脛の難治性疲労骨折から完全復活を果たした実話

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脛の疲労骨折発覚から手術、完治するまでの体験談!

実は管理人 (私) の左足には直径10mm、全長30cmほどのチタン製の金属棒『髄内釘 (ずいないてい)』が入っています。

 

入っている理由は、過度な運動が原因で起こる脛骨 (けいこつ) の疲労骨折が発覚 (2010年3月) してから丸2年が経っても完治しなかったので、その骨折が治癒しやすい環境にするために髄内釘挿入の手術をした (2012年4月) からです。

 

(疲労骨折の症状って簡単に言えば、骨に1本ないし複数本のヒビが入ってる状態のこと)

 

 

髄内釘挿入でヒビが治りやすくなる理由は、脛骨にかかる物理的な負荷 (体重、跳ぶ・走るなどの運動の衝撃) の一部をその棒が支えるので、脛骨自体にかかる負荷が激減するからです。

 

そもそも疲労骨折は骨の回復力 (睡眠・食事) を上回る物理的な負荷が一定期間かかる場合に起こるので、髄内釘により骨折箇所の負荷を取り除くと、必然的に骨折 (ヒビ) は回復していくという原理なのです!

 

 

ちなみに髄内釘挿入の手術は、膝を4cmほど縦に切開し、膝の筋肉・靭帯を経由し、脛骨の中心部に打ち込む形で行われます。

 

 

(脛骨の中心部はほぼ空洞になっていて、神経は通ってないので、棒を入れても無痛)

 

イメージ的には、チクワの中 (脛骨の中心) にキュウリ (棒) を入れるようなもので、それほど難易度の高い手術ではありません。

 

 

ただし手術なので、当然リスクもあります。

 

例えば挿入中に髄内釘が壊れ、健康な骨を突き破ってしまうとか、膝周辺の神経を誤って傷つけてしまうとか、感染症などのリスクです。

 

それから手術後2ヶ月程度、特に2週間ほどは膝を曲げるのが痛く、それゆえ日常生活が不便になる苦痛も受けます!

 

 

最初、管理人は「体に異物が入るのは嫌だ!」と思ったので、手術ではなく、骨の回復力を高めるとされてる超音波治療 (セーフス) にて疲労骨折の完治を目指しました。

 

超音波導入後 (2011年2月) 、骨折部 (ヒビ) は徐々に解消されてきたのですが、転職先の業務内容が結構肉体労働だったこともあり、転職後 (2011年8月) は一転、超音波を使っても治らなくなりました。

 

 

こうして治りが完全に止まってしまったので、上記リスクを承知のうえ、2012年4月に手術を受けました。

 

すると1年後 (2013年4月) にはヒビがまったく見えなくなり、医者から「完全に骨がくっ付きました!完治です!」という神の言葉を頂けたのです!

 

 

しかし発覚から完治までの3年間には、想像を絶する葛藤・ストレスがありました!

 

ということで、ここからは左足脛骨の疲労骨折の発覚から完治までに管理人が辿った超リアルな話をします。

 

脛骨の髄内釘手術や超音波治療の体験談について、当記事ほどリアルなものはないと思うので、「疲労骨折が治らなくて苦しんでる!」とか、「超音波治療の効果を知りたい!」「髄内釘手術をするか否かで迷ってる!」という人は、ぜひ参考にしてほしいです!

 

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疲労骨折を最初は甘く考えてました!

2010年2月頃、いつものように跳躍やランニングなどのトレーニングをし始めると、

 

「あれ!何か脛の辺りが痛い!」

 

ということに気づきました。

 

しかし開始直後は痛いけど、しばらくするとその痛みは消えるので、あまり気にせず鍛える日々を送っていました。

 

 

しかし3週間ほどすると、脛の痛い部分が明らかに膨らんできたので、「これはマズイ!」と思い、近所の整形外科 (町医者) に行き、レントゲンを撮ってもらうことにました。

 

レントゲン検査の結果、医者から「これは脛の疲労骨折だ!完治まで約3ヶ月ほどかかるから、激しい運動は控えるように!」と言われました。

 

 

しかし管理人は跳躍・走る系のトレーニングはその時点で10年ぐらい習慣的にやってましたし、軽い運動ならOKと言われましたし、何より"疲労骨折の (厄介さ) 治りにくさ"を甘く考えてたので、「軽めの調整」という名の「ハードワーク」をその後も行いました。

 

 

疲労骨折は交通事故などのボキッとなる完全骨折とは違い、初めに刺すような痛みはあっても30分もすれば収まりますし、全力で運動もできるので、痛みを無視しつつそのままハードワークを継続してしまいがちなのです!

