楽天カードの実用的な還元率の話

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楽天カードのリアルなポイント還元率を算出してみた!

楽天カードの最大の特徴は、楽天市場で3%以上の楽天スーパーポイントが貯まることです。

 

 

当記事ではそんなお得な楽天カード (年会費無料) のリアルなポイント還元率について、徹底検証してみました。

 

 

まず結論から言うと、当カードのリアル (現実的) な還元率は1.35%です。

 

 

ここからは上記の根拠について解説します。

 

 

(計算過程に興味のない人は、公式サイトでカードスペックの確認作業に入りましょう)

 

【⇒ 楽天カードの公式サイトへ】

 

 

還元率の計算には、当カードの基本ポイントプログラム/ ボーナスポイントを知る必要があるので、最初にこの2つの情報をまとめておきます。

 

 

これらの情報を元に、具体的に計算を行います。

 

 

 

基本ポイントプログラム

日常の買い物や公共料金の支払いを楽天カードで行うと、100円ごとに楽天スーパーポイント (以下、楽天ポイント) が1P貯まるのが基本です。(還元率1%)

 

 

例えば当カード決済でセブンイレブンで500円買い物すると、5P貯まります。

 

 

ポイント有効期限は、最後にポイント獲得した月を含めた1年です。

 

 

例えば2019年7月に得たポイントは、2020年6月末まで有効となります。

 

 

次はポイントの使い道についてです。

 

 

楽天ポイントは1P (=1円) 単位で、ネット・実店舗の双方で幅広く使えます。

 

 

■主なポイントの使い道

  1. 楽天関連で使う (楽天市場/ 楽天モバイル/ 楽天トラベル/ 楽天証券/ 楽天銀行/ 楽天ブックス/ 楽天kobo等)
  2. 楽天ポイント加盟店で使う (ジョーシン/ マクドナルド/ 出光/ ツルハドラッグ/ ビックカメラ/ くら寿司/ ミスド等)
  3. 電子マネーEdyにチャージ
  4. 金券と交換 (JCBギフトカード/ ジェフグルメカード/ ビール共通券/ 松阪牛ギフト券)

 

 

このように楽天ポイントの利便性は相当高く、現金にかなり近い性質を持っています!

 

 

ちなみに楽天カードを作ると、入会特典 (5,000〜10,000P前後) が貰えます。

 

 

ポイント数は入会時期で異なりますが、記事執筆時点 (2019/7/3) だと5,000Pが付与されます。

 

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ボーナスポイント

楽天カードは還元率1%が基本ですが、利用シーンによっては爆上がりします!

 

 

■楽天カードの利用別のポイント還元率

  1. 楽天市場:3〜16%
  2. 楽天ポイント加盟店:1.5〜2%
  3. 楽天ペイ:1.5%

 

 

カード保有者が楽天市場で買い物すると、まずこの時点で還元率3%です。

 

 

更に、楽天市場での買い物に関しては、所定の条件クリアで還元率は加算され、全条件クリアで最高の16%に達します。

 

 

 

 

■所定の条件

  1. 楽天カードのゴールド/ プレミアムを利用:+2%
  2. 楽天銀行口座から楽天カード利用分を引き落とし:+1%
  3. 「楽天の保険」の保険料を楽天カードで支払う:+1%
  4. 楽天でんきの加入と利用:+0.5%
  5. 楽天市場アプリで買い物:+0.5%
  6. 楽天証券で月1回500円以上のポイント投資:+1%
  7. 楽天モバイルの通話SIMを利用:+2%
  8. 楽天TVのNBAまたはパ・リーグSpecialに加入/ 契約更新:+1%
  9. 楽天ブランドアベニューで月1回以上買い物:+1%
  10. 楽天ブックスで月1回1注文1,000円以上買い物:+0.5%
  11. 楽天Koboで電子書籍を月1回1注文1,000円以上買い物:+0.5%
  12. 楽天トラベルを利用:+1%
  13. 楽天ビューティーを月1回1,500円以上利用:+1%

 

 

例えば条件2と7を満たす人が市場で楽天カードで買い物すると、還元率は6% (1%+2%+基本3%) となります。

 

 

これは市場で100円買い物するごとに、6Pも得られることを意味します。凄

 

 

次は楽天ポイント加盟店の1.5〜2%についてです。

 

 

楽天ポイント加盟店とは、楽天ポイントカードの提示で楽天ポイントが付く店舗のことです。

 

 

ポイント付与率は100円で1P/ 200円で1Pのどちらかの場合が多く、加盟店で楽天カードを提示すると、この提示ポイントが貰えます。

 

 

(補足:楽天カードはポイントカード機能が内蔵してます)

 

 

ポイント加盟店の一例
100円で1P マクドナルド、ポプラ、生活彩家、くらしハウス、スリーエイト、ミスド、デイリーヤマザキ、大戸屋、Right-on、不二家、大丸、ロイヤルホスト
200円で1P ジョーシン、くら寿司、コーナン、ツルハドラッグ、くすりの福太郎、ウォンツ、ドラッグストアウェルネス、レデイ薬局、杏林堂、B&Dドラッグストア

 

 

例えばマクドナルドで楽天カード決済で500円食事すると、10P (基本5P+提示5P) 貯まります。

 

