エディオン長期修理保証のカード別の内容を徹底比較してみた!
大手家電量販店のエディオンは保有カード (エディオンカード/ IDカード/ あんしん保証カード) により、購入商品に対する修理保証の内容がかなり違ってきます。
例えば年会費有料のエディオンカード (税込1,078円) またはIDカード (税込2,200円) の保有者は、100品種以上に5年保証が、エアコン・冷蔵庫は10年保証が付きます。
一方、あんしん保証カードは年会費無料の代わりに、わずか21品種しか保証が付かず、しかも有料カードでは5年保証だったのが、3年・5年に分岐 (脆弱化) してしまいます。
(エアコン・冷蔵庫は有料カード同様、10年です)
この辺の内容はエディオン公式サイトに記載されてるので、ググればすぐに分かります。
しかし、あんしん保証カードでは保証外だけど、他2枚だと保証対象になる具体的な商品は、公式サイト閲覧ではかなり分かりにくいです!
しかしエディオン店舗で貰える冊子に、カードと保証内容の関係が上手に説明されていました。
そこで当記事ではこの冊子の情報を元に、各カードに付く保証内容の違いについて詳しく比較・説明しています。
カード3枚の保証品種の違い
まずあんしん保証カードは、以下の21品種が保証対象になります。
エアコン/ 冷蔵庫/ 洗濯機/ 掃除機/ 食器洗い機/ 生ゴミ処理機/ オーブンレンジ/ 炊飯ジャー/ シャワートイレ/ テレビ/ マッサージチェア/ ブルーレイ・DVDレコーダー/ ミニコンポ/ ビデオカメラ/ 空気清浄機/ 衣類乾燥機/ 冷凍庫/ シーリングライト/ FAX/ プリンター/ デジカメ
つまりあんしん保証カードだと、例えばコーヒーメーカーやドライヤーが壊れた際、エディオンで無料で修理を受けられないのです。
(補足:家電量販店で売られてる、消耗品でない商品の大半に1年以上のメーカー保証が一般的には付いてるので、基本的に1年以内の故障であれば無料で修理が受けられます)
一方、エディオンカード/ IDカードは上記23品種を含む100品種以上が保証対象になります。
ここで、100超品種の一部を紹介しておきます。
ポータブルCD/ ホットプレート/ ドライヤー/ ラジカセ/ ホームベーカリー/ 血圧計/ アイロン/ コーヒーメーカー/ 照明器具/ カーナビ/ 電子辞書/ シェーバー
このようにエディオンカード/ IDカードには、昔で言う所の三種の神器 (テレビ・洗濯機・冷蔵庫) からかなりかけ離れた商品 (コーヒーメーカー、シェーバー等) に対しても、幅広く保証が効くのです!
(以下はエディオン店舗で貰える冊子の、長期保証の箇所の切り抜きです。スマホ利用の人はかなり見にくいですが、ご容赦を)
尚、保証限度額は購入後の経過年数にかかわらず、保証利用 (部品代・技術代) の累計額が商品購入金額に到達するまで有効です。
カード3枚の保証期間の違い
年会費有料の2枚は無料の他1枚と比べ、単に保証品種が多いだけでなく、保証期間の長期化も実施されています。
まずあんしん保証カード (前述21品種) の保証期間は、エディオンでの税込購入金額が3万円以上5万円未満なら3年、税込5万円以上なら5年になります。
更に、エアコンと冷蔵庫に関しては、税込10万円以上なら10年になります。
(補足:3年・5年・10年はメーカー保証の期間を含んだ年数であり、1年以上のメーカー保証がない商品に関しては、たとえ前述21品種に該当しても、3年・5年・10年は付きません)
一方、エディオンカード/ IDカード (前述100品種以上) の保証期間は、購入金額が税込5,500円以上なら5年になります。
エアコン・冷蔵庫はあんしん保証カードと同様、税込10万円以上で10年です。
(補足:5年・10年はメーカー保証の期間を含んだ年数であり、1年以上のメーカー保証がない商品に関しては、たとえ前述100品種以上に該当しても、5年・10年は付きません)
どうでしょう?
有料カードと無料カードとで、保証期間がかなり違ってくることが理解できたでしょうか?
具体的にどう違うかは、京都の某エディオン店舗で販売されてた掃除機 (クリーナー) を例にして少々説明します。
この掃除機 (1年以上のメーカー保証付) の販売価格は税別24,800円 (税込26,784円) なので、(税込3万円以上で長期保証が付く) あんしん保証カード保有者は、長期保証は一切付きません。
一方、(税別5千円以上で5年以上が付く) エディオンカード/ IDカード保有者がこの掃除機を買うと、見事に5年保証 (上限額:26,784円) を獲得できます!
有料カードを持つ方がコスパが良い人、無料カードの方が良い人の事例
今までの話を簡略化すると、あんしん保証カード (年会費ゼロ) は税込3万円以上の21品種であれば、3年以上の保証が付きます。
一方、年会費が税込1,078円のエディオンカード、または税込2,200円のIDカードだと、税込5,500円以上の100品種超に5年以上の保証が付きます。
この状況を念頭に置きつつ、どのような人が有料カード、あるいは無料カードを持つと、総合的にコスパが良くなるのかついて、少々考えてみます。
まず前述21品種には含まれないけど、(税込5,500円以上の) 前述100超品種に当てはまる商品 (例:ドライヤー/ カーナビ/ シェーバー) をエディオンで購入予定で、しかも購入から5年以内にその商品が故障しそうな気がする人は、購入前にエディオンカード (より年会費の安い有料カード) を作るのが無難です。
なぜならドライヤーやカーナビ等 (100品種超−21品種) が故障した場合、修理費用は少なくとも数千円はするので、それなら初めから年会費 (税込1,078円) を払い、長期保証を強化しておいた方が安上がりだからです。
逆に (長期保証なしの) 税込3万円未満の21品種や、(全カードとも保証条件が同じ) 冷蔵庫・エアコンの購入予定者は、年会費なしのあんしん保証カードがおすすめです。
ということでまだ1枚も持ってない人は、次回エディオンでの購入予定商品の種類・値段を元に、自分の最適カードを何か1枚作るようにしましょう!