FX口座(5社)を一気に解約してみた!長年放置してたので
FX口座の新規開設ボーナス欲しさに口座を複数作ったけど、ボーナスを獲得して以降、それら口座を完全放置してる人はかなり多いと思います。
かく言う僕もこの例に該当し、2013年に以下の5社の口座を開設し、1ヶ月程FXを実践して以降、2019年5月に全社解約に踏み切るまでは完全に放置してました。
- DMM.com証券
- 外為ジャパンFX
- 外為オンライン
- FXトレード・フィナンシャル
- GMOクリック証券
この5社の放置期間はどれも約6年で、途中で、「お金事なので、使わないなら解約した方が良いかな、、」とは何度も思いました。
しかし口座維持費は無料であったり、解約手続きは面倒 (億劫) ということもあり、長年見て見ぬふりをしてきたのです。笑
とは言え放置は気分がスッキリしないので、2019年5月に遂に重い腰を上げたというわけです。
実際、5社の解約をして判明したのは、証券会社によって解約のし易さやその方法 (オンラインor電話or書面) がまあまあ違うということです。
そこで当記事では、この5社の解約方法やその所要時間 (日数) について、各証券会社からのメールを提示しつつ、リアルに説明していきます。
大手5社のFX口座の解約方法・所要時間について
DMM.com証券/ 外為ジャパンFX/ 外為オンライン/ FXトレード・フィナンシャル/ GMOクリック証券の順に説明します。
■DMM.com証券
DMM.com証券はオンライン(専用フォーム)で解約手続きが完結します。
(フォームに、氏名・メアド・電話番号・生年月日・住所・お客様口座番号を入力します)
また、解約完了に要する時間は、フォーム入力後の折り返しメール (件名:お問い合わせメール) によると、「数営業日お時間を頂戴することがございます」との記載がありました。
しかし僕が解約申請した時 (2019/5/9 12:31) は、「件名:口座解約手続きに関しまして」のメール受信により、その日中 (同日23:33) に解約が済みました。
厳密にはそのメールの内容は、既 (過去) にお客様 (僕) は解約依頼してましたよ (=解約済) というものでした。
しかし仮に僕が口座保有の状態で申請したとしても、おそらくこのメールをもって完了したと思います。
仮にそう解釈すると、今回、DMM.com証券の解約に要した時間はわずか11時間ということになります。
おそらくDMM.com証券は申請当日か、遅くとも翌営業日ぐらいには解約が終わると言えそうです。
■外為ジャパンFX
外為ジャパンFXはDMM.com証券が運営元という背景もあり、運営元と同じく、解約はオンライン(専用フォーム)から行えます。
(入力内容はDMM.com証券の同じ)
また、解約に要する時間は、フォーム入力後の折り返しメール (件名:お問い合わせメール) によると、「追って、カスタマーサポートよりご連絡」となるようです。
しかし僕が解約申請した時は、「件名:口座解約手続き完了のお知らせ」のメール受信により、その当日に解約が済みました。
具体的には、2019/5/9 13:57に申請し、その日の23:10に済みました。
「追って、ご連絡」という曖昧さゆえ、解約は5営業日ぐらいかかるイメージがありましたが、実際は9時間ちょっとでした。嬉
外為ジャパンFXは、DMM.com証券に負けず劣らず、相当スピーディーに解約できるようです。
■外為オンライン
外為オンラインもオンラインで手続きが完結します。
しかし手続きは専用フォームではなく、指定の送り先 (アドレス) に自らメールを送る形で手続きします。
■送り先
- 店頭取引の場合:support☆gaitameonline.com (☆は@に変換)
- くりっく365の場合:support365☆gaitameonline.com (☆は@に変換)
メールの記載事項は、件名を「口座解約依頼」とし、氏名/ お客様番号/ 解約するログインIDを入力し、解約理由を6つの中から選択というものです。
