人気の格安SIMを徹底比較!(おすすめ順)
世間で大人気の以下の7種類の格安SIMの詳細と要点を分かりやすく解説しつつ、管理人の独自視点でそれらをランキング化しています。
なので格安SIM選びに迷っていたり、各格安SIMのスペックの全体像が知りたい人はぜひ一読して下さい!
DMMモバイル/ 楽天モバイル/ BIGLOBE SIM/ mineo (マイネオ)/ U-mobile/ OCNモバイルONE/ TONEモバイル/
人気の格安SIMを徹底比較!(おすすめ順)
第1位は、"DMMモバイル"
動画配信やオンラインゲーム、FX取引などでお馴染みのDMM.comが提供する格安SIMです。
当格安SIMは基本料金が業界最高レベルの安さですし、通信速度も相当速く、しかも選べるデータプランも豊富となっています。
他の格安SIMよりも基本料金が10〜15%も安いのは驚異の一言ですし、DMM.comは資金力があるので、高速通信の維持に必要な通信設備の強化への投資を惜しみません!
それと、1〜10GBプランまではほぼ1GB単位でプランが用意されているので、自分のネット利用頻度に適したプランを見つけやすくなっています。
また、DMMトークアプリ (利用料無料) にて通話を行うと、通話料半額 (10円/30秒) にて電話をかけ放題できるので、たくさん通話する人には心強いサービスとなります。
さらにバースト機能が付いてるので、その月のデータ容量を使いきっても、すぐには低速通信に切り替わらず、一定時間は高速のままネット通信を行えます。
バースト機能が付いてる格安SIMはあまり多くないので、頻繁にネットをする人には特に価値の高い機能となります!
つまりDMMモバイルは利用コスト/ 通信速度/ 選べるデータプランの多さどの角度から考えても申し分なしなので、個人的には総合No.1の格安SIMだと位置づけています!
SIMの種類 | プラン (月間高速データ容量) | 基本料金 (月額) |
データSIM | ライト (高速通信なし) | 440円 |
1GB | 480円 | |
2GB | 770円 | |
3GB | 850円 | |
5GB | 1,210円 | |
7GB | 1,860円 | |
8GB | 1,980円 | |
10GB | 2,190円 | |
15GB | 3,600円 | |
20GB | 4,980円 | |
通話SIM | ライト (高速通信なし) | 1,140円 |
1GB | 1,260円 | |
2GB | 1,380円 | |
3GB | 1,500円 | |
5GB | 1,910円 | |
7GB | 2,560円 | |
8GB | 2,680円 | |
10GB | 2,890円 | |
15GB | 4,300円 | |
20GB | 5,980円 | |
【⇒ DMMモバイルの公式サイトへ】 |
第2位は、"楽天モバイル"
業界シェアNo.1をほこる格安SIMです。
業界トップに君臨できる理由は2つあり、1つは"5分以内の国内通話が無料"であること、もう1つは"楽天スーパーポイントの付与特典が多い"ことです。
月額850円の「5分かけ放題」に加入すると、5分以内のショート通話は回数無制限で無料になるので、数分程度の短い通話を頻繁に行う人や、5分以内のかけ直しを徹底できる人には神がかったサービスとなります!(5分超過分は10円/30秒)
また、通話SIMの申込者が楽天市場で買い物すると、楽天スーパーポイントが2倍(100円で2ポイント) 貯まりますし、市場での買い物代金を楽天カードで支払うと、何と3倍 (100円で3ポイント) 貯まってしまいます!
他にも、月々の支払い料金 (事務手数料と端末購入代金は除く) の1%分のポイントが貯まったり、SIM受け取り月の基本料金が無料になったりと、とにかく付帯サービスが充実しています。(データSIM/ 通話SIMのどちらも対象)
一方、楽天モバイルは申込者が相当多く、回線が常にフル稼働しているので、通信速度は普通レベル (決して遅くはない) となります。
ですが基本料金は比較的安いですし、ショート通話と楽天ポイント特典に優れているので、短い通話が日常化していたり、楽天市場をよく利用する人には特におすすめな格安SIMとなります。
SIMの種類 | プラン (月間高速データ容量) | 基本料金 (月額) |
データSIM | ベーシック (高速通信なし) | 525円 |
3.1GB | 900円 | |
5GB | 1,450円 | |
10GB | 2,260円 | |
通話SIM | ベーシック (高速通信なし) | 1,250円 |
3.1GB | 1,600円 | |
5GB | 2,150円 | |
10GB | 2,960円 | |
第3位は、"BIGLOBE SIM"
インターネットプロバイダの最大手が提供する格安SIMです。
当格安SIMはデータSIMが計3プラン、通話SIMが計4プランあるのですが、BIGLOBE会員 (WiMAX/ 光ファイバー/ ADSL等の利用者) だと全7プランとも、基本料金が非会員よりも一律200円安くなります。
この200円の減額は相当強烈で、会員の人だと基本料金が、同じデータ容量プランのDMMモバイルよりも安くなります!
