ana jcbカードゼロの年会費・マイレージ・付帯サービスなどを解説

このエントリーをはてなブックマークに追加 

ANA JCBカード ZERO

1,000円につきANAマイルが5マイルが貯まる。
ANAカードマイルプラス加盟店だとさらにANAマイルが貯まる。
JCB STAR MEMBERSでさらにANAマイルが貯まる。
年会費は本会員・家族会員・ETCカードとも無料

 

【⇒ ANA JCBカード ZEROの公式サイトへ】

 

 

カードの概要

18歳〜29歳限定で申込を行なえる、ANAとJCBのコラボカードです。

 

保有期間は最大5年で年会費は無料というのが当カードの特徴となります。

 

ですがマイル面やサービス面はなかり寂しいものがあります、、

 

 

なぜなら当カードは、ANA JCB一般カードには用意してある「10マイルコース (1,000円で10マイル付与)」を選択できませんし、しかも一般カードなら毎年貰える1,000マイルのボーナスも対象外だからです。

 

さらに当カードの付帯保険は1つ (ショッピング保険) だけですが、一般カードには3つ (国内航空傷害保険・海外旅行保険・ショッピング保険) も付くので、マイル以外の内容でも一般カードに劣ってしまいます、、

 

要するに当カードを持つメリットはあまりなく、どうせ持つなら最初からANA JCB一般カードを選んどいた方が良いということです!

 

 

逆に当カードの保有で価値を得られる唯一の人は、ANAの特典にだけ興味があるという人です。

 

ANA特典には、航空チケット代が安くなる「ビジネスきっぷ」、ANA国内・国際線の「機内販売10%割引」、ANA国内外の「ツアー5%割引」などがあります。

 

マイル収集はどうでもいいけど、上記サービスは何としてでも受けたいという人にだけ、当カードをおすすめします。

 

ただしANA JCBカードは2枚以上の重複保有は出来ないので、どちらを選ぶかは慎重に決めましょう!

 

年会費

年会費は本会員、家族会員、ETCカードとも無料です。

 

ただし18歳〜29歳までの人 (学生不可) しか申込資格がなく、保有年数も最大5年までとなります。

 

そして5年経過後は審査のうえ、ANA JCB一般カード (2年目から税込2,200円の年会費) に自動的に切り替わります。

 

 

なので年会費を支払うのは嫌などの理由で、もし一般カードを保有したくない場合は、5年が経過する少し前にANA JCBカード ZEROを解約するなり、自動切り替わりを断る旨の電話をカードデスクにする必要が出てきます。

 

また、ブランドはもちろんJCBです。

 

基本ポイントプログラム

カード利用1,000円ごとにOki Doki ポイントが1ポイント貯まり、このポイントをマイルに移行する形でANAマイルが獲得できます。

 

移行レートは、「1,000円 ⇒ 1ポイント ⇒ 5マイル」となります。

 

1マイルの価値は約2円なので5マイルコースの還元率は1.0% (5マイル×2円÷1,000円) となります。

 

 

それと当カードには「JCB STAR MEMBERS」というボーナス特典が付いてるので、カードの利用状況によっては獲得ポイント数が上がります!

 

年間利用額 ポイントアップ率
前年50万円以上 (スターβ) 当年の獲得ポイント10%UP
前年100万円以上 (スターα) 当年の獲得ポイント20%UP

 

ただしボーナス分のマイル移行レートは、1ポイント=3マイルとなります。

 

例えばスターαの人が前年に60万円使ったとすると、当年の獲得ポイントは660ポイントで、そのうち60ポイントはボーナス分となります。

 

そしてポイントをマイル移行すると、600ポイント×5マイル+60ポイント×3マイルで合計3,180マイルとなります。

 

ボーナスマイル

当カードはANAグループ便の搭乗で、通常フライトマイルに10%が上乗せされるフライトボーナスが支給されます。

 

なので通常マイルとボーナス分を合わせると、「区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×110%」のマイルが貯まります。

 

ANAカードマイルプラス加盟店

ANAカードマイルプラス加盟店でカードを使うと、OkiDokiポイントとANAマイルの2つが同時に貯まります!

