ビットフライヤーでビットコインを買う際の手数料の違い(販売所とクレジットカード)
ビットフライヤーでビットコインを買う場合、多くの人はビットコイン販売所を利用する (入金済の残高で買う) か、あるいはクレジットカード決済を利用するかのどちらかだと思います。
しかしまず結論を先に言うと、ビットコインの購入手数料 (購入金額) はクレジットカード決済の方が販売所よりも7〜8%も高くなります。
なのでビットフライヤーでビットコインを買うなら、販売所を使う方がより安価で買えることになります。
実際、このことは他サイトでもよく書かれてますが、その根拠 (7〜8%の手数料の差) についてはあまり触れられていません。
そこで当ページでは、販売所とクレジットカード決済とでビットコインの購入手数料 (購入金額) が7〜8%も違う根拠を具体的に書いてみました。
7〜8%の手数料差を確認するために、まずは販売所での購入金額を確認
両者 (販売所、クレジットカード) の手数料差 (購入金額の差) の確認ために、まずは安い方の買い方である、販売所でのビットコイン購入価格 (下図) を見てみます。
図を見ると、販売所での購入価格 (記事執筆時点) は、1BTC=298,648円となってるのが分かります。(BTCはビットコインを表します)
つまりこのタイミングで販売所にてビットコインを1BTC買うには、298,648円が必要ということです。
■参考
図の「日本円参考総額」とは、BTCの購入価格と売却価格の中値 (購入・売却価格の中間) に、BTCの数量を掛け算したものです。
なのでビットフライヤーでBTCを購入する際、その支払い額は日本円参考総額とはまったく無関係で、「BTC購入価格×BTC数量」にて算出される金額が実際の支払い額となります。
続いてクレジットカードで買おうとすると、手数料7〜8%の差が浮き彫りに!
販売所だと、1BTCの購入金額=298,648円でした。
一方、ビットフライヤーの「クレジットカードで買う」画面で、298,648円分のビットコインを購入しようとすると、購入数量が0.92518541BTCしか表示されないことが分かります。
つまり同じ購入金額でも、クレジットカード決済の方が得られるBTC数量は明らかに少ないのです!(具体的には、0.07481459BTC少ない)
そしてこの目減りした約0.075BTCがビットフライヤー側の懐に入るので、クレジットカード決済だと販売所よりも購入手数料 (購入金額) が7〜8% (7.5%) 高くなるというわけです。
ちなみにクレジットカード決済だと手数料が高くなる理由は、この買い方だとビットフライヤーがクレジットカード会社に購入金額分のお金を請求する手間が発生するからです。
しかしビットフライヤー利用者が販売所にて買う場合、ビットフライヤーは (既に入金済のビットフライヤー利用者の) アカウント残高を自社の金融口座に移すだけで済み、購入に関する手間がカード決済よりも少ないので、より安く購入を行えるのです。
ということで、ビットフライヤーでビットコインを買うなら、なるべく販売所を使うようにしましょう!
ちなみにビットフライヤーの口座をまだ持ってない人は、この機会にぜひ口座を作っておきましょう!