(記載事項の詳細は、外為オンライン公式サイトを見て下さい)
メール送信後、外為オンラインから折返メールが届きます。
僕は5/9 17:34に送信し、翌日(5/10)の17:36に解約が完了しました。
もし午前中とか昼間とかに申請 (送信) していれば、当日解約もありえたと思います。
■FXトレード・フィナンシャル
FXトレード・フィナンシャル (以下、FXTF) も、オンラインで手続きが完結します。
具体的には、FXTF公式サイトからマイページにログインし、「お客様情報」⇒「解約のお申込み」から手続きします。
申込後、折返メールは来ませんが、解約が済むとゴールデンウェイ・ジャパンなる会社から、「解約手続き完了のお知らせ」という件名のメールが届きます。
僕は5/9の夕方に申請を出し、翌日(5/10)の8:50に処理が済みました。
サクッと解約が済んで良かったです。
ただ欲を言えば、ちゃんと申請できたか確認できるよう、選択制で良いので、「解約申請を受理しました」的な一報は欲しいと思いましたが。
■GMOクリック証券
上4つはネット上で手続きが完結しましたが、残念ながらGMOクリック証券 (以下、会社) の場合はそうはいきません。
申請後に届く書面 (解約届) に必要事項を記入し、それを会社に返送することで晴れて解約が完了します。
この一連の手順を詳しく解説します。
まず会員ページ(自分のアカウント)にログインし、「マイページ」⇒「お問合せ」と進みます。
そして「新規のお問合せ」の画面で、解約する旨のメッセージを送り、会社からの返答を待ちます。
会社とのやり取りの記録は、「マイページ」内で確認できます。
例えば以下は僕の記録で、"GMOクリック証券のFX専用取引口座を解約します。"と送りました。(05/09 13:07)
すると同日14:20に、解約届を発送するというメッセージが返ってきました。
そして翌々日(05/11)、解約届が自宅に届きました。
解約届の記入事項は、依頼日/ ユーザーID/ 氏名/ 生年月日/ 住所/ 電話番号の6つと、アンケート (解約の理由など) になります。
記入後、解約届を同封の返信用封筒に入れ、ポストに投函します。(郵便料金は会社が負担)
僕は2019/5/9に解約申請したわけですが、封筒の有効期限 (2020/12/31まで) は1年半以上ありました。
(話を戻し、) 解約届が会社に到着し、記入事項に不備がなければ解約手続きが始まります。
そして会員ページにログインできなくなる事をもって、解約完了となります。
(手続き完了のお知らせメールは来ません)
(記事執筆時点、僕は解約届をまだ未返送なので、解約に要した日数 (申請〜ログイン不可反映の期間) はまだ検証中で、後日にその日数を追記します)
ネット全盛のこのご時世に、紙ベースの解約は相当時代遅れだと思いました。
まとめ
下表は、上記5社 (FX口座) の解約方法/ 所要時間/ 備考のまとめです。
解約方法 | 所要時間 | 備考 | |
DMM.com証券 | ネット | 11時間 | なし |
外為ジャパンFX | ネット | 9時間 | なし |
外為オンライン | ネット | 丸1日(24時間) | メール作成が少し手間 |
FXTF | ネット | 1日弱 | なし |
GMOクリック証券 | 書面 | 追記します | 書面の記入・返送が面倒 |
最初の4社はオンラインで解約申請が可能で、しかも1〜2営業日ぐらいで終わるという手軽さでした。
一方、GMOクリック証券は解約のために、書面 (解約届) の到着待ち・記入・投函を経る必要があります。
それゆえ申請から数日を経ないと解約に辿り着きません。
GMOクリック証券としては解約のハードルを高めに設定することで、少しでも解約者を出さないようにしてるのだと思います。
そんなこんなで今回は5社中、4社がネット解約に対応してました。
おそらく世間のFX口座の大半は、ネット解約が可能だと思われます。
なのでどこの会社であれ、FX口座の放置で気分がスッキリしない人は、これを機会に一気に解約してはどうでしょう?