auのケータイ補償とAppleCare+ for iPhoneとの比較

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auのケータイ補償とAppleCare+ for iPhoneを比較してみた!

au店舗でiPhoneを購入し、その購入者がauスマートパスの利用者である場合、iPhoneの修理代金が最大1万円補償されるau提供の保険「修理代金サポート」に自動加入します。

 

また、au店舗でiPhoneを購入し、同時に「AppleCare+ for iPhone (アップル提供の保険)」に加入すると、万一のiPhoneの紛失時にその再購入費用が最大27,778円補償される保険「紛失補償オプション」に任意加入できます。

 

 

一方、アップルストアで直接iPhoneを買うと、au店舗と同様にAppleCareに任意加入できますが、紛失補償オプションには加入できません。

 

各保険の加入条件が若干複雑なので、その条件を一度まとめます。

 

 

加入保険 加入条件
AppleCare au店舗のどちらかでiPhone購入
修理代金サポート au店舗で購入、かつauスマートパス利用者
紛失補償オプション au店舗で購入、かつ店舗契約でAppleCareに加入

 

 

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修理代金サポートとAppleCareはiPhone紛失・盗難以外のトラブル用 (水濡れ・故障・画面割れ等)なので、この2保険に関しては、(もし加入するなら) どちらか一方に加入すれば事足ります。

 

一方、紛失補償オプションはiPhoneの紛失・盗難に対する保険なので、その被害の金銭的リスクを減らしたau購入者は、当オプションに加入すべきです。

 

 

とは言えこの3保険の中身をある程度知らなければ、何の判断もできません!

 

そこでまず最初に修理代金サポート/ AppleCareの比較・解説をし、続いて紛失補償オプションに加入すべきか否かの結論を出していきます。

 

 

修理代金サポート/ AppleCareの比較・解説

まず両保険の内容を表で確認します。

 

AppleCare auの修理代金サポート
対象機種 すべてのiPhone 7/ 7 Plus/ 6s/ 6s Plus/ SE/ 6/ 6 Plus/ 5s/ 5c/ 5/ 4s
補償の仕方 トラブル品の修理/ リフレッシュ品と交換 修理代金の補助
水濡れ ○ (修理補助:6s以上は最大1万円、6/ SE以前は最大7,800円)
破損・故障 ○ (修理補助:6s以上は最大1万円、6/ SE以前は最大7,800円)
全損 ○ (修理補助:6s以上は最大1万円、6/ SE以前は最大7,800円)
紛失・盗難 × ×
画面割れ
自然故障 ×
バッテリー交換 ×
その他サポート Apple専任スペシャリストにチャット/ 直接電話 ×
加入条件 Apple Store:iPhone購入から30日以内
au:購入と同時
購入時から継続的にauスマートパスに加入中の全員
補償期間 2年 2年
料金(7/ 7 Plus/ 6s/ 6s Plus) Apple Store:14,800円(一括)
au:初月1,000円+次月から月600円×23回
月372円(auスマートパスの月額)
2年総額(7/ 7 Plus/ 6s/ 6s Plus) Apple Store:14,800円
au:14,800円
8,928円
料金(SE/ 6/ 6 Plus/ 5s/ 5c/ 5/ 4s) Apple Store:12,800円(一括)
au:初月150円+次月から550円×23回
月372円(auスマートパスの月額)
2年総額(SE/ 6/ 6 Plus/ 5s/ 5c/ 5/ 4s) Apple Store:12,800円
au:12,800円
8,928円
サービス利用料(1回当たり) 画面の損傷:3,400円
その他:11,800円
0円
サービス利用回数 2年で2回以内 2年で2回以内

 

 

AppleCareと修理代金サポート(au)は共に、水濡れ・破損・故障・全損・画面割れに対し、補償が効きます。

 

しかしこれらトラブル発生時、AppleCareだと定額負担 (画面割れ:3,400円、それ以外:11,800円) でiPhoneのトラブルを解決 (修理完了、リフレッシュ品と交換) してもらえますが、修理代金サポートだと修理代補助の上限が決まっており、上限を超えた分は実費負担となります。

 

 

また、AppleCareだと自然故障 (2年) に対応、修理代金サポートだと非対応になります。

 

(自然故障とは外部の物理的衝撃、例えば落下・水没・天災等以外が原因の故障)

 

なのでiPhoneを普通に使って壊れた場合、それが2年以内であれば、AppleCareは定額でトラブル品を正常な状態にしてもらえ、一方、修理代金サポートの場合はまったく補助が出ません。

 

 

つまりAppleCareの方が補償が手厚いのですが、その代わり毎月の掛け金が修理代金サポートより高く、サービス利用時にお金を取られます。(修理代金サポートは利用時のお金は無料)

 

つまり前者はiPhoneのトラブルの度合いが大きいほどお得感が出、逆に後者はトラブルが小さいときほど重宝します。

 

 

例えばauでiPhone7を購入1年後に5万円分のトラブル発生の場合、AppleCareだと19,400円 (1年分の掛け金7,600円+サービス利用11,800円) でしっかり解決します。

 

一方、修理代金サポートだと、1年分の掛け金4,964円(auスマートパス)に、補償上限超過分の4万円 (5万円−1万円) が乗るので、トラブル解決に44,964円もの負担を強いられます。

 

 

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紛失補償オプションに加入すべきか否か?

紛失補償オプションはiPhone (7/ 7 Plus/ 6s/ 6s Plus/ SE/ 6/ 6 Plus/ 5s/ 5c/ 5) の紛失・盗難時に、以下の条件でiPhone (同機種・同カラー) の再購入費用に対する補償を受けられます。

 

 

加入条件 au店舗でAppleCareと同時加入
月額料 7/ 7 Plus/ 6s/ 6s Plus:752円 (初月のみ1,123円)
SE/ 6/ 6 Plus/ 5s/ 5c/ 5:702円 (初月のみ273円)
補償期間 2年
月額料の2年総額 7/ 7 Plus/ 6s/ 6s Plus:18,419円
SE/ 6/ 6 Plus/ 5s/ 5c/ 5:16,419円
補償額 23,148円 (au契約が3年目以上だと、27,778円)
利用回数 1回以内

 

 

オプション加入者が比較的早い時期に紛失・盗難に遭った場合、再購入費用は非加入者よりも差し引き2万円程安く抑えられます。

 

また、加入後2年近い時期の被害でも、再購入費用は非加入者よりも8,000円程安く抑えられます。

 

 

一方、2年加入中に一度も被害に遭わなければ、16,000円〜18,000円 (2年分の掛け金) が無駄になります。

 

つまり2年以内に被害に遭えば、結果的に加入しといて万歳!となりますし、遭わなければ金食い虫を養ってたのとまったく同じになります。

 

しかしiPhoneの紛失・盗難ってあまり起きることではないので、無理して当オプションと契約する必要はないと思います!

 

 

まとめ

iPhoneの水濡れ・故障・画面割れはちょくちょく起こることなので、こられの補償 (2年) であるAppleCare/ 修理代金サポートのどちらか一方とはなるべく契約しておきましょう!

 

(iPhoneは元からメーカー保証が1年付いてます)

 

 

一方、紛失補償オプションの適用範囲は、あくまで発生確率の低い紛失・盗難に対してだけなので、別に加入する必要はないと思います。

 

 

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