クレジットカード解約でありがちな、間違った思考パターン!
自分のメリットに直結しないカードや明らかに未活用なカードは速やかに解約していくべきです。
しかし思考パターン的に間違いやすいのは、「解約カード=役立たず」という図式を根拠に、「全般的にクレジットカードは役に立たない!」という変な認識を持てしまうことです!
どういう意味かというと、例えばイオン系列で役立つイオンカードを解約したAさん (生活圏にイオンなし) という人物がいる場合、Aさんの生活圏にイオンはないので、遅かれ早かれAさんはイオンカードを解約します。
そして解約後に「クレジットカードなんて存在意味なしだな、、」という感じで、カード全体のことをAさんがネガティブに認識するということです。
「え?(Aさんのように、) 自分のメリットにならないカードを持ってる人なんているの?」(←カード解約は、何かカードを持ってるからこそできる行動)
と感じた人も多いと思います。
しかし高校卒業や就職等のタイミングで、クレジットカードをテキトーに (おそらくネームバリューで) 選んでしまう人が多いという背景を考えると、Aさんのようにカード選択のミスを犯し、後に解約、そして「全般的にカードは役立たず!」という思考に辿り着く人って意外と多いのです。
もちろんテキトーに選んだカードでも、運よく自分のメリットに直結していれば、「カード=サイコ〜!」という自己評価に落ち着きますが、テキトーに選ぶとハズレを引く可能性が高いので、自然と"解約 ⇒ カードは役立たず"という流れを辿ってしまうのです。
"全般的にカードは役立たない"という思考を正しく軌道修正する方法
ではなぜ特定カード (たった1枚) の解約で、全般的にカードは役立たない!つまり、
「まだ見ぬ多数のカードすらも一様に役立たない!」
という誤解をしやすいかというと、単にカード選び・利用の経験が少ないからです。
この経験不足による誤解は別にカードに限ったことではなく、日常生活の至る所で見られることです。
例えば初めて婚活パーティーに参加した人が、参加者のスペックなり人柄なりが自分の理想からかけ離れてると感じた場合、その人は"少なくとも今回は"ではなく、"婚活パーティー自体に"参加する意味なしという認識をするようなものです。
しかし参加する意味がないのはあくまで"今回のパーティー"という話であり、"婚活パーティー全般"ではないはずです。
少なくともたった1回の参加ぐらいでは、婚活パーティーというイベント自体の良し悪しは判断できないということです。
この理屈とまったく同じで、生涯の利用カードの種類が少ない人 (特に1枚だけの人) は、カードというサービス自体の良し悪しの判断を行えるレベルにまだ到達していません。
なので解約後は何か別のカードに申込み、とにかく色んなクレジットカードを試してみましょう。
色々試すうちに、自分のベストマッチなカードが自然と見つかっていきます。