パブロフの無料簿記アプリを使ってみた!通勤・通学の空き時間におすすめ
簿記受験者の多くは日々忙しい社会人や学生なので、まとまった勉強時間を取りづらいと思います。
なのでそういう人は、通勤・通学などの隙間時間を簿記アプリ利用の勉強タイムに充てることをおすすめします。
アプリだと参考書のように重くないですし、無料で簿記の練習問題をやれるので、一石二鳥です!
ということで、時間を有効活用した簿記受験生はアプリを使うべきなんですが、特におすすめなのはパブロフ簿記シリーズの無料 (LITE) 版です。
当記事はパブロフ簿記2級(商業)の無料版のレビュー記事で、当アプリは問題数こそ少ない (全24問) ですが、良問ばかりなので利用価値は抜群に高いです。
(他の無料アプリも併用すれば、問題数の少なさは解消できます)
また、実際に無料版を使ってみて、自分が良いと感じれば、同アプリの有料版(全100問)を600円で購入できます。
(この100問は商業簿記2級の出題範囲をほぼカバーしています)
まあ、有料版を買うかどうかは別にして、無料版だと1円も負担せずに隙間時間にやれる問題を確保できるので、勉強中の人はぜひ使ってみましょう!
(パブロフ簿記シリーズは2級の無料・有料版以外に、2級工業簿記の有料版(600円)、3級の無料版・有料版(600円)もあります)
パブロフ簿記2級(商業)の無料版(LITE)のレビュー
アプリトップ画面は以下のようになっています。
当アプリの機能でぜひ使い倒してほしいのはLEVEL1〜3とテストなので、レビューはこれら機能を中心に話を進めていきます。
ということで、まずはLEVEL1に進みます。
LEVEL1では計6問の出題があり、問題に正解するとその問題の左側に○が、間違えると×が表示されます。
各問題は何回でもトライ可能で、前回間違っても次回正解すれば×が○に変わり、逆に前回正解でも次回間違えれば○が×に変わります。
一方、左側が棒線(-)の問題はまだ未回答のものです。
ここで具体的に問題を1つやってみます。
例えば「本店集中計算制度」に進むと、その内容の問題文が表示されます。
問題文のすぐ下に仕訳スペースがあり、ここに正解となるような借方科目・貸方科目・金額を入力します。
入力は選択式で、例えば借方を埋める場合はその部分 (赤枠部↑) をクリックし、出てきた回答候補の中から正しい科目・金額を選択・決定します。
貸方も同じように作業し、問題に合致する仕訳 (借方・貸方・金額) を完成させ、決定に進みます。
もし自分の作った仕訳が正解であれば、(スクショは取ってませんが、) ○が表示され、以下のような画面に切り替わります。
続いて、仕訳を間違った場合についても書いときます。
以下は外貨建取引の問題で、例えば以下のように入力し、決定に進みます。
すると間違った場合は誤答 (自分の回答) が上に、正解が下に表示され、どこをどう間違えたのかを確認できます。
(相当詳細な解説付きなので、正解だけでは理解不明な場合も安心です)
「本店集中計算制度」と「外貨建取引」の2問を今トライしたわけですが、先ほど棒線(-)だったのが、正解した前者は○に、間違った後者は×に表示が変わっています。
こうして正解・不正解を繰り返し、最終的には全問○を目指します。
LEVEL2とLEVEL3も仕様はまったく同じです。
記事執筆時点(2018/2/25)の出題分野を紹介しておきます。
「LEVEL2」
- 販売のつど売上原価
- 電子記録債権・債務
- サービス業
- ソフトウェア
- 売買目的有価証券の売却
- 消費税
- 銀行勘定調整表
- 研究開発費
- ファイナンス・リース取引
「LEVEL3」
- 減価償却
- 固定資産の買換え
- 端数利息
- 有価証券の表示名
- 受取配当金の源泉徴収
- 貸倒引当金
- 返品調整引当金
- 長期前払費用
- 月次決算
LEVEL1〜3 (全24問) を素早く解けるようになったら、それら24問から10問が出題されるテストをやります。
テスト後、自分のスコア (1問10点の100点満点) が表示されるので、満点を取れるまで何度も繰り返し挑戦します。
(その昔簿記の勉強をしてた私がテストにトライしたところ、何と20点という大変お粗末な結果になりました。笑)
以上、パブロフ簿記2級(商業)の無料版(LITE)のレビューでした。
当アプリは問題数こそ少ないですが、わずかな隙間時間にやる分には重宝すると思います。
簿記資格取得を目指す人は、ぜひ試しに使ってみましょう!