少なくとも食器洗水はゼロにできます。
衛生用品について
歯ブラシ、爪切りはほぼ必需品ですし、デンタルフロスや綿棒 (←画像右の筒の中)、マスクも人によっては必要です。
衛生用品はこれぐらいは用意しましょう。
上記で特筆すべきは、"水のいらないシャンプー"です。
大地震による上水パイプの破損や避難先など、数日風呂に入れない場合 (の特に夏場) に、この手のシャンプーは重宝するはずです!
トイレ用品について
トイレ設備が機能しないレベルの災害時は、移動式の簡易トレイが有効です。
例えば以下の簡易トイレは凝固・消臭ができる仕組みなので、用を足した後は燃やせるゴミとして、普通にゴミ収集場所に置いとけます。
また、除菌ウェットティッシュは、何か物の汚れのふき取りだけでなく、手洗い石鹸のイメージで使えます!
例えばトイレ後、ウェットティッシュで一旦手を拭き、備蓄水で濡らした何かタオルで再度拭けば、少資源で手を衛生的に保てます。
快眠サポート用品について
食事や衛生環境は重要ですが、健康維持には快眠も欠かせません!
避難所だとイビキの大きい人、やたらウロウロする人がいそうなので、聴覚・視覚の刺激を抑えるのに耳栓・アイマスクは便利です。
また、エアクッションは枕として使えますし、カイロは冬の快眠に重宝します。
防滴多機能ライトについて
普通に電気が使える時はほぼ日の目を見ない多機能ライトですが、電力断絶下の災害時は一転、大活躍します。
例えば多機能ライトのメイン機能の1つは、手動による充電機能です。
充電ハンドルをくるくる回すと、多機能ライト本体に蓄電し、付属ケーブルを使えば、その蓄電力でスマホ充電を行えます。
あと、多機能ライトはAM/FMラジオの受信機能も付いてます。
この手のライトがあれば、たとえネットやテレビが使えなくても、ある程度の情報収集 (復旧情報を知ること) は可能になります。
もちろん周囲や手元を照らすライトとして、物理的に暗い夜に特に役立ちます。
実際、多機能ライトは相当人気らしく、例えば2018/9/29時点のアマゾンだと、僕が買った防滴性の多機能ライト (LIT-BLED15(SB)) は売り切れでした。
こういう便利なライトはスーパーではほぼ売ってないので、尚更早めに何か1つ用意しましょう!
その他の備蓄品
ここからはカテゴリーなど無関係に、まだ未紹介の備蓄品を紹介します。
軍手は避難所での各種作業や防寒対策に、ガムテープは梱包などに使います。
レジャーシートは座ったり、寝転んだりの環境確保に、サバイバルシートは体温維持や雨風の防御に使います。
続いて、カジュアルサンダルは避難所内の移動に、ウォータータンクは水の配給受取や貯水に、トラベル収納ふくろ細々した物の収納に役立ちます。
あと、マルチツールはナイフ・缶切り・栓抜き・ドライバー等、文字通り"マルチ"に活躍し、着火ライターは火が欲しい時に使います。
メモ帳は避難先での重要連絡事項 (救援物資の配給情報とか) のメモに使います。
(今考えると、名札入れは不要かも)
備蓄品のまとめ
まず前提として、完璧な備蓄品・防災グッズというのは存在しません。
しかし個人的に最善だと思うのは、長期保存可能な飲食物の層・バリエーションを厚くし、それ以外の備蓄品は地震対策30点避難セットを参考にすることです!
この避難セットは実際の被災者の声を元に、防災のプロが厳選した備蓄なので、我流で揃えるよりは遥かに役立つと思います。
また、飲食物は最低3年、できれば5年は保存できるのが良く、保存食は缶パン・ご飯 (特に具材入り) の最低2種類をローテーションすると、飽きがきにくいです。
既に日本は自然災害大国であり、日本在住の誰もが被災者になる恐れがあるので、この機会に備蓄品・防災グッズを一通り揃えましょう!
個人的には、防災のプロ厳選の30点避難セットを参考にするのがベストだと思います。