楽天ペイのポイント付与の様子を、楽天カードの利用明細を元にリアルに解説
楽天運営のQRコード決済アプリ「楽天ペイ」を使うと、(最低でも) ポイントの2重取を行えます。
なぜなら楽天ペイはそれ自体の利用200円ごとに楽天のポイントが1P貯まり、更にその利用分の決済クレジットカードのポイントも貯まるからです。
決済カードを例えば、100円ごとに楽天のポイント1Pの楽天カードに設定し、その状態で楽天ペイを使うと、200円ごとに計3Pが貯まります。
実際、この設定で楽天ペイを松乃屋 (4/17) で530円使ったところ、獲得予定ポイントは楽天ペイが2P、楽天カードは5Pと表示されました。
(当記事の金額は全て税込表記です)
しかし上記は楽天ペイの利用直後 (=松乃屋の券売機で530円の食券を買った直後) の情報で、当然、この時点ではポイント付与はまだ行われていません。
ではいつ付与が行われるかというと、楽天ペイのポイントは利用日の約2〜3日後、楽天カードのポイントは翌月13日となります。
で、先ほど (4/17) の松乃屋の獲得予定ポイントですが、楽天ペイの2Pは来店翌日 (4/18) に、楽天カードの5Pは翌月13日 (5/13) に付与が実行されました。
(上記は楽天カードの利用明細「楽天e-NAVI」の画面で、松乃屋は松屋フーズと表記されます)
今回の場合、楽天ペイの2Pは松乃屋の来店翌日に早速貰えたのに対し、楽天カードの5Pは来店から1ヶ月近く (4/17→5/13まで) 待って、やっと貰えました。
このように、まったく同じポイント (楽天のポイント) でも、付与のタイミングは楽天ペイ/ 楽天カードの双方でかなり異なるのです!
楽天ペイと楽天明細の記述(表記)の関係
楽天カード決済で楽天ペイ (アプリ) を実店舗で使うと、その利用明細には、「楽天SP (+実店舗名)」や「ラクテンエスピー (+実店舗名)」などの表記で、楽天ペイ利用の事実が記録されます。
例えば上記の場合、4/10にジョーシンで313円、4/9にミニストップで243円/ ファミマで21円/ ローソンで10円の買い物を楽天ペイで行い、その代金の請求 (計587円) が楽天カードに行ったことが分かります。
楽天SPなどの表記が入るおかげで、楽天ペイをいつ・どこで・いくら使ったのかが一目瞭然というわけです!
楽天カードのポイント付与について
冒頭で、"楽天カードは100円で1P"と言いましたが、嬉しいことにこの付与率は買い物1回ではなく、月間総額 (毎月1日〜その月末の総額) に対してとなります。
なので先ほどの楽天ペイ利用 (4回) の楽天カード決済 (計587円) で得られるポイントは、5Pとなります。
(今回は当てはまりませんが、) もし買い物1回ごとに100円で1Pだと、ポイントの付かない端数 (各買い物の十の位以下) が大量に出るため、獲得ポイントは月間総額ベースよりもかなり少なくなります。
例えば288円と562円の買い物を楽天ペイですると、前者の考え方だと7Pですが、後者だと8Pとなります。
ここで、楽天カードの月間総額100円に対し1P付与の実例を紹介します。
以下は2019年4月請求分 (=同年3月利用分) の楽天カードの明細で、4月の請求額 (=3月利用分) は計6,617円であることが分かります。
また、この請求の詳細を見ると、この6,617円は単発の買い物ではなく、複数回の買い物の合算 (699円、138円など) であることが分かります。
このような状況の中、この請求に対する獲得ポイントは66Pなので、楽天カードは月間総額100円に対し1Pだということが確認できます。
また、この事実により、前述の松乃屋 (530円) の楽天カードのポイントは5P、あるいは先ほどの4回の楽天ペイ利用分 (計587円) の楽天カードのポイントは5Pであると言えるのです。
今回は楽天カード決済で楽天ペイを使う際の獲得ポイント (獲得時期・付与の様子など) について、少々深く掘り下げてみました。