 

この場合、500円で10Pなので還元率は2%です。

 

 

あるいはくら寿司で楽天カード決済で2千円食事すると、貯まるのは30P (基本20P+提示10P) なので1.5%となります。

 

 

こんな感じでポイント加盟店で楽天カードを使うと、還元率は1.5〜2%となります。

 

 

最後は、楽天ペイ (QRコード決済) の1.5%についてです。

 

 

楽天ペイはその利用200円ごとに1Pが付きます。(0.5%)

 

 

また、その利用分を楽天カードで決済すると、100円で1P貯まります。(基本の1%)

 

 

なので楽天カード決済で楽天ペイを使うと、計1.5% (200円で3P) となります。

 

 

 

 

このように楽天カードは"楽天"と名の付くサービスでポイントが一気に貯まるのです!

 

 

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楽天カードのリアルな還元率の計算

楽天カードのスペックをまとめると、このようになります。

 

  1. 還元率は1%が基本
  2. 入会特典あり (5,000〜10,000P前後)
  3. 楽天市場では3〜16%
  4. 楽天ポイント加盟店では1.5〜2%
  5. 楽天ペイでは1.5%

 

 

カード利用の割合が楽天関連、特に楽天市場で大きくなるにつれ、還元率は2%、3%と上がっていきます。

 

 

逆に楽天以外でしか使わないと、1%止まりとなります。

 

 

今回の還元率の計算では、以下の割合でカードを使うものとします。

 

  1. 楽天市場(3%に固定)で1割
  2. 楽天ポイント加盟店(2%に固定)で1割
  3. 楽天ペイ(1.5%)で1割
  4. 楽天以外(1%)で7割

 

 

例えば月5万円カードを使う場合、市場・加盟店・楽天ペイで各5千円、楽天以外 (楽天以外の買い物、水道光熱費、通信費など) で3万5千円という具合です。

 

 

仮に上記のような割合で楽天カードを使うと、利用額に関係なく、還元率は一律1.35%と計算できます。

 

 

ここで、計算式を紹介しておきます。

 

 

月5万円使う場合の獲得ポイントは、市場(5千円×3%)+加盟店(5千円×2%)+楽天ペイ(5千円×1.5%)+楽天以外(3.5万円×1%)で、675Pです。

 

 

つまり5万円で675P獲得なので、1.35%です。(675P÷5万円)

 

 

一般的にクレジットカードは1.2%以上で超高還元率だとよく表現します。

 

 

なので楽天カードは事実上、超高還元の部類に入ります。

 

 

入会1年目は1.5%以上の高さ!

楽天カードは入会特典 (5,000〜10,000P前後) があるので、これを考慮すると、1年目は1.35%よりも高いです!

 

 

仮に入会特典を (少なめの) 5,000Pと想定すると、1年目の還元率は次のようになります。

 

(補足:2年目以降は月々の利用額によらず、一律1.35%です)

 

 

月々の利用額 1年目 2年目以降
1万円 5.52% 一律1.35%
2万円 3.43%
3万円 2.74%
4万円 2.39%
5万円 2.18%
6万円 2.04%
7万円 1.95%
8万円 1.87%
9万円 1.81%
10万円 1.77%
11万円 1.73%
12万円 1.70%
13万円 1.67%
14万円 1.65%
15万円 1.63%
16万円 1.61%
17万円 1.60%
18万円 1.58%
19万円 1.57%
20万円 1.56%

 

 

1年目に関しては、月20万円以下だと1.5%以上、月5万円以下の少額利用に限定すると、何と2.1%以上もの数字を叩き出します!

 

 

ここで月々の利用額に対し、上記結果 (各還元率) となった根拠を少し解説します。

 

 

解説例として、月5万円の結果 (1年目の2.18%) の計算過程を使います。

 

 

■月5万円利用時の、1年目の還元率の計算過程

カード利用による年間獲得ポイント 8,100P(月675P×12ヶ月)
入会特典 5,000P
年間の総獲得ポイント 13,100P
年間の総還元額 13,100円(=13,100P)
年間の総利用額 60万円(月5万円×12ヶ月)
還元率 2.18%(13,100円÷60万円)

 

 

このような計算により、1年目・月5万円の還元率は2.18%となります。

 

 

残りの結果 (各還元率) についても、考え方はまったく同じです。

 

 

楽天カードのまとめ

基本的にクレジットカードは年単位で使う物なので、当カードのリアルな還元率は1.35%だと言えます。

 

 

しかもこの数字はカードの全利用額の割合を、楽天市場(3%に固定)/ 楽天ポイント加盟店(2%に固定)/ 楽天ペイ(1.5%)で各1割、楽天以外(1%)で7割と仮定した場合のものです。

 

 

もし楽天市場の割合を上げると、1.35%を軽く超えます。

 

 

逆に楽天以外の利用がメインだと、還元率は基本の1%にほぼ落ち着きます。

 

 

しかし楽天カード保有者の僕の経験から言うと、普通にカードを使っていくと、最低でも1.2%前後にはなります。

 

 

しかも年会費は永久無料で、かつ大奮発の入会特典も常に用意されています。

 

 

なのでカード選びに迷ってる人は、楽天カードはかなりおすすめです!

 

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