日本年金機構運営の年金ネットは、年金保険料の納付状況(納付済・猶予・未納)や将来の受給予想額を確認できます!

このエントリーをはてなブックマークに追加 

年金ネットに登録すると、各保険料の納付状況や将来受け取れる見込額等が一発で分かる!

自分の年金記録をしっかり把握しておきたいと感じた私は、年金ネットにて定期的にその記録 (国民・厚生・共済・遺族) を確認しています。

 

 

(補足:年金ネットとは、国民・厚生・共済・遺族年金の保険料の納付状況や将来の受給見込み額等を見れる、日本年金機構運営のサイトのこと)

 

 

当初、年金ネットって大したことないサービスだと予想してましたが、思いのほか優秀なことが判明したので、当記事でその優秀さを詳しく紹介していきます。

 

 

まず年金ネットを使うには登録 (無料) が必要で、ユーザIDが届くまでに5日〜1週間ほどかかるので、早めに登録作業を行います。

 

 

スポンサーリンク

 

 

IDが届くと、既に作成済のパスワードとともにログインします。

 

 

 

 

当記事の画像は2018/1/26時点の私の年金ネットのものですが、サイト内の年金記録の情報更新は日々行われていて、当記事の情報はつい昨日 (2018/1/25) のものになります。

 

 

つまりいつログインしても、常に最新情報を閲覧できるというわけです!嬉

 

 

サイトでは年金関連の色んな情報が閲覧できますが、特に重要なのは「年金記録の一覧表示」と「年金見込額試算」なので、2つを中心に見ていくことにします。

 

 

 

まず年金記録の一覧からで、私の場合は以下のようになります。

 

(私の保険料支払いの大半は国民年金で、厚生年金が4年4ヶ月であることが分かります)

 

 

 

また、同じ国民年金でも、フォント (文字) が黒色、茶色の2種類がありますが、黒色は"該当月の保険料を全額納付済"であり、茶色は"該当月の保険料を猶予・免除"という意味になります。

 

 

例えば平成22年9月 (黒色の国民年金) の状態を見ると、"国民年金保険料を納付しています"と表示されるので、この月は保険料 (国民) を全額支払い済ということが確認できます。

 

 

 

また、平成23年9月 (茶色の国民年金) を見ると、"納付猶予が求められています"と表示されますが、この月は学生納付特例制度という、保険料の支払い期間の延長措置を受けてる最中なので、このような表示になっています。

 

 

(通常、年金保険料は支払該当月から2年以上遡って払うことはできませんが、学生納付特例を利用すると、10年以内 (例えば平成23年9月分は平成33年9月末まで) なら遡って払えます)

 

 

あるいは平成25年9月 (厚生年金) を見ると、勤め先や厚生年金基金の加入有無、標準報酬月額 (受給年金額のベース)、標準賞与額 (いわゆるボーナス) といった情報が表示されます。

 

 

 

年金ネットの厚生年金情報と会社の雇用契約上の情報 (おそらく雇用契約書に記載) を比較し、仮に後者 (例えば契約上は基金加入有、支給総額30万円/月) が前者 (例えば年金ネット上は基金加入無、標準報酬月額20万円) に大きく劣っている場合、会社のその間違いを自分が気づけるきかっけになります。

 

 

こんな感じで年金ネットは、自分が加入してる各年金の保険料の納付状況などを簡単に知れますし、万一、年金漏れが発生していたとしても、記録を見れば一発で気づけ、その旨を年金機構に電話で伝えたりできる優れものというわけです!

 

 

また、国民・厚生年金の納付状況のまとめを見たい場合は、以下のようなページが用意されています。

 

 

 

ここで (私の場合) 注目すべきは、現状、保険料の追納が可能だけど、まだ払ってない納付猶予月数 (赤枠部) 8ヶ月の存在をしっかり認識し、将来、この期間が未納期間にならないよう、追納できるうちにしっかり追納するということです。

 

 

こんな感じで自分の納付状況が一目瞭然になるので、(おそらく何か1つは年金保険料を払ってるであろう) 20歳以上の人は、ぜひ年金ネットを活用すべきだと思います。

 

 

あと、今までの加入実績に応じた年金見込額の情報も参照できます。

 

会社勤め年数があまり長くなく、主に国民年金に頼るであろう私の場合、現状の総見込額は年額258,814円と相当低いですが、何にしろ、こういった情報をネット上で観れるのは本当に便利です。

 

 

 

それに年金記録の漏れもがたびたびニュースになる昨今なので、まだ年金ネットに未登録の人は、ぜひこの際、登録してしましょう!

 

スポンサーリンク


ページトップに戻る↑