息子・娘が長期的なニート・無職なら、親にも原因がある

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【実話】親にも問題があるから、ニート・無職な息子(娘)は立ち直らない!

私には37歳・職歴なし (2018年2月現在) のニート兄がいます。

 

(ニートは34歳までなんで、もはやニートですらない、笑)

 

 

当記事は、ニートがいる家庭は必見!36歳・無職な兄が実家に居座ってる件の続編的な感じなんですが、そちらの内容 (2016年まで) に少し補足を入れつつまとめると、兄のニート問題と親の態度はだいたい次のようになります。

 

 

  1. 兄は大学院卒業(2005年)〜2016年まで、コンビニで少しバイトした以外はまったく働かず、土日祝は実家に居座り、平日は本屋や図書館に入り浸る生活を続けている
  2. 親は兄に少しでも働くよう説得しているが、母親は甘々な性格で、父は兄に無関心気味なので、徐々に説得頻度は減っていった
  3. 「オレは生きていたくないんだ!」という発言を兄がして以降、説得頻度は更に減り、最終的に黙認状態になってしまった

 

 

無職兄の2016年までの様子はこんな感じで、最終的 (2018年2月) に兄は土日祝は実家に居て、平日は無目的に外をふらつくライフスタイルで、残りの人生をまっとうするようです。

 

 

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一方、親は私の勧めもあり、一旦は生活支援センターの協力を仰ぐ直前までいったんですが、なぜか親 (特に父) は部外者がこの問題に関わることを頑なに拒否し、結局、センターをはじめ、一切の外部機関・専門家の力を借りることなく、ギブアップ宣言をしてしまいました。

 

 

五体満足で経済的にも恵まれてるのに、「オレは生きていたくないんだ!」と簡単に言う兄は当然論外ですが、実家の外からこの問題を観察していると、親、特に父親の態度も相当変であることが分かりました。

 

 

そこで当記事では、高齢無職な自分の息子に対し、あまりにも消極的な接し方をしてきた私の親の様子 (2017年〜2018年2月) を紹介します。

 

 

生活支援センターの協力を得られることになったのだが、、

親 (と私) の力で兄を立ち直らせるのは無理だと思った私は、生活支援センターに駆け込み、状況を話、兄の立ち直りを支援してもらえることになりました。

 

 

兄と話す前に、まず親と話がしたいという相談員の要望で、最初に親が話し、親がその相談員を信頼に足る人物だと感じたので、後日、その相談員が実家に行き、何も知らされてない兄と話をするという流れになりました。

 

 

最初、○○日の△△時に生活支援センターの□□さん (相談員) のところに行きなさい!と親が兄に伝えたらしいのですが、行くことを頑なに拒否したので、兄に内緒で訪問日時をセッティングする運びとなったのです。

 

 

しかしここから親が謎の行動に出ました。

 

親が相談員に具体的な訪問日時の予約の電話をすれば、来てもらえるところまで話は進んだのに、なぜか親は電話しようとしないのです!

 

 

外部の力なしでは解決しないことは明らかで、その相談員が良さげな人物であることも確認済で、あとはたった1本電話すればいいだけという状況にも関わらず、なぜか予約の電話をしないのです。

 

 

私は実家に帰省するたびに、もう電話した?と毎回聞くのですが、そのたびに、まだしてない、、という返事に終わります。

 

なぜ電話しないの?と聞き返すと、母親は悲しそうな顔で黙り込み、父親は「たぶん呼んでも意味がない、、」と言うばかりです。

 

 

この消極的な様子に対し、

 

「意味がないというか、ダメ元前提で相談員の力量に賭けてみるべき!」

 

「相談員がダメなら、物量作戦的に色々な支援機関に協力を求め、とにかく兄が立ち直るよう行動していくべき!」

 

と私が言うと、親2人は黙り込んでしまいます。

 

 

仮に兄が立ち直らなくても、親がそれなりに動いた事実があるなら、その態度 (母:黙り込む、父:相談員は無力) はまだ理解できますが、なぜか行動前 (=外部の力を借りる前) に諦めムードになってしまったのです。悲

 

父親が私にブチ切れ、兄を立ち直らせる話は一切なくなった、、

何とか諦めムードを打破しようと、帰省毎に相談員への電話の話をすると、ある日父親が、

 

「そこまで言うなら、お前 (私のこと) が1〜10まで全部、兄の対応をしろよ!」

 

と、かなりの怒り口調で返してきました。

 

 

その逆切れ的な態度に対し、私は、

 

「この問題の半分は自分ら親の甘さが原因やし、何より兄に見える形でオレが出しゃばり、何か事件が起きたらあかんから、前から言ってるように、とりあえず相談員に電話しいや!」

 

と返しました。

 

 

すると父は、

 

「相談員が100%解決してくれるなら頼るけど、100%でないなら利用価値がない」

 

と言ったので、私は、

 

「前から言ってるように、100%解決どころか、2〜3%ぐらいの感覚でとにかく数を打つべき」

 

と言うと、

 

「なんで傍観者のお前にそこまで言われなあかんね!それやったら、お前が全部対処しろや!」

 

と言い放ちました。

 

(兄と不仲な私が直に出しゃばると、何か事件でも起きたらマズイので、それは止めておこうという共通認識を私と親とで持っていたのに↑)

 

 

この発言で私が理解したのは、

 

「親、特に父親は兄の立ち直りを既に諦めてしまっている、、」

 

「諦めたなら、私の助言はもはや耳障りな、単なるデメリットな小言でしかない、、」

 

ということです。

 

 

私の主張 (外部の力を借りる) は100理ぐらい筋が通って自信がありますが、「傍観者のお前にそこまで言われたくない!」という父の主張も1理あると思います。

 

なので私は今後、この問題に永久に関知しないことを親 (特に父親) に宣言しました。

 

 

私が関知しないということは、問題解決へ向けて発言する人間が実質誰もいなくなることを意味します。

 

しかし今回の父の発言に相当ムカつきましたし、そもそも私は兄と不仲で別に立ち直ってもらう理由もあまりないので、今後は完全スルーすることにしたのです!

 

(兄が立ち直ると母が元気になると思い、相談員とか色々提案してきたわけです)

 

 

おそらく兄は残りの生涯を鬱々と過ごすのでしょうが、もし私の兄と状況が似てる息子なり娘がいて、彼 (彼女) に立ち直ってほしいと願うなら、打てる手段 (生活支援センターに相談とか) はすべて打つようにしましょう。

 

 

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