 

【⇒ 関連情報、脛の疲労骨折を甘く考えては絶対にダメ!】

 

「疲労骨折=厄介」なことにやっと気づく!

こうして3ヶ月経過後も症状はまったく良くならないまま、月日が流れました。

 

しかし2011年1月のある日、口にできた血豆の件で京都 (管理人の現住所) の某内科を訪れた日に初めて、疲労骨折が相当深刻な状態であることが判明しました。

 

その内科の医者に「他に具合の悪いところはないか?」と聞かれた際、疲労骨折が10ヶ月経っても治らないことを伝えると、京都の某病院の整形外科医を紹介されたので、その流れでその外科医の元を訪ねました。

 

 

そしてその外科医 (スポーツ整形のスペシャリスト) に脛の状態を説明し、レントゲンを撮りました。

 

すると外科医は開口一番、

 

「手術が必要かもしれんし、もっと詳しく患部の状況を知るために、近々MRIを撮ろう!」

 

との発言が飛び出しました!

 

 

「手術って僕の脛の状態はそんなに悪いのか?MRIって何だかもの凄く本格的な検査じゃないのか?」

 

と聞いたところ、「疲労骨折としては相当厄介 (難治性) で、手術する方がいい状況かもしれない!」と言われました。

 

 

しかし約1週間後に受けたMRI検査の結果から、手術しなくても治療できる可能性が出てきました。

 

その治療法とは、超音波骨折治療機器セーフスという道具を使い、自宅で患部に毎日超音波を当てていくというものです。

 

 

 

超音波で患部周辺の骨細胞を刺激し、骨折部の治癒力を高めるという手法ですが、人により効く効かないが分かれるので、この治療が管理人に有効か否かは実際に使ってみないことには分からないという状況でした。

 

しかし手術は絶対に避けたかったので、藁 (わら) をもすがる思いので、超音波治療を希望しました。

 

超音波は最初は効果があったのだが、、

2011年2月から毎晩20分、患部に超音波を当てる治療が始まりました。

 

といってもセーフスを患部に接触させとくだけですし、超音波を当ててもビリビリ等の刺激はまったくないので、20分が経過するのをただ待つのみとなります。

 

 

しかし管理人の場合、その効果は目に見えて現れました。

 

MRIの時点では手術の可能性があったほどに悪かった脛骨のヒビが、徐々に薄くなっていったのです!

 

実際、外科医も「このまま完治しそうなや!」と言ってました。

 

 

ですがそんな回復ムードは、肉体労働への転職で一転しました。

 

管理人は2012年6月までは内勤業務 (IT系) をしてたのですが、諸事情により退職し、その8月に工場の生産管理の仕事に転職しました。

 

そして (おそらく) その転職先の業務内容が原因で、以後は超音波を用いてもヒビの回復がまったく進まなくなりました!

 

 

なぜなら工場でかなりの肉体労働を強いられたために、超音波効果を相殺する過度な負荷が脛骨にかかったからだ思われます。

 

本来なら生産管理は楽な仕事なんですが、肉体労働部門は離職率が異常に高いので、その穴埋めを管理人がしていたのです!

 

「奴隷でもあるまいし、普通の肉体労働で骨の回復が止まるのか?」

 

 

と普通は考えそうですが、ほんの一点に亀裂があるダムに水圧をかけると比較的簡単に決壊するのと同じような原理で、亀裂 (ヒビ) のある脛骨に週5日・1日8時間の物理的な負荷 (肉体労働) が加わると、明らかに治りが悪くなったです!

