ANA vs JAL その4 (国際線の特典航空券の利用可能時期)
国際線の特典航空券を購入する場合、ANAマイルとJALマイルのどちらで購入する方が特典航空券のより利用利便性が高いのか比較します。
ANAでは国内線同様に、国際線の一部でも一時的に特典航空券を利用できません、、
ですが、利用制限されてるのはハワイだけで、他の地区は特に制限はないので一安心です!喜
ANA特典航空券(国際線)を利用できない期間 (エコノミークラスのみ)
対象路線 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | |
欧米 | 日本発 | - | - | - |
現地発 | - | - | - | |
中国アジア | 日本発 | - | - | - |
現地発 | - | - | - | |
ハワイ | 日本発 | - | - | - |
現地発 | 1/1〜1/2 | 1/1〜1/2 | 1/1〜1/2 |
※ビジネスクラス、ファーストクラスはいつでも利用可能
制限期間は年にたった2日なので、いっそのことフルシーズン使えるようにしてほしいところです。
一方、JALは国内線と同様に国際線でもフルシーズン使えます。
こういう細かいところで、JALはANAと差をつけようとしてるのが分かります!
特典航空券のマイル数は常時一定ではない!
続いては、特典航空券に必要なマイル数が時期によって変動する話です。
ANAはハイシーズン(繁忙期)、レギュラーシーズン(通常期) 、ローシーズン(閑散期)の3つに、JALは通常期間とディスカウント期間の2つに分かれます。
両航空会社の必要マイル数は、両社独自の基準(期間)で増減するため、どちらのマイレージがお得かを客観的に判断するのはけっこう難しいです、、
しかし、ANAのレギュラーシーズンとJALの通常期間は出発地と目的地が同じなら、その特典航空券へのマイル数もほぼ同じなので、この両者の期間を基準にすれば何とかマイレージの優劣を付けれそうです。
レギュラーシーズン(ANA)=通常期間(JAL)とすると、マイル数がほぼ同じのローシーズン(ANA)とディスカウント期間(JAL)もイコールで結べます。
ということは、ANAのハイシーズンに該当する時期がJALにはない分、JALの方がより少ないマイル数で特典航空券をゲットできそうな気が一瞬します、、
ですが、これを見てください!
目的地が欧米の場合のH、R、L、通常期間、ディスカウント期間の日数
ANA | JAL | |||||
2016年 | 2017年 | 2016年 | 2017年 | |||
H | 47日 | 49日 | 通常 | パリフランクフルトヘルシンキロンドン | 322日 | 341日 |
ディスカウント | 43日 | 24日 | ||||
R | 240日 | 237日 | 通常 | ホノルル | 315日 | 334日 |
ディスカウント | 50日 | 31日 | ||||
L | 71日 | 68日 | 通常 | サンディエゴサンフランシスコシカゴニューヨークバンクーバーロサンゼルスボストン | 341日 | 343日 |
ディスカウント | 24日 | 22日 |
※Hはハイシーズン(繁忙期)、Rはレギュラーシーズン(通常期)、Lはローシーズン(閑散期)
この表は、目的地が欧米の場合の各時期(H、R、L、通常期間、ディスカウント期間の日数をまとめたものです。
たしかにJALはANAのハイシーズンに相当する時期がないので、大きくマイルを消耗することはありません。
ですが、ANAのローシーズンの方がJALのディスカウント期間よりも日数が多いので、うまく日程調整すればANAを利用する方がマイルを節約できるとも言えます!
例えば日本-パリを往復する場合、2016年12月3日〜17日の旅程だとANA(レギュラーシーズン中)よりもJAL(ディスカウント期間中)の方がお得です。
一方、2017年4月5日〜19日の旅程だとJAL(通常期間中)よりもANA(ローシーズン)の方がお得になります!
このように、時期と目的地に応じてANAとJALの優劣は変動するので、その時にマイル数がより少なくてすむ方を選ぶのがべストだとは思います。
しかし、多少強引に優劣をつけるとすれば、ゴールデンウィークや年末・年始でも通常のマイル数で足りるJALに軍配を上げます!
