小田急ポイントカード (OPクレジット) の還元率を算出する
小田急百貨店や小田急線などで爆発的にポイントが貯まるカード
基本ポイントプログラム |
200円毎に小田急ポイントが1P (ポイント) 貯まります。
年会費は550円(税込)ですが、年1回以上の利用で無料です。
小田急ポイントサービス加盟店で、1P単位 (1円の価値) で利用可能です。
(加盟店の例)
ポイント有効期限は3ヶ月〜1年3ヶ月です。 |
加盟店ボーナス |
ポイントサービス加盟店だと、以下の割合でボーナスポイントが貰えます。
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小田急電子マネーご利用ポイント |
電子マネーポイント加盟店でのPASMO払いで、利用額の1%のボーナス
(PASMOオートチャージ機能の設定が必要) |
小田急乗車ポイント |
PASMOで小田急線に乗車した、毎月1日〜末日までの運賃総額に応じ、利用額の0%〜7%のボーナス
(PASMOオートチャージ機能の設定が必要) |
【⇒ 小田急ポイントカード (OPクレジット) の公式サイトへ】
カード利用額(月額1万円から40万円)と還元率の関係
最大還元率/平均還元率など
初年度還元率 | 翌年以降還元率 | |
最大還元率 | 2.31% (月1万利用時) | 1.89% (月1万以上利用時) |
平均還元率 | 1.93% (月1〜40万の平均) | 1.89% (月1〜40万の平均) |
2万円利用(月額) | 2.10% | 全利用額で1.89% |
6万円利用(月額) | 1.96% | |
10万円利用(月額) | 1.93% | |
20万円利用(月額) | 1.91% | |
30万円利用(月額) | 1.90% | |
40万円利用(月額) | 1.90% |
還元率が上記グラフや表のようになる根拠
上記の結果となる根拠を、
・初年度に月6万円カード利用する場合
・翌年以降に月6万円カード利用する場合
の2種類を例にして説明します。
説明のために、まずは還元率の計算に含まれるものの確認をし、次に具体的な計算式を見ていきます。
(計算に含まれるもの)
オンライン入会ボーナス500ポイントは計算に含めます。
また、年1回以上のカード利用で年会費は無料となるので、年会費はゼロとして扱います。
小田急ポイントカードの還元率は、月間カード利用額の何%を小田急ポイントサービス加盟店で使い、どのボーナスポイントを計算に入れるかによって大きく変わってきます。
通常利用する分には0.50%の還元率にすぎませんが、加盟店だと最大10%のボーナスポイントが付与されることを考えると、カードのメイン所有者は加盟店を頻繁に利用する人だと思われます。
なのでカード利用額のうち30%を加盟店で使うとし、ボーナスポイント付与率を5%と想定します。
この条件の元、例えば1ヶ月の利用額が税込5万円 (本体価格46,296円) の場合、まずは通常ポイントとして250ポイントが付与されます。
そして加盟店ボーナスとして、46,296円の30%に相当する金額のさらに5%である694ポイントを獲得できることになります。
つまり税込5万円だと、合計944ポイントを獲得できるという考え方です。
一方、『小田急電子マネーご利用ポイント』 と 『小田急乗車ポイント』 の2つのボーナスは、還元率の計算から省きます。
小田急線の売店・自販機の利用頻度や、乗車ポイントを獲得できる・できないはその人のライフサイクルで大きく異なるからです。
管理人の主観がかなり入ってますが、上記の方針で還元率を算出します。
初年度に月6万円カード利用する場合
年間獲得ポイントと年間キャッシュバック
通常P (P=ポイント) | 月300P×12ヶ月 |
特別Pまたはキャッシュバック | 『加盟店ボーナス』 月833P×12ヶ月
税別55,555円(税込6万円)の30%を加盟店利用し、
『オンライン入会特典』 500P |
年間合計 | 14,096P |
還元率の算出
算出根拠 | 結果 | |
年間獲得P | 14,096P×1年 | 14,096P |
1Pの価値 | 小田急ポイントサービス加盟店で1P = 1円として利用可能 | 1P = 1円 |
還元額 | 14,096P×1円 | 14,096円 |
年会費 | 0円×1年 | 0円 |
カード利用額 | 6万円×12ヶ月 | 72万円 |
還元率 | 14,096円÷72万円 | 1.96% |
翌年以降に月6万円カード利用する場合
年間獲得ポイントと年間キャッシュバック
通常P (P=ポイント) | 月300P×12ヶ月 |
特別Pまたはキャッシュバック | 『加盟店ボーナス』 月833P×12ヶ月
税別55,555円(税込6万円)の30%を加盟店利用し、 |
年間合計 | 13,596P |
還元率の算出
算出根拠 | 結果 | |
年間獲得P | 13,596P×1年 | 13,596P |
1Pの価値 | 小田急ポイントサービス加盟店で1P = 1円として利用可能 | 1P = 1円 |
還元額 | 13,596P×1円 | 13,596円 |
年会費 | 0円×1年 | 0円 |
カード利用額 | 6万円×12ヶ月 | 72万円 |
還元率 | 13,596円÷72万円 | 1.89% |
結論
全国的には0.50%の還元率しかありませんが、小田急百貨店、新宿ミロードなど、小田急線駅の売店・自販機をよく使う人や、日常的に小田急線に乗車する人には重宝するカードです。
小田急百貨店、新宿ミロードなどは小田急ポイントサービス加盟店のボーナス対象店なので、還元率は順に最大10.5%、5.5%とバカ高い数字を記録します!
また、小田急線駅の売店・自販機だと「小田急電子マネーご利用ポイント」が加算されるので、(通常ポイントと合わせて)合計1.5%とかなりの還元率を提示します。
一方、小田急線に乗車すると、月間の利用運賃総額の最大7%分をボーナスとして受け取れるので、(通常ポイントと合わせて)最大7.5%分のポイントをゲットできます!
以上を踏まえると、小田急運営の店や小田急提供のサービスを高頻度で使う人は、カードの所有はもはや使命です!!