 

内勤時代は順調に回復し、転職後の生産管理 (実質、肉体労働) で治らなくなった事実を考えると、工場での労働が不治の原因であることはほぼ確実です。

 

 

もちろん工場を辞めれば良かったんですが、辞めると家族を養っていけなくなるので、嫌々でも続けるしかなかったのです!

 

(ちなみに現在はIT系に転職済)

 

 

とは言え、疲労骨折が治らないまま今後も人生を送っていくのは心身の健康に悪いので、会社に事情を説明し、2012年4月に思い切って手術を受けました。

 

しかも運のいいことに、4月に新卒が大量に入ってきたので、管理人は生産管理の職務に専念できるようになりました。

 

肉体労働から外れたので、数ヶ月もすれば手術なしでも完治したかもしれません。

 

 

しかし疲労骨折は再発する可能性があるので、その可能性のことや今後もトレーニングをしたい等を考慮し、手術で永続的に脛骨にかかる負荷を軽減する道を選んだのです!

 

それに生産管理限定だと、術後3週間ほどで復帰できる見通しが立っていたことも、手術の決め手になりました。(結局、2ヶ月休んだけど)

 

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そして手術へ

2012年4月に京都の某病院で、左足脛骨の難治性疲労骨折の手術を受けました。

 

(手術前に各種検査 (金属アレルギーの有無、血液検査、肺活量測定など)や、手術リスクに関する同意書・入院誓約書にサイン、脛毛のバリカン剃りなどを行います)

 

 

 

手術時間は約1時間で、全身麻酔で行いました。

 

全身麻酔を打たれてから20秒ほどで意識がなくなり、気づけば集中治療室にいました。

 

(術後翌日の朝まで集中治療室にいました)

 

 

(手術から4時間ほど経過後に) 意識が戻ってからまず思ったのが、

 

「左足 (髄内釘入れた方) をほぼ曲げれなくてしんどい!」

 

「膀胱に異物が入ってる感じがして、気持ち悪い!」

 

ということでした。

 

 

管理人は膝をポキポキ鳴らす癖があるので、頑張っても5度ぐらいしか左足を曲げれない状況は本当に辛かったです。

 

しかし傷口自体は特に痛くありませんでした。

 

ネットで髄内釘体験談などを読むと、「術後は強烈な痛みがあった!」とかよく書かれてますが、左足を伸げる動作をしない限りは管理人は特に痛くなかったです!

 

 

また、膀胱に異物が入ってる感の原因は、尿を出す管を例の先端 (片仮名3文字) から膀胱に差し込んでたからです。

 

管は翌日の午前に抜きましたが、抜いてる最中の約2秒の感触が超気持ち悪かったです!

 

こうして抜いた後は、集中治療室から一般病室 (6人) に車いすで移動しました。

 

手術後 (入院中) に辛かったこと

左膝を曲げる動作全般 (トイレ・風呂・リハビリなど) が辛かったです。

 

大部屋移動後、トイレで大をするために便座に座ろうとしたのですが、予想以上に左足が曲がらず、結構大変な姿勢になったので、緊急呼び出しボタンで看護師さんに助けてもらいました。笑

 

日本のトイレって小さい傾向があり、しかも管理人は184cm、83キロぐらいの巨漢なので、満足に左足を曲げれない状態でのトイレは特に大変でした!

 

 

それから風呂 (術後4日目から入浴) も結構大変でした。

 

まず一般病室から風呂まで往復で200m近くあったので、この往復が超億劫でした。

 

 

また、風呂に入ると体を洗うことに集中するあまり、左足を曲げ過ぎてはダメなことをついつい忘れてしまいます。

 

もし曲げすぎた場合、「ぐああ〜!!」な事態に陥ってしまいます。笑

 

(リハビリについてはすぐ下に記載↓)

 

 

入院期間はちょど2週間で、日が経つごとに左膝は曲がるようになり、各種動作もは徐々に楽になりました。

 

とは言え、術後2週間では円滑に日常生活を送れるまでには回復せず、結局職場復帰したのは術後から約2ヶ月のことでした。

 

(労災が原因の手術ではないのに、仕事を2ヶ月も休ませてもらえ、しかも基本給の6割が支給されました)

 

リハビリの様子

リハビリは手術翌日の夕方からさっそく始まりました。

 

