時期や座席の状況で必要マイル数が変わる!
同じ航空会社の便、同じ乗車クラスで、同じ目的地に行く場合でも、フライト時期や座席の空き状況などによって目的の特典航空券と換えるのに必要なマイル数は違ってきます!
ここではANA、JAL、ユナイテッド航空、デルタ航空の特典航空券との交換に必要なマイル数の変動の仕組みの話をします。
ANA
レギュラーシーズン(R)、ハイシーズン(H)、ローシーズン(L)という3つの時期で必要マイル数を分けてます。
レギュラーシーズンとは、飛行機の利用者数がほどほどな時期のことです。
一方、ハイシーズンは年末・年始、GW、お盆など航空券の需要がピークの時期のことで、逆にローシーズンは航空券の需要が少ない時期のことです。
例えば、東京⇔名古屋の往復特典航空券(エコノミー)の場合、各シーズンの必要マイル数は次のようになります。
ハイシーズン | レギュラーシーズン | ローシーズン |
15,000マイル | 12,000マイル | 10,000マイル |
当然ですが、旅行者が多い時期ほどマイル数も上がっていきます!
ちなみに2014年度を時期別に分けると、以下のようになります。
- レギュラーシーズン: 2014/3/1〜3/20、5/8〜8/7、8/19〜11/30、2015/2/28〜3/19
- ハイシーズン: 2014/4/25〜5/7、8/8〜8/18、12/26〜12/31、2015/1/1〜1/5、3/20〜3/31
- ローシーズン: 2014/1/7〜2/28、4/1〜4/24、12/1〜12/25、2015/1/6〜2/27
JAL
「通常」「JALカード割引」「ディスカウント」という3つの区分があります。
ディスカウント期間は通常期間以外の時期が該当し、通常期間よりも少ないマイル数ですみます。
また、JALカード割引とは、JALが提携・発行してるクレジットカードで特典航空券を購入することで、通常よりも1,000マイル少なく購入できるサービスのことです!
JALカード割引は国内線・国際線を問わず有効ですが、ディスカウント期間の購入に対してはマイルの割引を受けられません。
ただ、ディスカウントの方がJALカード割引よりもマイルは少なくて済むので、できるだけディスカウント期間を狙うのがお得となります!
以下は日本⇔グアムの往復特典航空券(エコノミー)の交換マイル数です。
通常 | JALカード割り引き | ディスカウント |
20,000マイル | 19,000マイル | 18,000マイル |
ディスカウント<JALカード割り引き<通常の順にマイル数が少ないことが分かります。
ちなみに2014年度のディスカウント期間は、
2014/4/1〜2014/4/24、2014/5/7〜2014/6/5、2014/11/25〜2014/12/18、2015/1/5〜2014/2/28
となります。
ユナイテッド航空
Saver(セーバー)とStandard(スタンダード)の2つに分かれてます。
Saver、Standardの違いは、ANAやJALのような搭乗時期ではなく、確保されてる座席数の違いです。
SaverはStandardより少ないマイル数で入手できますが、座席数がかなり制限されてるので結構取り辛いです、、
(皆が低マイルで済むSaverを欲しがるからです)
一方、Standardは多くのマイルを消費する代わりに、Saverよりも座席数は多く確保されてます。
もしSaverで搭乗したくても、Standardの空きしかなかったら、残念ながらStandardで乗るしかありません。悲
例えば日本⇔オーストラリアの往復特典航空券(エコノミー)の必要マイル数はこんな感じです。
Saver | Standard |
45,000マイル | 80,000マイル |
どちらの区分でもサービスは同じなので、「全席Saverで提供しろよ!!」と管理人は思ってます、、
デルタ航空
座席の空き状況により、必要マイル数が変動します。
セーバー、スタンダード、ピークの3つの区分があり、セーバーが1番マイルを必要とせず、ピークが最もマイルを消費します。
日本⇒ハワイの片道特典航空券(エコノミー)の交換マイル数はこうです。
セーバー | スタンダード | ピーク |
27,500マイル | 45,000マイル | 65,000マイル |
こちらもユナイテッド航空と同様、全区分でサービス内容は同じです。