「甘い環境がニートを生む!」という事実の例を紹介しています

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【ニートがいる家庭は必見!】36歳・無職な兄が実家に居座ってる件

管理人 (私) の実家には、年季の入ったスーパーサイヤニート (?) な兄が1人います。

 

 

兄は36歳 (2016年11月現在) なんですが、関西の某有名国立大学の大学院を卒業してから現在まで、コンビニで2年ほどバイトした以外はまったく働いていません!

 

 

なぜ兄はまったく働かないかというと、単にめんどくさいからです。

 

 

働くのが超嫌いな兄なので、大学院進学の理由は就職の2年先延ばしであったのは家族の誰が見ても明らかでした。

 

また、そんな低いモチベーションで大学院に進んだから、特に勉強に打ち込むことはなく、2年先延ばしにした就活も当然まったく行わずに卒業しました。

 

 

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ニート兄は究極の金食い虫でしかない!

兄の大学在学中 (6年間) にかかった費用は、学費が年間50万円+仕送り (下宿費込み) が月々10万円だったので、この6年の費用総額は1,020万円という巨額になりました。

 

(1,020万円もあったら新車が5台ぐらい買えるじゃね〜か!)

 

 

この6年間で得た知識や経験は特になく、単に親の金を浪費するために大学に通った兄ですが、卒業後はノコノコ実家に戻り、無意味な生活を現在進行形で続けています。

 

 

一般的な家庭だと、就活の時期に親が

 

「就職活動は調子はどうなの?」

 

と気に掛けると思いますし、卒業時点で息子 (娘) が無職の場合、

 

「あんた将来どうするの?最悪バイトでもいいから仕事探しなさい!」

 

という反応になると思います。

 

 

しかし管理人の家庭 (父は会社員、母は専業主婦) は世間一般よりも超甘いというか放置体質なので、兄に就活の様子を聞くことはおそらく一度もありませんでしたし、卒業から10年以上が経過した今も、「仕事を探しなさい!」と兄に言うことはほぼありません。

 

つまり"超"が付くほど面倒臭がりな兄の性格に、甘々な親の態度が加わった結果、ハイパー無職な兄が誕生し、今も実家に居座っているという状況なのです!

 

ニート兄の自己中エピソード

あ、超面倒臭がりな兄のエピソードを1つ思い出しました。

 

大学の下宿先選びで、入学の3日前の時点でまだ下宿先が決まっていなかった兄は母に、

 

「下宿先は普通、親が見つけてくるもんや!」

 

と言い放ってました。

 

 

結局、母は家賃5万円台の物件と2万円台の物件の2つを見つけてきたのですが、当然兄は高い方の物件を選びました

 

(兄は重度の面倒くさがりだけでなく、「下宿先は親が見つけるのが普通!」と言い放ったことからも予想できるように、超自己中な人間でもあります)

 

 

(話は戻り) 大学卒業後、実家でボーっとしたりネットしたり本屋とか図書館に出かけるだけの日々が続いた兄でしたが、(冒頭でも書いたように) コンビニで突然バイトを始めました。

 

バイトシフトは週3日/ 1日4時間という比較的楽なものでしたが、ニートで居続けるよりは1万倍はマシですし、何より親が喜んでいたことが管理人的には嬉しかったです。

 

 

しかしバイトの同僚との些細な言い合いが理由で、折角2年も続けたバイトを兄はあっさり辞めてしまいました!

 

コンビニバイトをやってた時期、兄の部屋には公務員試験の参考書が何冊か置いてあったので、その時期は兄なりに将来 (ニート ⇒ バイト ⇒ 公務員) に向けて頑張っていたのだと思います。

 

 

しかしバイトを辞めて以降は将来のための努力をまったくしなくなり、次第に無気力になり、現在も兄 (36歳) はその無気力さを維持しています。

 

しかも兄は友達と呼べる人はまったくの皆無ですし、管理人とも仲が悪いので、コンビニを辞めた2010年以降は親以外とはほぼ会話をしていません。

 

なのでコミュ力と活動力は日々落ちる一方です。

 

 

コミュ力は乏しく、しかも職歴 (正社員歴) なしの36歳なので、少なくとも雇用の形で人並みの生活を送ることは既に無理な段階に入っています。

 

今は親の貯蓄と年金と実家があるので働かなくても普通に暮らせてる兄ですが、親の死後はほぼ確実にホームレスになるのだと思います。

 

(ちなみに管理人は兄を養う気はまったくありません!)