リハビリの目的は、

  1. 運動不足解消 (特に下半身) のためのストレッチ
  2. 左足 (左膝) の可動域を徐々に上げ、なるべく早く術前の可動域に戻すこと

の2つでした。

 

ストレッチは術後2〜5日目は5種類 (内転筋/ 外転筋/ ハムストリング/ 太もも/ 腰のストレッチ) で、6日目はこれに自重のスクワット、7日目はふくらはぎを伸ばす運動が加わりました。

 

術後2日目に初めて5種類のストレッチをやった後、膝を限界まで曲げてみると、45度ぐらい曲がりました。

 

 

しかし手術箇所から出血したので、取り乱しながらリハビリの先生に、「傷口から出血が〜!」と言うと、「傷口は10日もあれば完全に付くから、気にしない!」と冷静に言われました。笑

 

そんなこんなでストレッチと可動域の確認を繰り返すと、術後7日目には110度ぐらいまで曲がるようになっていました。

 

 

そして8日目にはエクササイズバイク (よくジムに設置されてる固定式の自転車) がリハビリに加わりました。

 

自転車を漕ぐ動作が、膝の可動域改善に役立つのです!

 

 

自転車1回目 (術後8日目) は、ペダルを1周分こぐごとに左膝が痛かったですが、3回目 (10日目) ぐらいから痛みは徐々に減り、退院日前日 (6回目、13日目) には10分続けて漕いでも大丈夫なまでに可動域が改善しました。

 

(自転車漕ぎはアスリートの復帰リハビリみたいで、結構気に入ってました)

 

退院日前日の膝の可動域は、ゆっくり曲げるという条件なら、手術前とまったく同じレベルにまで回復しました。

 

 

リハビリはほぼ毎日ありましたが、病室では特にすることがないので、自主的にストレッチもしてました。

 

それ以外の時間は本を読んだり、ケータイを触ったり、面会人が来たときは雑談するなどし、時間を潰していました。

 

 

それと病院の許可を取れば、外に出られました。(行先と帰宅時間を告げることが条件)

 

入院生活はあまりに暇すぎて、気分転換に1回だけ近くのスーパーに行ったんですが、歩行は結構しんどかったので、それ以降は病院に引きこもってました。

 

 

そして2週間という入院期間が終了し、無事に退院しました。

 

退院日に抜糸をしたんですが、心配性な管理人は、「傷口 (←くっ付き済) から水が染み込んで、感染症になったらどうしよう?」としばらくは不安でした。笑

 

退院後の生活

退院時点では日常生活にまだまだ支障が出る状態でした。

 

まず、かがむ姿勢 (ヤンキー座り) が出来ないですし、走ったり、跳んだりすることはご法度なので、当然スポーツにはまだ復帰できません!

 

(管理人の趣味であるバスケ復帰には、慎重を期っし、約半年ほどかけました)

 

 

また、仕事も完全に休んで暇だったので、仕事復帰までの残り1ヶ月半の間は、入院当時のリハビリの傍ら、(なぜか) TOEICの勉強をするなどして過ごしました。

 

 

退院後の最初の3ヶ月ぐらいは、2〜3週間に1回ペースでリハビリに通い、スポーツ復帰を視野に入れたリハビリを行いました。

 

そして術後3ヶ月ぐらいで軽いジョギングや3割程度の跳躍が認められました。

 

そして術後6ヶ月ぐらいで全力疾走、全力跳躍が可能になったので、この辺のタイミングでバスケやある程度高負荷なトレーニングを再開しました。

 

 

ちなみに管理人は足首が固く、また跳躍時に左足だけで着地し、さらに着地が上手じゃなく (衝撃の大きい着地をしている)、しかも体のバランスが崩れている!とリハビリの先生に指摘されたので、退院後のリハビリでこれら欠点を改善する動きも練習しました。

 

 

一方、疲労骨折を治すため (髄内釘挿入のため) に健康な左膝をわざわざ切開したので、脛骨のヒビが治らなければその苦行はまったく意味がありません。

 

ということで、退院後2〜3ヶ月に1回ペースでレントゲンを撮り、骨の回復具合 (ヒビの修復具合) の確認をしました。

 

 

すると毎回のレントゲンでその回復ぶりがハッキリと確認できました!

