【写真58枚付き】福岡旅行の率直な感想を書いてみた!
「福岡 旅行」とか「福岡 旅行 おすすす」などで検索すると、地元民や旅行会社イチオシの観光スポットが何十数ヶ所も出てきます。
観光名所が多数出てくるのはいいのですが、福岡に1日〜数日しか滞在しない旅行者視点で考えると、何十数ヶ所もの情報は明らかに多すぎます。
しかもどの観光地の情報も良いことしか書かれてないので、本当に行く価値の高い場所が分かりにくかったりします。
そこで2016年11月に1泊2日で京都から福岡旅行に行った管理人 (私) が、以下の8つの観光スポットの評価を本音でしてみたいと思います。
なので上記のどれか1つ以上に行く予定の人は、ぜひ当記事の評価を参考にしてほしいです。
(記事の流れは、管理人が訪れた順に時系列的に書いています)
ちなみに福岡までの移動手段は、関西国際空港 (大阪) 発のJetstarを利用、また、帰りは福岡空港発のピーチ・アビエーション (Peach Aviation) を利用しました。
行き帰りの様子については、【写真33枚付き】ジェットスターに実際に乗った感想!、または【写真32枚付き】ピーチ・アビエーションに実際に乗った感想!で書いています。
JR博多シティ (JR博多駅構内)
博多と言えば"食べ物が旨い!"というイメージのあった管理人は、昼飯を食べるために福岡空港に到着後はさっさとJR博多駅に移動し、さっそく博多デイトスに向かいました。
ラーメン好きな管理人は、ラーメンを食べるために良さげな店を色々探しました。
博多は全国でも屈指のラーメン激戦区なだけあり、長浜ラーメンや一幸舎など、有名どころが多数出店していました。
そして色々見て回った結果、鹿児島の濃厚豚骨を食べることにしました!
鹿児島ラーメンは管理人の地元の京都にないのが、決め手になりました。
管理人が食べた豚骨ラーメンは"全部のせラーメン (税込1,080円) "と言い、その店舗の主要な具材が多種類入っていました。
野菜は全然旨くなかったけど、チャーシューは超旨かったです!
次回同じ店に来たときは、野菜の入ってない、チャーシュー大盛のラーメンを食べようと思いました。
『JR博多シティの評価』
要するに"単なる駅ビル"なんですが、飯屋 (博多デイトスの存在) と土産屋が豊富にあるのは高く評価できます!
博多デイトスで何回も食事できれば印象はまた違ったのでしょうが、JR博多シティは個人的には60点です。
キャナルシティ博多
JR博多シティの次は、博多駅から地下鉄2駅先 (天神) のキャナルシティ博多へ行きました。
地下鉄天神は一部の通路でイルミネーションが施されていたのが印象的でした!
天神から歩くこと約20分で、キャナルシティ博多に到着しました。
キャナルシティってどんな商業施設かというと、敷地内に人口の川が流れてる、イオンや三井アウトレットパークに似た感じのショッピングモールです。
つまりどこにでもありがちな商業施設なので、特に目新しい店舗やサービスは発見できませんでした。
しかしラーメンスタジアムという、ラーメン好きには何とも興味をそそられる一角がありました。
博多デイトスほどではないですが、結構良さげなラーメン屋がいくつも並んでいました。
キャナルシティを歩き回っていたところ、いい感じのカフェ (caffe OTTO Cyclo) を見つけたので、そこでソフトチョコを食べました。
ソフトチョコ (税込500円) は口に入れた瞬間、一瞬で溶けて後味もスッキリし、超美味しかったです!
ただし底がコーンフレークになっていたので、出来れば全部ソフトチョコが良かったです。
『キャナルシティ博多の評価』
前述した通り、結構普通のショッピングモールでした。
ただしソフトチョコが美味過ぎたので、50点と過大評価しておきます。笑
福岡タワー
続いて福岡タワーを見学するために、西鉄福岡駅からバスで移動しました。
西鉄福岡駅は地下鉄天神から徒歩数分に位置しています。
福岡タワーに向かう途中に、ヤフオクドーム (福岡ソフトバンクドームの本拠地) を発見しました。
そしてこれが福岡タワーです!
まあまあ高いですが、以前見た東京スカイツリーと比べると、「大したことないな!」と思いました。
当初は福岡タワーに入場し、高い位置から福岡市を一望しようと考えてましたが、大したことなさが頭をよぎり、入場はやめました。笑
福岡タワーは低インパクトでしたが、その裏にある"福岡市海浜公園"はインパクト大でした!
公園に入るとすぐに、底が水色の水路の、ピラミッド型のモニュメントを発見しました。
物凄く綺麗でした!