 

マイル付与率は100円毎に1マイル、または200円毎に1マイルです。

 

つまり加盟店だと利用1,000円に対し、15マイル (1ポイント×5マイル+10マイル) または10マイル (1ポイント×5マイル+5マイル) が貯まるということなので、本当に凄いです!

 

家族でマイルが合算できる!ANAカードファミリーマイル

ANAカードファミリーマイルとは、家族の人がそれぞれ貯めたマイルを家族間で共有 (合算) できるサービスのことです。 (登録料は無料です)

 

ファミリーマイルで交換可能な特典は以下のものです。

  • ANA国内線特典航空券
  • ANA国際線特典航空券
  • ANA国際線アップグレード特典
  • 提携航空会社特典航空券
  • ANA SKY コイン

上記以外の特典には使えませんが、大半の人はこの5つのどれかに換えると思うので、実質的に交換に不便はありません。

 

航空機の利用回数が少ないとなかなかマイルは貯まりませんが、家族の力を合わせるとすぐ集まるので、もしANAカード (券面に「ANACARD」の記載があるカード) を使ってる家族の人がいれば、ぜひ当サービスを活用してほしいです。

 

ポイントをANAマイル以外と交換する

Oki Doki ポイントはキャッシュバック/ 各種ギフト券/ 各種プリペイドカード/ 他社ポイントなどにも交換を行なえます。

 

しかしこれらは還元率は0.5%程度にしかならないので、まったく意味のない交換になってしまいます。

 

ANA QUICPay+nanaco

「ANAスキップサービス」「QUICPay」「nanaco」の機能が1つになった、航空機の翼をモチーフにした電子マネーのことです。

 

ANA JCBカード所有者限定のサービスなので、上記3サービスのうち1つ以上を使う人におすすめです。

 

ANAスキップサービス ANA国内線で事前に予約・購入・座席指定を済ませた人が空港で搭乗手続きをせず、保安検査場または搭乗口でタッチするだけで搭乗できるサービス
QUICPay 後払い型 (ポストペイ) 電子マネーのことで、Oki Doki ポイント (1,000円で1ポイント) が貯まります。

 

コンビニ/ ガソリンスタンド/ スーパーマーケット/ 総合百貨店など、幅広い店舗で使えます。

nanaco 前払い型 (プリペイド) 電子マネーのことで、nanacoポイント (200円で1ポイント) が貯まります。

 

全国のセブン&アイグループ各店 (セブン・イレブン/ イトーヨーカドー/ ヨークマーク/ デニーズ等) を中心に使えます。

 

その他の電子マネー

ANA QUICPay+nanacoだと3つの電子マネーをひとまとめにできますが、以下の電子マネーに関しては個別に持つことが出来ます。

  • 楽天Edy (一体型)
  • QUICPay (分離型/ おサイフケータイ)
  • PiTaPa (分離型)

 

どの電子マネーも年会費、発行手数料は無料です。

 

ただしPiTaPaに関しては年に一度も利用がない場合は、維持管理料として1人当たり1,100円(税込)が取られます。

 

その他の重要サービス

  • ビジネスきっぷ (ANAカード会員専用の割安運賃/ 全路線対応の、当日の予約・変更サービス)
  • ANA国内線/ 国際線の機内販売10%割引
  • 空港内店舗『ANA FESTA』10%割引
  • ANA国内ツアー (ANAスカイホリデー)、ANA海外ツアー (ANAハローツアー、ANAワンダーアース) 商品5%割引
  • IHG・ANA・ホテルズグループジャパン宿泊5%割引 (ベストフレキシブル料金が対象)
  • ショッピングサイト「ANAショッピング astyle」で7%割引
  • 楽天Edyの支払いで、200円につき1〜2マイルが付与
  • オンラインモール『ANAマイレージモール』経由のボーナスマイル

