ペーパードライバー講習(教習所・出張)を受けるかどうかの判断基準はコレ!受講料の相場も
車の免許を取得して以降、まったく運転しなかったり、あるいは長期間運転から離れてしまった人はかなり多いと思います。
しかし自分を取り巻く環境の変化 (田舎に引越し、送り迎え) などで、近々運転を再開する必要に迫られてる人も多いことでしょう。
もし自力で再開できれば問題なしですが、運転への過度の恐怖や完全な自信喪失のため、近所を軽く走るのすら困難な人は、ペーパードライバー講習(教習)を受けるという手があります!
ここで、ペーパードライバー講習とは、プロ教官の指導の下、実走により運転感覚を取り戻していく実技のことです。
この講習は近所の教習所で受けるのが一般的ですが、近年は出張スクールという、自分が指定した場所 (自宅など) までインストラクターが来訪するタイプの講習もあります。
教習所/ 出張スクールはそれぞれ一長一短ですが、主に次のようなメリット・デメリットがあります。
■教習所講習のメリット・デメリット
- 教習所内のコースで安心・安全に練習できる
(メリット)
- 教習所まで通う手間が発生
- 出張スクールよりも割高になりがち (1時間で6〜7千円が相場)
(デメリット)
■出張スクールのメリット・デメリット
- 練習場所を指定できる (=自宅周辺や普段使う道で練習できる)
- マイカー練習可
- 教習所よりも安い傾向あり (1時間で5千円程度が相場)
(メリット)
- 出張料 (1回500円〜5千円程度) が発生
(デメリット)
大雑把には、教習所は安全性 (練習中、国道で事故を起こさない を重視する人向きで、出張スクールはマイカーで練習したいとか、教習所に行く時間がないといった人向きだと言えます。
尚、両者の料金についてですが、受講料自体は教習所の方が高めですが、出張スクールは出張料を取られるケースが多いので、総額で考えると双方で大差はありません。
参考までに、京都にある一部の教習所/ 出張スクールの受講料(税込)を載せておきます。(2018年11月現在)
■教習所
教習所 | 教習コース | 受講料(講習料金) |
二条自動車教習所 | 3時限コース | 20,250円 |
5時限コース | 32,400円 | |
8時限コース | 49,680円 | |
ニュードライバー教習所 | 5時限セット | 30,000円 |
■出張スクール
教習所 | 教習コース | 受講料(講習料金) |
NPO法人トラフィックセーフ | 1時限 | 4,500円+出張料(無料〜3千円以上) |
2時限 | 8,500円+出張料(無料〜3千円以上) | |
3時限 | 12,500円+出張料(無料〜3千円以上) | |
ペーパードライバー教習所「運転塾」 | 3時間 | 20,000円+出張料(無料エリアあり) |
6時間 | 33,000円+出張料(無料エリアあり) | |
10時間 | 53,000円+出張料(無料エリアあり) |
地域により差はあるでしょうが、受講料はだいたい上記のようなイメージです。
運転の必要に迫られてるペーパードライバーの人は、たとえ5千円〜2・3万円程かかったとしても、教習所なり出張スクールなりで、運転に対する自信を早めに取り戻しましょう!
そして少しでも自信が戻ったら、後は自力でコツコツ練習を重ね、人並みレベルのドライバーに進化していきましょう。
【⇒ 関連:ペーパードライバーの運転練習はコレがおすすめ!】
受講料を払いたくない!という理由で、いつまでもペーパーでいるのは勿体ない
受講 (教習所/出張スクール) を先延ばしにしてる理由が、仮に"受講料が惜しい"というものであるなら、その考え方は少々改めるべきです。
なぜなら受講料を惜しみ、現状 (ペーパー) を維持し続けるということは、免許取得時に要した約30万円をドブに捨てたも同然だからです!
それに (もし免許証を保有し続けるなら、) 5年ごとに免許更新料 (3千円程度) を払ったり、更新時講習 (30分〜1時間) を受けたりと、ペーパーの人は免許から何のメリットも得てないのに、このような負担が延々と続くことになります。
ペーパー講習を受ければ、それをきっかけに運転する習慣が身に付き、後は自分の努力次第で運転技術を高められ、車で自由に移動できる生活が手に入ります。
そうなれば既に払った免許取得費用や更新料なは、これまでとは一転、意味のある支出となります。
なので過去の車関連費用を意味あるものに変えるために、また、車ライフを満喫するために、まずは少額でペーパー講習にトライしましょう!
(ペーパー講習が不要になれば、後は一般道を色々走り、運転に慣れましょう)