また、その水路を真っすぐ進むと、柵越しに多少ヨーロッパチック (?) な建物がいくつか並んでいました。
写真中央の建物はチャペルだったと思います。
(チャペルと知らず建物内に入った管理人は、そこのスタッフに注意されました。笑)
また、チャペルの横はビーチ (海っぴビーチ) になっていました。
平日だったので人は少なかったですが、夏には海水浴客で賑わうのだろうと思いました。
ビーチを散策後、福岡タワー近くで"サザエさん通り"なるものを発見しました。
実は福岡という場所は、国民的アニメ「サザエさん」の発案の地だったのです!
『福岡タワーの評価』
福岡タワーだけなら20点ですが、ピラミッド型のモニュメントと海っぴビーチの加点があるので、50点です。
博多温泉 (富士の苑)
初日の日程は終了したので、博多温泉でお馴染みの"富士の苑"に移動です。
最寄駅は西鉄大橋駅ですが、夜道で暗かったことと、1.5kmほど距離があったこともあり、富士の苑まで徒歩で約30分かかりました。
博多温泉 (掛け流しの天然温泉) というと聞こえは良いですが、規模的に普通の銭湯+αぐらいでした。(大風呂2つ+子風呂1つ+サウナ1つ)
しかし結構満足のいく温泉でした!
玄関から取った画像です。
ホテルはアイスクリームは販売されてましたが、なぜかその他のお菓子はありませんでした。
部屋は6〜7畳ほどの和室で、風呂・トイレ・台所・洗面台・冷蔵庫・エアコンなどが完備されてました。
宿泊料金は一泊 (素泊まり) わずか税込4,300円だったことを考えると、コスパはずば抜けて高いと感じました!
(一泊4千円程度だと施錠タイプでないホテルも多々ある中、富士の苑はしっかり施錠できたので、防犯面も安心でした)
晩飯はステーキ定食 (1,500円ぐらい) を頂きました。
肉は美味かったですが、できればご飯のお替りができれば尚良かったです!
『博多温泉 (富士の苑)の評価』
4,300円という低価格で鍵付き、部屋は和室の落ち着いた感じ、しかも (一応) 温泉ありと大変満足しました。
しいてデメリットを挙げるなら、駅から距離が遠いこと、ご飯のお替りが有料なことぐらいです。
とは言え全体的には大満足だったので、90点です!
福岡に来る機会があれば、また富士の苑を利用したいです!
大宰府天満宮
2日目はまず最初に大宰府天満宮 (学問の神様) に行きました。
富士の苑から8駅ほど距離があったので、行くのが若干面倒くさかったですが、「せっかくの福岡旅行だからな〜」と思い直し、結局行くことにしました。
すると、管理人の予想を遥かに超えた名所でした!
(福岡は韓国から近いこともあり、韓国の人が大勢いました。日本語よりも韓国語の方が多く飛び交っていたのが軽いカルチャーショックでした)
大宰府天満宮に直結する道に、土産屋・食べ物屋などが何十店舗も並んでいました。
このような風景は結構レアですし、歩くだけでも普通に楽しかったです!
中でも梅ヶ枝餅 (うめがいもち) は大宰府の名物なので、現地に行く予定の人は絶対に食べることをおすすめします!
(管理人は2つ食べましたが、超旨かったです)
道沿いの店舗の写真を何十も撮りましたが、その何枚かを紹介しておきます。
石系の土産物を扱ってる"石ころ館"の入り口横には、バイキンマンとアンパンマンの石像がありました。
この2体が置いてあるだけで、売上は2割増にはなってるだろうなと、世俗的なことを思いました。
完全に和風なイメージの道沿いに突如、木材が編み込まれてる、若干場違いな感じのスタバを発見しました!
このスタバは超インパクトが強く、写真撮影してる人が大勢いました。
(梅ヶ枝餅と共に有名っぽいです)
チョコとホワイトのソフトクリームを満喫しました。
こうして道沿いを楽しみ、いざ天満宮の敷地内へ入っていきました。
なかなかカッコいい牛の石像がありました。
風情ある橋を通過しまた。
平日にもかかわらず、人が大勢いました。
格式高そうな門 (?) を通過し、いよいよ天満宮の中心に近づいてきた感がしました。
学問の神様ということもあり、学生がやたら多かったです。
地元で作られたお酒が大量に売られてました。
絵馬が大量に掛かっていました。
みんな願い事や悩み事がたくさんあるのだと思いました。
受験合格グッズが売られてました。
合格者10人の試験に対し100人がグッズを買うと、90人が無駄金に終わるやん!と思いました。
受験合格グッズの横で、縁結びグッズも売られてました。
「良縁に巡り合うには、とにかく人に逢うことだ!」と自分に言い聞かせました。
太宰府天満宮本殿では、木造のお金回収ボックスに賽銭を投げ入れ、鈴を鳴らし、手を合わせながら各々の願い事を祈ってる人でごった返してました。
とにかく放り込まれる賽銭の量が半端じゃなかったので、天満宮の運営元はボロ儲けだな!と、現実主義者の管理人は思いました。
一方、参拝に興味のない子供には、天満宮から徒歩3分ぐらいのことろにある遊園地で時間をつぶすこともできます。
ちらっと園内を見ましたが、ほぼ誰もいませんでした。
『大宰府天満宮の評価』
天満宮自体だと30点です。
しかし太宰府駅を出てから天満宮の敷地内に入るまでの道沿いの店舗の雰囲気が凄く良かったので、この雰囲気を含め"大宰府天満宮"と言うなら、文句なしに100点満点です!
