ANA VISA/ Masterワイドゴールドカードの年会費・マイレージ・付帯サービスなどを解説

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ANA VISA/ Masterワイドゴールドカード

1,000円につきANAマイルが10マイルも貯まる。
国内主要28空港の空港ラウンジサービスあり。最高5,000万円の旅行保険 (国内・海外)、最高1,000万円の家族特約 (海外) が自動付帯
入会 (2,000マイル)、継続 (2,000マイル)、フライトボーナス (基本区間マイルの25%増) あり。

 

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カードの概要

ANA (全日本空輸) の上級サービスに、三井住友VISAゴールドカードの機能が合わさったカードです。

 

まず嬉しいのが、追加年会費なしで元から10マイルコースとなっていることです!

 

普通は6,600円(税込)が徴収されるので、この負担がないのはかなり大きいです。

 

さらにANAカードマイルプラス加盟店 (コンビニ、大手百貨店など) や年間利用額によるボーナスが用意されてるので、とにかくマイルが貯まりやすいです。

 

 

また、ANA利用時の特典も満載で、ANAカード会員専用のビジネスきっぷ (割安運賃/ 当日の予約・変更可能) やANA国内・国際線の機内販売10%割引などが使えます。

 

それとゴールドカードなので高額の付帯保険や空港ラウンジサービスも当然備わっています。

 

 

一方、内容が豪華なので年会費は15,400円(税込)と高額ですが、緩い条件クリアで10,450円(税込)にまで値下げを行なえます。

 

さらに毎年2,000マイル (4千円相当) が贈呈されるので、実質的な負担は5,000円程度に収まります!

 

以上を踏まえると、徹底的にANAマイルを集めつつ、保険やその他特典も充実させておきたい人に最適なカードだと言えます。

 

年会費

本会員の年会費は15,400円(税込)です。(年会費の割引特典あり)

 

家族会員の年会費は4,400円(税込)です。(年会費の割引特典あり)

 

ETCカードは初年度が無料、2年目以降は550円(税込)ですが、年1回以上のETCカードの利用で無料になります。

 

国際ブランド

VISAとMasterCardの2択です。

 

どちらのブランドを選んでもいいですが、特に理由がなければ加盟店数のより多いVISAがおすすめです。

 

マイ・ペイすリボ

先ほどから何回か出てるマイ・ペイすリボですが、VJAグループが採用してるリボ払いのことです。

 

マイ・ペイすリボに登録することで、

  • 毎月の支払額を自分で決められる
  • カード年会費の割引
  • 国内の買い物でもショッピング保険が適用

という3つのメリットを受けられます!

 

一方、マイ・ペイすリボのデメリットは、支払い後残額に対し手数料が徴収されることです。

 

しかし初回の支払日に全額を支払えば、手数料は一切発生せず (支払い後残額はゼロだから) 、実質1回払いと同じ扱いになります。

 

なので、手数料を極力回避するために月々の支払額を上限一杯に設定しておけば、上記3つのメリットだけを享受できるお得なサービスとなります!

 

基本ポイントプログラム

カード利用1,000円ごとにワールドプレゼントのポイントが1ポイント貯まり、このポイントをマイルに移行する形でANAマイルが獲得できます。

 

移行レートは、「1ポイント ⇒ 10マイル」で、還元率は2.0% (10マイル×2円÷1,000円)となります。

 

また、マイル移行の方法には、自動移行方式と応募方式の2種類が用意されています。

  • 自動移行方式: 通常獲得ポイントが自動的にマイルに移行される。
  • 応募方式: 自動移行はされず、必要に応じてポイントをマイルとして使える。

どちらの方式を選んでも手数料は発生しないですが、ポイントをマイル以外に使うと還元率は0.5%以下にしかならないので、自動移行方式で自動的にマイル化するのがおすすめです!

 

 

一方、ANAマイル以外の交換先には以下のものがあります。

 

各種交換先 還元率
楽天スーパーポイント、Tポイント、Pontaポイント、iD 0.5%
VJAギフトカード、カード請求額の割引、Suica、nanaco 0.3%

 

ですがギフト券や他社ポイントとの交換は0.3〜0.5%の還元率にしかならないので、やはりANAマイルに移行するのが望ましいです!

 

ボーナスポイント

前年度 (前年2月〜今年1月) のカード利用額と、今年度 (今年2月〜来年1月) のカード利用額に応じてボーナスポイント (ステージボーナス) が付与されます。

 

ステージ 条件 ボーナスポイント
V1 前年度50万円以上100万円未満 今年度50万円到達で100ポイント、
以降10万円ごとに20ポイント
V2 前年度100万円以上300万円未満 今年度50万円到達で150ポイント、
以降10万円ごとに30ポイント
V3 前年度300万円以上 今年度50万円到達で300ポイント、
以降10万円ごとに60ポイント

 

ただしボーナスポイントの移行レートは、1ポイント=3マイルとなります。

 

以下はボーナスポイントを含めたANAマイルの還元率です。

還元率
V1 2.12%
V2 2.18%
V3 2.36%

※ 還元率は毎年同じ金額を使った場合を想定しています。

 

結構高い還元率となります!