 

 

管理人が実家に帰った時に兄を見ていつもこう感じます。

 

「穀潰しはさっさと実家を出て行って、ホームレスとして生きろ!」

 

 

■多くの人はニート問題の根本を勘違いしている!

よくニート問題って"働いてないこと"に焦点がいきがちですが、金銭的に独立してる立派な無職者やホームレスも多数いることを考えると、"働いてないこと"自体は実はそれほど問題ではありません。

 

 

では何が問題なのか?ということについて、管理人独自の意見を好き放題に語っています!笑

 

【⇒ 多くの人はニート問題の根本を勘違いしている!】

 

 

■ベラルーシのニート税を参考に、日本のニート問題を考えよう!

ニート問題は世界共通ですが、何とベラルーシにはニート税なるものが存在します!笑

 

 

ベラルーシで採用されてるこのニート税を参考に、「もし日本でニート税を導入するとしたら、どんなのがいいか?」ということを結構真剣に考えてみました。

 

【⇒ ベラルーシのニート税を参考に、日本のニート問題を考えよう!】

 

 

ニート問題の最大の原因は親の甘さ!

兄が高齢ニート (定義では34歳までなので、最早ニートですらない、笑) になり、人生八方ふさがりなのは100%自業自得だけど、そのことで親が悲しむのは半分は筋違いだと管理人は思います。

 

なぜなら親は兄を36年間ずっと甘やかしてきたからです。

 

 

大学在学中の兄を少しバイトさせる状況にするために、親は仕送りを減らすこともできましたし、就活時期には「少しは就活しろよ!」とも言えましたし、職歴なしでも職が見つかる20代のうちに兄の将来について毎日真剣に議論することもできたのです。

 

しかし管理人の親はそのどれも行いませんでした。

 

 

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そして兄に対し何の働きかけもしなかった結果、親の老後 (父は既に退職) に待っていたのは会社から解放された平穏な日々ではなく、自分の息子が将来ホームレスになる可能性が高いという暗い事実でした!

 

遅ればせながらも親もこのままではダメだと思ったらしく、年に2回ぐらいは家族会議で兄に、

 

「将来私たち (親) が死んだ後、あんたはどうやって生活していくの?」

 

と聞いてるようですが兄は、

 

「実家と貯金を相続して生きていく、、」

 

という返答に終始し、後は家族会議が終わるまで無言でやり過ごしているようなのです。

 

 

また、「うちは決して裕福ではないから、遅かれ早かれ働かないといずれ生活費に困る!」

 

と兄に何回説明しても、求人のチラシすらも見ないという有様らしいのです!

 

 

管理人も実家に帰った時に兄に何回か、「親を安心させるために、さっさと仕事探して働けよ!」と言ったことがあります。

 

しかし管理人が言うと普段大人しい兄が一転、凄まじい形相で「お前に指示されたくない!」的なこと言い返し、かなり激しい口論に毎回なってしまいします。

 

 

口論が激化する理由は、もう15年以上も不仲な人間、しかも弟にとやかく言われたくないという変なプライドが兄にあるからだと思います。

 

 

この自己中で偏屈な兄を何とか働かせるために管理人は親2人に、

 

「一定期限までに雇用形態を問わずまったく働いてないか、仕事を探す態度すら見せない場合は家を追い出すべき!」

 

と提案したところ、「もうそっとしといて!」と親に泣きながら言われてしまいました。
もう親も完全な諦めムードです。

 

おそらく管理人と兄との口論が、親には相当ストレスとなっているようです。

 

 

もちろん管理人の気持ちとしてはこの穀潰しを実家から追い出したいところですが、それをすると親がより辛い気持ちになってしまうので、ここ数年の管理人はこの問題にはまったく触れていません。

 

つまり親2人は精神的に兄に何かを言える状態ではないですし、管理人はその状況を考慮し、この数年は何も言ってないので、兄としてはニートを継続しやすい環境になっているのです!