管理人が訪れた限りでは、この道沿いこそが、"福岡No.1の観光スポット"だと思っています!
九州博国立物館
続いて遊園地のすぐ近くにある九州国立博物館に立ち寄りました。
すると意外にも長蛇の列で、入場まで70分待ちでした。
70分待ちの理由をスタッフに聞いたことろ、
「鳥獣戯画 (ちょうじゅうぎが) を見に、全国から人が集まってくるから!」
とのことでした。
そんなに人気が高いなら、記念に見物しようかな?とも思いましたが、70分待ちだと大幅な時間ロスとなるのでやめました。
鳥獣戯画は見れませんでしたが、"山笠"という、和風クリスマスツリーのようなモニュメントを見れたので良かったです!
『九州博国立物館の評価』
博物館の中には入ってないので評価は難しいですが、山笠が好印象だったので40点です!
大濠公園
博物館の次は、地下鉄天神から2駅離れた場所にある大濠公園に行きました。
ネットでは福岡の主力観光地になってる感じだったので、「何か感慨深いものがあるかも?」とかなり期待していました。
しかし実際に現地に行ってみると、感慨深いものは特に何もありませんでした。
公園の特徴を強いて挙げるなら、敷地の真ん中に超大きい池があって、その池を2分する形で橋が懸けてあることです。
管理人はその橋を渡りましたが、海の潮が少し腐ったような感じの匂いがしました。
水循環の乏しい大型貯水池のような感じだったので、若干臭かったのだと思います。
一方、池の周囲にはランニング・ウォーキングに適した舗装路が、その池を取り囲むように配置されてました。
ランニングが趣味の管理人は、この舗装路は非常に気に入りました。
公園を出て少し歩いたところに、廣田弘毅 (ひろたこうき) という石像が立っていました。
この人物は福岡県出身の元首相で、第二次世界大戦の極東軍事裁判で死刑になったようです。
『大濠公園の評価』
公園最大の特徴だと思われる強大な池と橋自体にはあまり魅力を感じませんでした。
しかしランニングコースは個人的には好印象だったので、この点を評価し50点です!
福岡城
福岡旅行最後の訪問地は、大濠公園から徒歩10分ぐらいの場所にある福岡城でした。
城内の敷地に入ると、いかにも城に通じてる気がする、石造りの通路が出てきました。
しかし石造りの通路はいつの間にか終わり、期待していた天守閣は存在しませんでした。悲
「天守閣は何かの戦で壊されたのかな?」と思いましたが、ググったところ、元から建立 (建築) がなかったようです。
(敷地内の通路の大半は舗装が乏しく、雑草が生い茂っていました)
その代わり、天守閣のミニチュア版は2つ発見できました。
何となく一矢報いられた気がしました。笑
『福岡城の評価』
「これぞ天守閣!」という風景を期待してた分、それが実在しないと分かった瞬間は少しショックでした。
しかしミニチュア版は2つ見れたので、福岡城の評価は20点です!
再びJR博多シティ
帰りの航空機の時間が迫ってきたので、福岡を発つ前に昼飯を食べるために、再び博多デイトスに寄りました。
博多はもつ鍋が有名なので、とりあえず店の前までは来ました。
しかし連れがいなかった (1人では入りにくかった) ので、今回はもつ鍋は泣く泣く断念しました。悲
ということで、福岡滞在のラスト飯は結局ラーメン (一幸舎) にしました。
管理人の同僚が、「博多のラーメンは京都のとは味が違い、人によっては臭いと感じる!」と言ってましたが、チャーハン (550円)、ラーメン (850円) 共に普通に美味かったです。
人生初の替え玉にもトライしました。
まとめ
1日目はJR博多シティ (60点) ⇒ キャナルシティ博多 (50点) ⇒ 福岡タワー (50点) ⇒ 博多温泉 (90点)
2日目は大宰府天満宮 (100点) ⇒ 九州博国立物館 (40点) ⇒ 大濠公園 (50点) ⇒ 福岡城 (20点)
とういのが、今回の旅程でした。
どこが一番良かったかと聞かれると、大宰府天満宮 (正確には天満宮前の道沿い) だと即答します!
道沿いには非日常な店舗がズラリと並び、しかも国内旅行では珍しい多少のカルチャーショック (韓国語の飛び交い) も体験できたので、大満足でした!
また、福岡の主力観光地の大半はJR福岡駅や福岡空港から30分以内の距離にあるので、わずか1泊2日でも多数の観光地を回れて良かったです!
なのでこれから福岡旅行を考えてる人は、まずは大宰府に行き、後はアクセスしやすい順に観光地を巡っていくのが良いと思います。