 

そして手術から1年後 (2013年4月) にはヒビが完全に消失し、ついに医者から、「もう骨は完全にくっ付いただろう!」という感動の言葉を聞けました!

 

まとめ

疲労骨折発覚 (2010年3月) から完治宣言 (2013年4月) までの約3年は、管理人の人生史上、最も鬱な時期でした。

 

特に、超音波で一旦はかなり改善したのに、転職後の肉体労働により状況は一変し、にもかからわらず生活費を稼ぐために仕事を辞められず、鬱々していた時期が一番の生き地獄でした!

 

 

管理人のこの悲惨な経験から、当記事を読んでる人は以下の2つのことを学べると思います。

  1. 脛に違和感を感じたら、なるべく早く総合病院の整形外科 (スポーツ整形) に行き、レントゲン診断をしてもらう!
  2. 疲労骨折は数年治らなくても、最悪手術で完治する!

 

まず1についてですが、町医者ではなく、スポーツ傷害に詳しい整形外科医がいる総合病院で診断を受けましょう。

 

なぜなら町医者の場合、手術が必要なレベルの疲労骨折を負ってる患者はあまり来ず、それゆえ稀に来た場合、「疲労骨折は放置しとけば治る!」という診断を出す可能性が高いように感じるからです!

 

 

それに町医者は (実体験レベルで) 最先端医療から離れてる場合があり、難治性疲労骨折者に対し、超音波治療という提案を出来ない人物もいると思われるからです。

 

 

実際、手術するか否かで迷ってた際、セカンドオピニオン的な感じで、地元の個人経営の整形外科医に、

 

「疲労骨折に対する、超音波や髄内釘手術の効果はどう思いますか?」

 

と聞いたことろ、その医者は「実際にそれらを患者の治療に使ったことがないから分からない!」と答えました。

 

 

もちろんこれら治療に精通してる町医者も多数いるでしょうが、個人的には比較的規模の大きい、スポーツ外傷に詳しい整形外科を選ぶのが無難だと思います!

 

 

それと2は、今疲労骨折で苦しんでるすべての人に対し、声を大にして言いたのですが、

 

「たとえ長期的に疲労骨折が治らなくても、超音波治療や最悪、髄内釘挿入を行えば、完治する可能性はかなり高い!」

 

ということです!

 

 

実際、管理人は受傷から1年経過というかなり遅い時期から超音波治療を行いましたが、途中まで (肉体労働前まで) はいい感じで回復してましたし、2年経過という相当遅い時期に髄内釘を入れたにもかかわらず、疲労骨折は完全に治りました。

 

 

一方、疲労骨折のことをネットや書籍で調べると、

 

「疲労骨折は時間経過とともに治りにくくなる!」

 

などとよく書かれているので、長期的に治らないと焦ってしまいがちですし、焦る気持ちは管理人は痛いほど理解できます。

 

 

しかしネットや書籍が言ってるのは、あくまで"再生力が落ちる"ということであり、"再生力がゼロになる"とは一言も書いてないはずです。

 

つまりある程度時間が経過しても、骨の再生力はちゃんと生きているのです!

 

 

なので長期的に治らない場合、僕たちの方 (患者側) から医者側に、

 

「超音波治療や、最終的には髄内釘手術はどうか?」

 

などと打診してもいいと思います!

 

 

少々長くなりましたが、以上で管理人の脛骨疲労骨折のリアルな話を終わります。

 

最後にもう一度いいますが、

 

「疲労骨折はしっかり治療すればほぼ確実に完治するので、絶対に諦めないで下さい!」

 

 

ちなみに、手術+入院の費用ってかなり高額になります。(管理人の場合は約33万円)

 

しかし高額療養費制度を利用すれば、自己負担額の大半が後日に戻ってきます。

 

 

なのでもし手術の可能性があったり、既にした場合は、【体験談】高額療養費の支給申請の話がかなり参考になります。

 

(当記事の内容はあくまで管理人個人の意見・体験であり、医学的見解や治療効果の是非を書いたものではありません)

 

【⇒ 脛の疲労骨折を甘く考えては絶対にダメ!に続く】

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