日商簿記の2級・3級を取得するだけなら、参考書はスッキリわかる(TAC出版、滝澤ななみ)を使おう!

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簿記合格(2級・3級)を目指すなら、TAC出版のスッキリわかる日商簿記だけで十分!

一般的に簿記試験の勉強方法には、アプリ、参考書、YouTube動画、スクール通学、通信講座などがあります。

 

これらの方法のうち、約40日の独学で2級に一発合格した私個人の意見としては、スクール・通信講座以外の方法で勉強すべきだと思います。

 

 

 

 

なぜならアプリ、参考書、YouTubeだと、勉強費用が無料〜数千円程度に抑えられますし、何より使いたい時に即コンテンツを開けられるからです。

 

 

一方、スクールは講師に直接質問できる利点こそありますが、ネット検索すればだいたい解決するので、わざわざ高額な授業料 (数万〜数十万円) を払うほどの価値はないと思います。

 

 

また、通信講座は月額数千〜1・2万円程なので、スクールよりは負担は小さいですが、それなら簿記のYouTubeを無料視聴すればいい話です!

 

 

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ということで簿記の学習はアプリ、参考書、YouTubeで十分ですが、勉強の中心はあくまで参考書であり、他の2つはおまけ的な位置づけになってきます。

 

なぜなら基本的には参考書内に、簿記試験合格に必要な知識・コンテンツが全て網羅されてるからです。

 

 

特にTAC出版の、著者が滝沢ななみの"スッキリわかる日商簿記"は、数ある参考書の中で最もおすすめな良本です!

 

私の勉強時代 (2011年)、大阪梅田の紀伊国屋 (巨大な本屋) で数十冊の参考書を丸1日かけてチェックし、実際購入したのが、このスッキリわかる日商簿記でした。

 

 

 

前述の通り、私はわずか40日程で2級に一発合格したわけですが、その最大の理由は、スッキリわかる日商簿記のコンテンツが優れてたからです!

 

では具体的にどう優れているのかを、当記事でじっくり説明していきます。

 

スッキリわかる日商簿記はこんな感じで凄い!

世間に溢れてる簿記参考書の多くは、無機質な解説文とたいして印象に残らないイラストの2つで構成されています。

 

 

しかしスッキリわかる日商簿記の場合、解説文はストーリー仕立て (次項目の内容が、前項目の内容+新知識1つ) になってるので、

 

"ページを1つ進める=新しい内容の習得+以前の内容の復習"

 

を同時進行的に行えますし、癒し系の猫キャラが頻繁に登場するので、勉強する (=参考書を読む) モチベーションが自然と高まります。

 

 

 

あと、簿記試験って専門単語 (勘定科目) が3級だと90個、2級だと200個ぐらい出題範囲になり、世間の参考書の多くはそれら単語を3〜6個程まとめて一気に解説しています。

 

しかしそのやり方だと、単語1つ1つの意味や具体的な活用例の紹介が不十分になりがちなので、あまり初学者向きではありません。

 

 

一方、スッキリわかる日商簿記だと、以下のようにCASE分けして1つ単位でじっくり解説してあるので、物凄くとっつきやすいです!

 

 

 

各CASEでは例えば以下 (社債の利息を支払ったときの仕訳) のように、毎回猫キャラ付きで新出の専門単語1つ (今回は社債利息) を含む具体的な取引の状況が紹介されます。

 

 

 

そして上記取引に対する仕訳の作り方の解説も、すぐ下で行われます。

 

 

こんな感じで、3級受験者はCASE120〜130 (商業簿記1冊) を、2級受験者は3級の範囲と、工業簿記を合わせて計CASE300前後 (商業簿記2冊+工業簿記1冊) をこなします。(実際のCASE数は版数により異なります)

 

 

こうして簿記の専門単語や仕訳のやり方を一通り理解すると、当参考書の後ろに付いてる練習問題を解いていきます。

 

 

参考書の中には、練習問題が少なかったり、逆に多すぎて困ってしまう本が多いなか、スッキリわかる日商簿記は3級用・2級用ともに要点を凝縮した良問が程よい数掲載されています。

 

 

また、当参考書は解説が無駄に長文にならないように、かと言って雑な解説にならないよう、受験者 (主に時間のない社会人) の立場を考慮して作られています。

 

 

 

こうして練習問題を解き、実践的な力が付いてきたら、当参考書付属の、本試験と同形式のテスト問題で即自分の実力を試せます。

 

 

(つまり当参考書は、簿記に必要な知識・練習問題・本試験形式の問題のすべてが1冊に集約されてるのです!凄)

 

 

参考までに、以下はスッキリわかる日商簿記3級 (第4版) のテスト問題の一部 (第1問) なんですが、まるで本試験の第1問 (仕訳問題) を再現してるかのようなリアルさを感じると思います。

 

 

 

もちろん解答用紙も本番同様に用意されてますし、当然、解答もあります。

 

 

 

解説は要点を凝縮してあるので、普通に分かりやすいです。

 

 

 

どうでしょう?

 

スッキリわかる日商簿記は、解説の丁寧さや付属コンテンツの揃い具合という点で、他の多くの参考書よりも優れてる (優れてそう) というのが、少しは感覚的に理解できたのではないでしょうか?

 

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