また、当格安SIMは通話料の安さにも秀でています。通常の通話料は他の格安SIMと同様に20円/30秒ですが、「BIGLOBEでんわ」アプリのオプションサービスである「通話パック60 (月額650円、不課税)」に申込と、その650円で月間通算60分の通話を行えます。(60分超過分は10円/30秒)
一方、前述2つの格安SIMも通話料の割引サービスに注力していますが、月間60分の通話コストを比較すると、DMMモバイル (DMMアプリ利用時) は1,200円、楽天モバイル (5分かけ放題+5分以内に切るを徹底) は850円、BIGLOBE SIMは650円となります。
なので月に60分前後 (もう少し厳密には40〜70分前後) 通話する人には、BIGLOBE SIMが最も通話コストが安くなります!
また、ライトSプラン (6GB) と12GBプランの2つに関しては、Wi-Fiスポットを1ライセンス無料で取得できます。
(上記2プラン以外のBIGLOBE会員は250円、非会員は450円で1ライセンスを取得できます)
2016年5月現在、Wi-Fiスポットはコンビニ/ カフェ/ 主要な駅/ 空港などに合計約8万ヶ所ありますが、Wi-Fiスポットにてデータ通信を行うと契約プランの残容量を消費せず、または残容量ゼロでも高速通信を行えるので、外でネットを多用する人はこのスポットサービスをぜひ積極活用してほしいです!
それと、当格安SIMはデータSIMのみ口座振替でも料金を支払えます。
一般的に格安SIMの料金支払い方法はクレジットカード払い一択となるケースが多いので、クレカを持ってないとか持ちたくないという人でも申込みが可能となります。
ということでBIGLOBE SIMについてまとめると、月間の通話時間が40〜70分程度になりそうな人、Wi-Fiスポットを積極利用できる人、クレカを持ってない人に最適となります!
SIMの種類 | プラン (月間高速データ容量) | 基本料金 (月額) |
データSIM | 3GB | 900円 |
6GB | 1,450円 | |
12GB | 2,700円 | |
通話SIM | 1GB | 1,400円 |
3GB | 1,600円 | |
6GB | 2,150円 | |
12GB | 3,400円 | |
第4位は、"mineo"
関西電力を親会社に持ち、eo光やeo電気などで有名なケイ・オプティコムが提供する格安SIMです。
一般的に格安SIMはSIMフリーやドコモの端末でしか使えませんが、mineo (マイネオ) だとauプランを選べばau端末でも利用が可能になります。(ドコモ端末の利用者はドコモプラン)
また、mineoのスペックとしては、"基本料金の割引"と"データ容量のシェア"の2つがメインとなります。
割引内容は、複数回線や家族回線 (副回線) の申込で、1回線につき基本料金が50円安くなるというものです。
割引額は小額ですが、家族メンバー (主回線と同一住所の人、最大5人) の前月の残容量を、当月容量が不足する家族の誰かに提供でる「パケットシェア」が採用されているので、家族数人で格安SIMに乗り換えり予定の人は、家族間でデータ容量に融通を利かせられるmineoはかなり良い選択だと思います!
パケットシェア対象となる容量はあくまで"前月の"残容量なので、容量をバカ食いする家族メンバーがいたとしても、他のメンバーの高速データ通信には何ら影響はありません。
さらに同居・別居の家族やmineoユーザーの友人などと前月/ 当月の残容量を分け合える「パケットギフト」や、全mineoユーザーと残容量をシェア (提供時は無制限、取得時は月間1GBまで) できる「フリータンク」のサービスもあるので、お互いに協力し合えば自分の契約プラン以上の容量を使うことができます!
なのでmineoはアプリのダウンロード回線が多いとか動画の視聴時間がそこそこ長いとか、あるいは格安SIMへの移行を家族数人で考えている場合に重宝すると思います。
一方、mineoに通話料の割引サービスはないので、通話機会の多い人は前述3つの中から格安SIMを選ぶのがベストとなります。
■mineoのデータ容量シェアの例
例えば月間使用容量が1GBの父と8GBの息子がいる場合、本来なら両者の基本料金の合計 (ドコモプラン、通話SIM) は、1GBプラン+10GBプラン−家族割×2回線=4,620円となります。
しかし父が3GBプランに加入し、そのうち不要な2GBを息子に提供し、さらに息子がフリータンクから1GBを取得することにより、使用容量8GBの息子は5GBプランで事足りるようになります。
するとこのときの両者の基本料金の合計は、3GBプラン+5GBプラン−家族割×2回線=3,780円となるので、先ほどよりも月額840円も安くなります!