 

ANAカードマイルプラス加盟店

ANAカードマイルプラス加盟店でカードを使うと、ワールドプレゼントのポイントとANAマイルの2つが同時に貯まります!

 

マイル付与率は100円毎に1マイル、または200円毎に1マイルです。

 

なので利用1,000円に対し、20マイル (還元率4%) または15マイル (還元率3%) が貯まります!

 

家族でマイルが合算できる!ANAカードファミリーマイル

ANAカードファミリーマイルとは、家族の人がそれぞれ貯めたマイルを家族間で共有 (合算) できるサービスのことです。 (登録料は無料です)

 

ファミリーマイルで交換可能な特典は以下のものです。

  • ANA国内線特典航空券
  • ANA国際線特典航空券
  • ANA国際線アップグレード特典
  • 提携航空会社特典航空券
  • ANA SKY コイン

上記以外の特典には使えませんが、大半の人はこの5つのどれかに換えると思うので、実質的に交換に不便はありません。

 

航空機の利用回数が少ないとなかなかマイルは貯まりませんが、家族の力を合わせるとすぐ集まるので、もしANAカード (券面に「ANACARD」の記載があるカード) を使ってる家族の人がいれば、ぜひ当サービスを活用してほしいです。

 

ANA提供のサービス

■ANAカードの共通サービス

  • ビジネスきっぷ (ANAカード会員専用の割安運賃/ 全路線対応の、当日の予約・変更サービス)
  • ANA国内線/ 国際線の機内販売10%割引
  • 空港内店舗『ANA FESTA』10%割引
  • ANA国内ツアー (ANAスカイホリデー)、ANA海外ツアー (ANAハローツアー、ANAワンダーアース) 商品5%割引
  • IHG・ANA・ホテルズグループジャパン宿泊5%割引 (ベストフレキシブル料金が対象)
  • ショッピングサイト「ANAショッピング astyle」で7%割引
  • 楽天Edyの支払いで、200円につき1〜2マイルが付与
  • オンラインモール『ANAマイレージモール』経由のボーナスマイル

    (楽天市場: 200円毎に1マイル、Yahoo!ショッピング: 300円毎に1マイル)

 

■ワイドゴールドカード専用のサービス

  • 国内主要28空港の空港ラウンジサービス
  • ANA国内線エコノミークラス利用でも、ビジネスクラス専用カウンターでチェックインが可能
  • ANAグループ空港免税店で10%割引
  • IHG・ANA・ホテルズグループジャパンの朝食無料&ウェルカムドリンクサービス (国内限定)

 

その他の特典・サービス

■入会・継続・フライトボーナス

 

当カードのボーナスは以下の3つです。

対象 ボーナス
入会ボーナス 2,000マイル
毎年継続ボーナス 2,000マイル
フライトボーナス 通常フライトマイルに25%が上乗せ

 

入会ボーナスはカードを作ると付与され、毎年継続ボーナスは年会費を支払った月の末日に付与されます。

 

また、フライトボーナスと通常フライトマイルを合わせると、「区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×125%」のマイルが貯まります。

 

 

■電子マネー

 

当カードは以下の電子マネーを紐付けできます。

  • 楽天Edy (一体型)
  • iD (一体型、ドコモのおサイフケータイ型)
  • PiTaPa (分離型)

 

どの電子マネーも年会費、発行手数料は無料です。

 

ただしPiTaPaに関しては年に一度も利用がない場合は、維持管理料として1人当たり1,100円(税込)が取られます。

 

付帯保険

  • 最高5,000万円の国内航空傷害保険 (自動付帯)
  • 最高5,000万円の国内旅行保険 (自動付帯1,000万円+利用付帯4,000万円)
  • 最高5,000万円の海外旅行保険 (自動付帯1,000万円+利用付帯4,000万円)
  • 最高1,000万円の海外旅行保険家族特約 (自動付帯)
  • 最高300万円のショッピング保険 (海外、マイ・ペイすリボ、3回以上の分割払いが対象)

が付帯します。

 

基本的に保険はカード保有だけで補償対象となる"自動付帯"なので、万一の時は保険を申請しやすくなっています。

 

また、海外旅行保険と国内旅行保険に関しては旅行費用 (宿泊費用・公共交通機関代金など) をカードで支払えば最高4,000万円 (利用付帯) が上乗せされるので、補償額は最高5,000万円となります!

 

さらに海外旅行保険には家族特約が付いてるので、家族カードを非保有の家族の人たちも保険を受けられます。

 

一方、ショッピング保険は普通に1回払いで購入した商品は対象外なので、この点は少し残念です。

 

総合評価

ANAと三井住友VISAの両方からハイレベルの特典を受けられる、コストパフォーマンスに優れたカードです!

