楽天カードは申込自体は偽名でできるけど、実際の受け取りは不可能!
楽天カードは他のクレジットカードと同様、申込時に自分の名前の入力が必須となります。
しかし申込時に免許証コピーの提出 (ネット送信、郵送) は不要なので、その気になれば偽名を使うこともできます。
厳密には、免許証の12桁の番号 (数字) の入力箇所はありますが、入力は任意 (非必須) なので、入力をスルーすれば、少なくとも申込時にカード会社 (楽天) に申告氏名が偽名だとバレることはまずありません。
実際、楽天カード申込作業の1つである「運転免許証等の確認」の所で、免許証番号の入力をしなくて済む「なし」の選択肢が用意されてます。
ということで偽名で楽天カードを作りたい人は、上記設問で「なし」を選び、申込審査を通過すれば、見事にカードをゲットできることになり、、、ません!笑
なぜなら免許証番号を入力しなかった人は、カード郵送方法がほぼ100%の確率で、日本郵便の「本人限定受取郵便」になるからです。
本人限定受取郵便とは、本人自身 (申込者) が日本郵便の配達スタッフに顔写真付きの本人確認書類 (免許証、パスポート等) を提示することで、カードを引き渡してもらえる郵送方法のことです。
もし偽名で申込むと、郵便物の受取人名 (偽名) と本人確認書類の氏名 (本名) が一致せず、配達スタッフはカードを渡してくれないので、偽名だと申込はできても、実際の受け取りはできないのです!
(名前が不一致のカードは、配達スタッフがそのまま支社に持ち帰り、後日、楽天側に送り返されます)
一方、申込時に免許証番号を入力し、その免許証に記載の名前と同じ名前できっちり申込んだ場合、カード配達時点で、既にその番号経由で申告氏名が事実のものだと楽天側が確認済なので、郵送方法は本人確認書類の不要な簡易書留 (日本郵便) になります。
(本人限定受取郵便は本人しかカードを受け取れませんが、簡易書留は本人以外の家族でも受け取れます)
実は楽天カードの受取方法は3つあります。
しかしどのような場合にどの郵送方法が適用されるのかが公式サイトを読んでも不明だったので、楽天コンタクトセンター (0570-66-6910) に電話したところ、
- 申込時に免許証番号を申告していれば、おそらく簡易書留になる
- 逆に無申告だと、まず間違いなく本人限定受取郵便になる
- 一方、佐川急便の受取人確認サポートでの郵送はあまりない
という回答が返ってきました。
このように楽天は申告情報が正しいものであると確認できるまでは、絶対にカードを渡さない方針なので、偽名でカードを入手のはやはり無理なのです。
親や兄弟の名前を利用しての申込は、犯罪行為なので絶対にやめましょう!
偽名は無理ですが、親や兄弟の名前を使えば、難易度は高いとはいえ、何とか楽天カードを入手でき (ると思い) ます。
免許証を持ってる誰か家族の名前で申込し、その家族の免許証番号を拝借すると、簡易書留にて届くので、拝借された人でなくてもカードを受け取れます。
勝手に拝借した人はこの好機を利用し、カードが配達されるまでの期間 (1週間〜10日程) のインターホンになるべく自分が対応します。
(こうすることで、拝借された人が配達人と接触する可能性をなるべくゼロに近づけつつ、自分が受取人になれる可能性を極限まで高めます)
あと、自分名義でない楽天カードを作る場合、申告する引落口座の名義不一致の問題が生じますが、こちらも何とかクリアできます。
どうするかというと、免許証番号を拝借した人の引落口座を申告すれば、カードと口座の名義が一致するので一件落着と思いそうですが、まったくそうではありません!
なぜならカードを作り、実際の買い物で使うと、色々個人情報を勝手に使われた家族メンバーにいざ請求が来た時 (翌月27日) に、
「あれ?この請求身に覚えないけど、何やろ?」
というところから、上記の馬鹿げた行為が発覚していくからです。
当たり前の話ですが、クレジットカードは自分以外の情報で作ることは認められず、まして家族を巻き込むなんて全く言語道断です!
仮に上記の方法でカードを持てたとしても、後々、拝借メンバーにその悪事がバレることは確実で、大切な家族の絆が崩壊したり、私文書偽造で逮捕されたりしかねないので、絶対にやってはダメだと強く念を押しておきます。
ということで楽天カードに申込む際は、偽名や家族の名前ではなく、しっかり自分の本名を申告しましょう!