SIMの種類 | プラン (月間高速データ容量) | 基本料金 (月額) |
データSIM (シングルタイプ) | 500MB | 700円 |
1GB | 800円 | |
3GB | 900円 | |
5GB | 2,520円 | |
10GB | 2,520円 | |
通話SIM (デュアルタイプ) | 500MB | 1,400円 |
1GB | 1,500円 | |
3GB | 1,600円 | |
5GB | 2,280円 | |
10GB | 3,220円 | |
第5位は、"U-mobile"
USENからの独立会社であるU-NEXTが提供する格安SIMで、高速データ通信を容量無制限で使えるのが最大の特徴となります。
容量無制限となるプランは、データSIMだとLTE使い放題が、通話SIMだとLTE使い放題とLTE使い放題2の2つがあります。
通話SIMのLTE使い放題とLTE使い放題2は両者とも、通信速度が高速であることに変わりはないのですが、使い放題2の基本料金は使い放題よりも250円安くなります。
しかしその反面、使い放題2は契約プランの変更時に3,500円の手数料が発生してしまいますし (LTE使い放題は無料)、解約手数料の面でも使い放題2は大きく損をします。
使い放題プランだと、6ヶ月以内の解約時の手数料は6,000円 (7ヶ月目以降は無料) ですが、使い放題2の解約だと6ヶ月以内は9,500円、7〜12ヶ月以内なら3,500円がかかり、13ヶ月目以降でやっと無料になります。
つまり基本料金を毎月250円安くすること (LTE使い放題2) を優先するのか、あるいはプラン変更時や解約時の低コスト化 (LTE使い放題) を優先するのかの判断となります。
ですがプラン変更/ 解約の低コスト化を優先させる方が、結果的に安上がりとなる可能性が高いので、個人的には"LTE使い放題"に軍配を上げています!
ちなみに容量"無制限"という表現には語弊があり、3日間の使用容量が1.2GB前後を超えてくると、速度は大幅に下がってしまうようです。
しかし3日で1.2GB前後という容量は、スマホでYouTubeやhuluなどの動画を1日数時間見るぐらいでは到達しないので、あまり気にしなくてもいいと思います。
(ただし休日や平日夜間のようなネット通信が多くなる時間帯では、使用量に関係なく速度が落ちることもあります)
一方、使い放題系以外のプランを選ぶのはやめておきましょう。なぜなら使い放題プランに通信回線が圧迫され、速度が劇遅となる可能性が高いからです!
ということで、スマホで動画をたくさん見る人はユーモバイルの使い放題プランがベストとなります!
SIMの種類 | プラン (月間高速データ容量) | 基本料金 (月額) |
データSIM | 1GB | 790円 |
5GB | 1,480円 | |
LTE使い放題 (容量無制限、ただし3日間で合計1.2GB程度使うと低速化) | 2,480円 | |
ダブルフィックス (3GB以内) | 1GB以下は680円、1GB超〜3GBは900円 | |
データSIM | 3GB | 1,580円 |
5GB | 1,980円 | |
LTE使い放題 (容量無制限、ただし3日間で合計1.2GB程度使うと低速化) | 2,980円 | |
LTE使い放題2 (容量無制限、ただし3日間で合計1.2GB程度使うと低速化) | 2,730円 | |
ダブルフィックス (3GB以内) | 1GB以下は1,480円、1GB超〜3GBは1,780円 | |
第6位は、"OCNモバイルONE"
NTTコミュニケーションズが提供し、申込数は楽天モバイルに匹敵する人気の格安SIMです。
知名度は抜群に高いのですが、基本料金は標準的〜やや高め (1GBプランは割高/ それ以外のプランは標準的な価格) に設定されていますし、かと言って通信速度が速いわけでも、何か特筆すべきサービスがあるわけでもない非常に微妙な存在です!
プラン内容を見ていくと、1日当たり110MB (0.11GB) や170MB (0.17GB) がありますが、これだと多めにネットを使った日は夕方ぐらいから通信速度制限がかかるので、はっきり言って無意味です。
しかし月間15GB (通信速度は常時500kbps) に関しては、動画視聴するには若干物足りませんが、動画ではない普通のWEBサイトを閲覧する場合にはそこそこ良いと思います。
一方、当格安SIMの利用で恩恵を受けられるのは、IP電話 (050から始まる電話番号の、ネット回線利用による通話サービス) にて通話を行う習慣がある人です!
なぜならOCNは、IP電話の通話料が安くなる「050 plus」というアプリを提供しているからです。
一般的に格安SIM (通話SIM) の通話料は20円/30秒が基本ですが、050 plusだと固定電話には8.64円/3分、携帯電話・スマホには17.28円/1分、050 plus同士だと無料となるので、IP電話ユーザーに関してはOCNモバイルONEを選ぶメリットはかなり高いと言えます!