 

15,400円(税込)の年会費は一見高い気がしますが、海外旅行保険に家族特約が付いてたり、空港ラウンジサービスがあったり、フライトマイルが25%増しになったりしますし、年会費の減額措置も用意されてるので、年会費はむしろ安いぐらいです。嬉

 

 

さらに手数料免除で10マイルコースが用意されてたり、カード利用額に応じたボーナスポイント (最大還元率2.36%) もあるので、旅行時だけでなく普段でもカードの恩恵を受けられます。

 

爆発的にANAマイルが貯まるVISAまたはMasterCardのゴールドカードが欲しい人に絶対おすすめです。

 

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カード基本情報

カード発行会社三井住友カード株式会社
初年度年会費15,400円(税込)が基本
翌年以降年会費 15,400円(税込)が基本
提携ブランドVISA/ Master
利用限度額70万円〜200万円
チャージ時にポイント付与-
ETC
カード
初年度年会費無料
翌年以降年会費550円(税込) (年1回以上の利用で無料)
発行手数料無料
支払い方法1回/ 2回/ ボーナス1回/ リボ払い/ 分割払い
支払日15日締め/ 翌月10日払い
申込資格原則として満30歳以上で、本人に安定継続収入のある人
リボ手数料実質年率15.0%
キャッシング金利実質年率15.0〜18.0%
家族
カード
初年度年会費無料
翌年以降年会費 4,400円(税込)が基本
申込資格本会員と生計を同一にする配偶者、満18歳以上の子ども (高校生を除く)、両親
家族
ETC
カード
初年度年会費無料
翌年以降年会費550円(税込) (年1回以上の利用で無料)
発行手数料無料

 

ポイントプログラム

プログラム名ワールドプレゼント
ポイント付与レート1,000円毎に1ポイント
ポイントの使い道

『ANAマイルに移行』
1ポイント ⇒ 10マイル

 

『ギフト券、他社ポイントと交換』
楽天スーパーポイント、Tポイント、Pontaポイント、iD、VJAギフトカード、カード請求額の割引、Suica、nanaco

ポイント有効期限ワールドプレゼントのポイント:2年
ANAマイル:3年
標準還元率

ANAマイルに移行時: 2.0%
ギフト券、他社ポイントと交換時: 0.3%〜0.5%

入会特典入会時2,000マイル (ANA)
ボーナス特典

『ステージボーナス』
V1・・今年度50万円で50ポイント、以降10万円ごとに10ポイント
V2・・今年度50万円で75ポイント、以降10万円ごとに15ポイント
V3・・今年度50万円で150ポイント、以降10万円ごとに30ポイント

 

『継続・フライトボーナス』
カード継続時2,000マイル (ANA)、フライト毎に区間マイルの25%増

マイル交換1ポイント ⇒ 10マイル
その他サービス

マイ・ペイすリボでカード年会費の割引、ショッピング保険が国内でも適用
楽天Edy (一体型)、iD (一体型、おサイフケータイ型)、PiTaPa (分離型)
ANAカードマイルプラス加盟店だと、ポイントとANAマイルが付与
ANAカードファミリーマイル
国内28空港の空港ラウンジサービスなど

 

付帯サービス

国内旅行保険付帯条件自動付帯 (死亡・後遺障害のみ、自動付帯+利用付帯)
死亡・後遺障害最高1,000万円 (自動付帯)+最高4,000万円 (利用付帯)
入院費用日額5,000円
手術費用最高20万円
通院費用日額2,000円
国内旅行保険家族特約-
海外旅行保険付帯条件自動付帯 (死亡・後遺障害のみ、自動付帯+利用付帯)
死亡・後遺障害最高1,000万円 (自動付帯)+最高4,000万円 (利用付帯)
傷害治療最高300万円
疾病治療最高300万円
賠償責任最高5,000万円
救援者費用最高500万円
携行品損害最高50万円 (免責3千円)
海外旅行保険家族特約付帯条件 自動付帯

 

(対象)
本会員と生計を共にする19歳未満の同居の親族
本会員と生計を共にする19歳未満の別居の未婚の子

死亡・後遺障害最高1,000万円
傷害治療最高200万円
疾病治療最高200万円
賠償責任最高2,000万円
救援者費用最高200万円
携行品損害最高50万円 (免責3千円)
ショッピング保険年間補償額最高300万円
自己負担額3,000円
補償期間90日間
ネットセーフティ

『VpassID安心サービス』

 

VpassID、パスワードが第三者に不正利用された場合、その損害を補償

ロードサービス-
その他

『紛失・盗難保険』

 

紛失・盗難の届出日から60日前までさかのぼり、それ以降の不正使用分を補償

 

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