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目的地別のシーズンチャートについて
目的地別のH、R、L、通常期間、ディスカウント期間の具体的な日程をまとめたので、よかったら参考にして下さい。
ANA (シーズン別) | JAL (ディスカウント期間) | ||||
欧米 | |||||
H | 2014年 | 1/1〜1/5、4/25〜5/7、8/1〜8/17、12/20〜12/31 | パリフランクフルトヘルシンキロンドン | 2014年 | 4/1〜4/24、12/1〜12/19 |
2015年 | 1/1〜1/4、4/24〜5/7、7/31〜8/17、12/18〜12/31 | 2015年 | 1/5〜2/28 | ||
2016年 | 1/1〜1/4 | 2016年 | 未定 | ||
R | 2014年 | 3/1〜3/31、5/8〜7/31、8/18〜12/19 | ホノルル | 2014年 | 4/1〜4/26、5/8〜5/31 |
2015年 | 3/1〜3/31、5/8〜7/30、8/18〜12/17 | 2015年 | 1/5〜1/31 | ||
2016年 | 2/27〜3/17 | 2016年 | 未定 | ||
L | 2014年 | 1/7〜2/28、4/1〜4/24、12/1〜12/25 | サンディエゴサンフランシスコシカゴニューヨークバンクーバーロサンゼルスボストン | 2014年 | 4/1〜4/24 |
2015年 | 1/6〜2/27、4/1〜4/23、11/30〜12/22 | 2015年 | 1/7〜2/28 | ||
2016年 | 1/5〜2/26 | 2016年 | 未定 | ||
中国・アジア | |||||
H | 2014年 | 1/1〜1/5、4/25〜5/7、8/8〜8/18、12/20〜12/31 | ソウル、プサン広州、上海、台北大連、高雄、天津北京、香港、マニラ | 2014年 | 4/1〜4/24、5/7〜6/30、12/1〜12/19 |
2015年 | 1/1〜1/4、4/24〜5/7、8/7〜8/17、12/18〜12/31 | 2015年 | 1/5〜1/28 | ||
2016年 | 1/1〜1/4 | 2016年 | 未定 | ||
R | 2014年 | 3/1〜3/31、7/1〜8/7、8/19〜11/30 | クアラルンプールジャカルタシンガポールデリー、ハノイバンコクホーチミンシティ | 2014年 | 4/1〜4/24、5/7〜6/30 |
2015年 | 3/1〜3/31、7/1〜8/6、8/18〜11/30 | 2015年 | 1/5〜2/28 | ||
2016年 | 2/1〜3/31 | 2016年 | 未定 | ||
L | 2014年 | 1/6〜2/28、4/1〜4/24、5/8〜6/30、12/1〜12/19 | シドニー | 2014年 | 4/1〜4/24、5/7〜6/30 |
2015年 | 1/5〜2/28、4/1〜4/23、5/8〜6/30、12/1〜12/17 | 2015年 | - | ||
2016年 | 1/5〜1/31 | 2016年 | 未定 | ||
リゾート | |||||
H | 2014年 | 1/1〜1/5、4/25〜5/7、8/1〜8/17、12/20〜12/31 | グアム | 2014年 | 4/1〜4/24、5/7〜5/31 |
2015年 | 1/1〜1/4、4/24〜5/7、7/31〜8/17、12/18〜12/31 | 2015年 | - | ||
2016年 | 1/1〜1/4 | 2016年 | 未定 | ||
R | 2014年 | 1/6〜3/31、6/1〜7/31、8/18〜12/19 | - | 2014年 | - |
2015年 | 1/5〜3/31、6/1〜7/30、8/18〜12/17 | 2015年 | - | ||
2016年 | 1/5〜3/31 | 2016年 | - | ||
L | 2014年 | 4/1〜4/24、5/8〜5/31 | - | 2014年 | - |
2015年 | 4/1〜4/23、5/8〜5/31 | 2015年 | - | ||
2016年 | - | 2016年 | - |
※Hはハイシーズン(繁忙期)、Rはレギュラーシーズン(通常期)、Lはローシーズン(閑散期)
※ANAの場合、 欧米⇒アメリカ合衆国、カナダ、イギリス、フランス、ドイツ リゾート ⇒ハワイ 中国・アジア⇒中国(香港含む)、台湾、韓国、シンガポール、タイ、ベトナム、インドネシア、インド、フィリピン、ミャンマーとなります。