また、IP電話を徹底活用する方法で通話ライフを送るとすると、格安SIMはデータSIM (基本料金が通話SIMよりも安い) を選べばよくなるので、月々のスマホ料金を二重に削減できます。
ただしIP電話は通話コストが安い反面、途中で音声が途切れたり、緊急電話 (110番や119番) がかけられないなどの欠点があります。
なのでこれら欠点を容認できるIP電話ユーザーの人は、OCNモバイルONEを活用するのもありだと思います。
SIMの種類 | プラン (月間または1日単位の高速データ容量) | 基本料金 (月額) |
データSIM | 110MB/1日 | 900円 |
170MB/1日 | 1,380円 | |
3GB/1ヶ月 | 1,100円 | |
5GB/1ヶ月 | 1,450円 | |
10GB/1ヶ月 | 2,300円 | |
15.0GB/1ヶ月 (常時500kbps) | 1,800円 | |
通話SIM | 110MB/1日 | 1,600円 |
170MB/1日 | 2,080円 | |
3GB/1ヶ月 | 1,800円 | |
5GB/1ヶ月 | 2,150円 | |
10GB/1ヶ月 | 3,000円 | |
15.0GB/1ヶ月 (常時500kbps) | 2,500円 | |
第7位は、"TONEモバイル"
スマホ初心者や子供向けのスマホを探している両親におすすめな格安SIMです。
なぜなら当格安SIMは、スタッフによる遠隔サポートを受けれたり、子供に持たせるスマホの機能を手軽に制限することができるからです。
遠隔サポートとはスタッフが利用者のスマホにアクセスし、パソコンモニターを見ながらスマホ関連のあらゆる問題 (スマホの設定方法/ アプリの使い方/ エラー表示時の対処法など) を解決してくれるサービスのことです。(営業時間は10時〜19時)
遠隔サポートや電話サポートは当然無料ですし、土日祝日にも対応しているので、平日忙しい人でもサービスを受けやすくなっています!嬉
また、当格安SIMは利用アプリ/ アプリのダウンロード/ スマホ利用時間/ 閲覧サイトなどに制限をかけれたり、スマホ所持者の居場所が分かる機能が付いてるので、子供用スマホとしても非常に価値が高いのです。
プラン内容は月額1,000円のパケット使い放題 (IP電話基本料込み) の1プランとなります。
月額たったの1,000円でパケット使い放題は凄いんですが、通信速度は500〜600kbpsにすぎないので、スムーズにサイト閲覧したりYouTubeなどの動画視聴をしたりするには、高速チケットを購入する必要が出てきます。
高速チケットを購入 (1回300円、月2回まで) すると、高速データ通信量が1GB付与されます。
それと月額500円のフラットパックに加入すると、高速チケット1回分 (300円相当) とIP電話1,260円分の通話枠 (携帯電話宛だと月60分、固定電話宛だと月4時間以上の通話) を獲得できるので、通話枠を使い切る人だと最大で月額1,160円もお得となります。
一方、MNP転出 (他社で得た090/ 080/ 070ナンバーの継続利用) にて当格安SIMを利用する場合は、月額953円+手数料1,500円 (初月のみ) がかかる090音声オプションへの加入が必要になります。
つまり090/ 080/ 070での通話機能を付けておきたい人は、パケット通信量の大小に関わらず、またそれほど早くない通信速度 (500〜600kbps) にもかかわらず最低でも月額1,953円 (パケット使い放題+090音声) がかかってしまいます。
なのでMNP転出にて格安SIMに乗り換える人は、楽天モバイルやDMMモバイルなどを選ぶ方が良いと個人的には感じます。
それともう一つ重要なこととして、当格安SIMはTONEモバイルの端末 (19,800円のm14、29,800円のm15) を購入しないと申込めないようになっています。
m14とm15の価格差は1万円もありますが、m14は低スペック (背面800万画素、前面200万画素、3G回線、内蔵記憶容量4GB) なのに対し、m15はかなりのハイスペック (背面1300万画素、前面500万画素、LTE回線、内蔵記憶容量16GB) なので、できればm15を選ぶのが良いと思います。
ということで、TONEモバイルはMNP転出者/ スマホのヘビーユーザー/ 独身者向きではなく、スマホ初心者や子供に持たせたい親に重宝する存在だと言えます!
SIMの種類 | プラン (月間高速データ容量) | 基本料金 (月額) |
データSIM | 高速通信なし (常時500〜600kbps)、高速化するには高速チケットが必要 | 1,000円 |
通話SIM | 高速通信なし (常時500〜600kbps)、高速化するには高速チケットが必要 | 1,000円 (+初月のみ1,500円) |