 

 

たしかに親2人は兄に甘くし過ぎたので、兄がニートになった原因の半分は親にあると本気で思います。

 

しかし父は家族のために定年までしっかり働き、母も専業主婦として家事全般をきっちりやってきた姿を思い出すと、やはり父と母が不憫過ぎてなりません!

 

ニート問題は事後対策ではなく、事前予防が大事!

管理人宅のニート問題を1つの教材と考えると、学べることは3つあります。

 

  1. ニートは生まれつきではなく、親の甘さが最大の原因
  2. 卒業後、即効でニートデビューする人は、高齢ニートになりやすい
  3. 30歳オーバーの高齢ニートが"働く (仕事探し)"という行動を取ることは、ほぼ100%ない!!

 

親が甘やかし過ぎなければ、その子供がニートになることはあまりないと思います。

 

甘やかし過ぎないとは、例えばゲームは1日1時間という決まりを作るとか、夏休みは風呂掃除とか植物の水やりを子供にやらせるといった具合のことです。

 

 

あるいは子どもが中学・高校生なら、何かの部活をやらせてみるのも良い方法です!

 

部活は心身ともに辛いことも多々ありますが、その代わり充実感や生涯の仲間を得やすいので、部活を最後までやり切れば自然とニートになりにくいメンタルが備わると思います。

 

実際、学生時代に部活をやってた人でニートになった人は管理人の周りには1人もいませんし、逆に家の手伝いや部活をまったくしてこなかった兄はニートをしています。

 

 

もちろん部活とニートの関連性の客観的なデータはないですが、自分の子がニート気質がありそうだと感じたら、とりあえず部活をやらしてみると何だか良さそうなことは多くの人がイメージできると思います!

 

つまり家の手伝いであれ、部活であれ、バイトであれ、何であれ、なるべく早いうちに親の保護下ではない環境に子供を置くと、その子供は将来おそらくニートにはならないと個人的には思うのです。

 

 

一方、管理人のクズ兄のように、卒業後すぐにニートになる人はこの時点でホームレス予備軍だと断言できます!

 

断言できる理由は、未就職だからではなく、「卒業時に未就職の状態はヤバい!」と感じ、せめてバイトで親に面目を立てるという行動すらも取らないことにあります。

 

このような人はニート状態が長期化し、親の死亡とともに (または数年後に) 路頭に迷うのです。

 

 

特に30歳超の年季の入ったニートの場合、職歴がないのは勿論、体力/ 意志の強さ/ コミュ力も当然ないので、新卒至上主義の日本でまともに生きていくことはほぼ無理なのです!

 

(厳密に言えば、自営業という道もありますが、職歴なしの高齢ニートにそんな根性はありません)

 

 

なので、「うちの子はニート体質かも?」と感じる子どもがいる家庭は、管理人宅を反面教師とし、その子をあまり甘やかさないで育てましょう。

 

【⇒ 続編:親にも問題があるから、ニート・無職な息子(娘)は立ち直らない!】

 

 

■ニート諸君、国民年金保険料の免除申請はもうやったかな?

ニートや無職者は無収入な場合が多く、おそらく年金保険料を払ってない人も多いはず!

 

 

しかし年収122万円以下の人が市役所に保険料免除の申請をすると、かなり高い確率で保険料が全額免除され、しかも基礎年金額 (受給年金額) が納付者の50%ペースで毎月加算されていきます!嬉

 

 

なのでニート・無職者は速やかに市役所に行こう!

 

【⇒ 低所得・無職の人は必見!将来年金を半分もらうために、国民年金保険料の免除申請をしよう!】

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