欧米行きの特典航空券を得るなら、ユナイテッド航空のマイルを集めよう!

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長期的にマイルを貯めるならユナイテッド航空のマイルがお得

日本に住んでる限り、多くの人は空の移動手段として航空会社にANAかJALのどちらかを利用すると思います。

 

しかし、ANAとJALのマイルはどちらも有効期間が3年なのに対し、ユナイテッド航空 (UA) のマイルは実質無期限なので、長期的にマイルを貯めるならUAマイルの方が優れていることになります。

 

 

UAマイルの厳密な有効期限は18ヶ月ですが、期限内にマイル数の増減が1回でもあれば、その日から有効期限は18ヶ月間延びるので、事実上の永久不滅マイルとなります!

 

 

手軽に期限を延ばす方法としては、MileagePlusセゾンカード等のUAマイルが貯まるカードを使うことです。

 

 

カード利用で普通に買い物すれば保有マイル数の増減 (この場合は増) があったということで、有効期限がリセットされます。

 

 

一方、ANA/JALマイルだと、もし期限が近づいた時点で目的のマイル数に到達していなければ、不本意でも既得のマイル数で足りる特典航空券と交換するか、還元率に劣る提携会社のポイントに換えることになってしまいます、、

 

 

このことからも、UAマイルの永久不滅措置がいかに凄いことなのかが分かります。

 

UAマイルならマイル数のかかるアメリカやヨーロッパ方面の特典航空券に照準を合わせることも可能です!

 

 

ただしUAマイルで手に入る国内線特典航空券が2014年2月1日に大幅に改悪されたので、UAマイルの現在の国内での利用価値は相当低くなってしまいました。

 

 

2014年2月1日以前のUAマイルの特典航空券だと、国内線は片道一律6,000マイル/ 往復一律12,000マイルだったのですが、それ以降は片道が6,000 ⇒10,000マイルに、往復が12,000 ⇒ 20,000マイルとなったのが具体的な改悪内容です、、悲

 

 

一方、ANA/ JALマイルの国内線の片道は9,000〜15,000マイル/ 往復は12,000〜20,000マイルなので、改悪前だとUAマイルで特典航空券を得る方がANA/ JALマイルで得るよりもより少ないマイル数でよかったのが、改悪後はそうではなくなってしまいました。

 

 

では、UAマイルは国内で完全に存在価値がなくなったのか?と言われると、答えは”ノー”です!

 

先ほど言った長期的にマイルを貯めれることも、UAマイルの存在価値の1つですが、ほかにもいくつかメリットはあるのでそのメリットも紹介します。

 

 

まだまだ役立つUAマイル

 

UAの特典航空券をANA便で活用できる

同じ航空連合に属する航空会社の特典航空券は、同一連合内の他の航空会社の便でも利用できることは特典航空券は他の航空会社でも使えるでお話しました。

 

ANAとUAはともにスターアライアンス加盟の航空会社なので、UAマイルでゲットした特典航空券でANA便に搭乗可能となります。

 

 

ANAマイルだと日本国内で片道10,000マイル以上必要な路線でも、UAマイルだと時期に関係なく、一律で片道10,000マイルですみます。

 

ですので、片道だけ飛行機を使い、かつANAマイルで10,000マイル以上必要な路線の場合はUAを利用しましょう。

 

 

特典航空券の予約開始時期がANAより早い

UAはANAよりかなり早い時期に特典航空券の予約ができます。

 

ANAマイルで予約する場合、普通は搭乗2ヵ月前の同一日(午前9:30)から予約できるのに対して、UAマイルだと337日前から予約が可能となります!

 

 

例年、GWや夏休みなど飛行機を利用する機会の多い時期は、予約開始から数時間、人気が殺到すれば数分で完売となるので、約11ヶ月前から予約できるUAは超便利です!

 

ただ、先ほど言ったように、UAマイルだと往復はANA/JALより割高となるので、絶対にその便を確保したいとき限定で早期予約しましょう。

 

 

サーチャージが不要

ANAやJALの場合、特典航空券であってもサーチャージは徴収されます。

 

(サーチャージとは、国際線特有の追加料金(燃油費)のことです)

 

しかしUAマイルだと、自社便やほぼ全ての提携航空会社の特典航空券でサーチャージを免除しています。

 

 

ですので、サーチャージのないUAはANA/JALよりも割安で海外旅行に行けそうな気がします、、

 

でもよく考えると、UA必要マイル数の改悪分を、UAの事実上のサーチャージと見なすことも可能です。

 

すると結局、UA/ANA/JALともにサーチャージが必要なので、海外にはUAが便利だ!とは言えなくなってきましたが、、

 

 

利用範囲が広い

ANA/JALマイルの特典航空券は利用できる人の制限がかなりキツいです、、

 

ANAは「会員ご本人、会員の配偶者および会員の2親等以内の方のみ」、JALは「会員ご本人、会員の配偶者、会員の二親等以内の親族の方、義兄弟姉妹の配偶者」

 

となっており、親族の人にしか券を譲れません、、

 

 

一方、UAマイルだと利用者の制限はないので、友達や恋人にも特典航空券を譲渡できます。

 

特に男性なら、彼女用の航空チケットをUAマイルで確保できるので、彼女を旅行に誘いやすくなります!笑

 

 

マイルを購入できる

ANAやJALのマイルは購入不可ですが、UAマイルは購入が認められています!

 

ですので、あと少しのマイル数で目的の特典航空券をゲットできるという場合には、買って補うことができます。

 

 

ただし、多少値段が高いのが難点です、、

 

最安でも2,000マイルで75.25ドル(1ドル=100円なら、約7,500円)がかかります。

 

もし購入するなら緊急でANAやスターアライアンス系航空を利用する必要があり、少しのマイルを加えれば航空券に換えられる場合だけにするのが無難です!

 

 

ストップオーバーしてもいい

UAの特典航空券でANA国内線を利用すると、ストップオーバーが利用できます!

 

これは超お得なことなんですが、ストップオーバーを意外に知らない人も多いので、まずはその意味を確認しておきます。

 

 

ストップオーバーとは、目的地に直行せずに乗り継ぎ地を経由する旅程で、乗り継ぎ地に24時間以上滞在することをいいます。

 

普通の旅行はただ目的地に滞在するだけですが、ストップオーバーだと乗り継ぎ地にも宿泊することになるので、1回の旅行で2倍楽しめます!

 

 

例として、福岡→大阪→東京→福岡の旅程でUAマイルとANAマイルを使ったときの様子を見てみます。

 

この場合、乗り継ぎ地は大阪で目的地は東京です。

 

 

UAマイルだと、こんな旅程でも往復20,000マイルで大丈夫です!

 

しかしANAマイルだと、福岡→大阪→東京と東京→福岡の2枚の航空券が必要となります、、

 

(ちなみに合計29,250マイルもかかってしまいます、悲)

 

乗り継ぎ地でも宿泊するような旅程に関しては、UAはANA/JALよりも利用価値は高いと言えます。

 

 

UAマイルのまとめ

何度も言いますが、必要マイル数視点では国内フライト、日本発の海外フライト)ともにUAの優位性はほぼなくなっています!

 

(例外は国内をストップ・オーバーするときぐらいです)

 

 

UAマイルがANA/JALマイルを凌駕する点は、実質有効期限がないので長期的にマイルの貯蓄ができ、マイル数が多くかかる欧米路線の特典航空券にも照準を合わせられることです。

 

各自の飛行機利用事情に合わせて、UA/ANA/JALそれぞれの長所を上手く利用してほしいです!

 

 

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