    (楽天市場: 200円毎に1マイル、Yahoo!ショッピング: 300円毎に1マイル)

 

付帯保険

最高100万円のショッピング保険 (海外・90日間有効) が付帯します。

 

しかし海外でのカード購入品のみが対象となるので、海外・国内対応の保険と比べると利用シーンが半減してしまいます。

 

海外限定なのは辛いですが、年会費無料なので仕方ないと割り切るしかありません!

 

総合評価

はっきり言って、あまりおすすめできないカードです。

 

年会費無料はナイスですが、ANA JCB一般カードにはある「10マイルコース」が当カードでは対象外なので、ANAマイルを効率的に貯めるのが難しいのです、、

 

 

それに付帯保険の弱さ (ショッピング保険もに) もかなり問題です!

 

ANA JCBカード保有者の多くは旅行する機会が多いと思いますが、当カードには旅行保険がないので、旅行時に万一後遺症が残るレベルのケガをした場合に補償が受けられません、、

 

旅行中に後遺症を負う確率はかなり低いとは言え、旅行保険はなかりメジャーな保険なので、どうせANA JCBカードを作るなら、10マイルコースと旅行保険を備えたANA JCB一般カードの方が良いと思います!

 

【⇒ ANA JCBカード ZEROの公式サイトへ】

 

 

カード基本情報

カード発行会社ANAとJCBが提携発行
初年度年会費無料
翌年以降年会費無料 (最大保有期間5年)
提携ブランドJCB
利用限度額個別に設定
チャージ時にポイント付与-
ETC
カード
初年度年会費無料
翌年以降年会費無料
発行手数料無料
支払い方法1回/ 2回/ ボーナス1回/ リボ払い/ 分割払い
支払日15日締め/ 翌月10日払い
申込資格18歳以上(学生不可)、29歳以下で、本人または配偶者に安定継続収入のある人
リボ手数料実質年率13.20〜15.00%
キャッシング金利実質年率15.00〜18.00%
家族
カード
初年度年会費無料
翌年以降年会費無料
申込資格本会員と生計を同一にする配偶者・親・子ども (高校生を除く18歳以上)
家族
ETC
カード
初年度年会費無料
翌年以降年会費無料
発行手数料無料

 

ポイントプログラム

プログラム名Oki Doki ポイント
ポイント付与レート1,000円毎に1ポイント
ポイントの使い道

基本的にANAマイルと交換

 

1ポイント⇒5マイル(1,000円=1ポイント=5マイル)

ポイント有効期限Oki Doki ポイント:2年
ANAマイル:3年
標準還元率 1.0%
入会特典なし
ボーナス特典 フライトボーナス:通常フライトマイルに+10%

「JCB STAR MEMBERS」

 

前年50万円以上の利用 ⇒ 当年の獲得ポイント+10%
前間100万円以上の利用 ⇒ 当年の獲得ポイント+20%

 

(ただし加算分は、1ポイント=一律3マイル)

「ANAカードマイルプラス加盟店」

 

Oki Doki ポイントとANAマイル (100円毎に1マイル、または200円毎に1マイル) の2つが同時に貯まります。

その他サービス

ANAカードファミリーマイル
ANA QUICPay+nanaco
ビジネスきっぷ
ANA国内・国際線の機内販売10%割引など

 

付帯サービス

国内旅行保険-
国内航空傷害保険-
海外旅行保険-
ショッピング保険年間補償額最高100万円 (海外利用分が対象)
自己負担額10,000円
補償期間90日間
ネットセーフティ JCBでe安心
ロードサービス-
その他

『紛失・盗難保険』

 

万一カードが不正使用された時、届出日から60日前にさかのぼり、それ以降の損害額をJCBが負担

 

【⇒ ANA JCBカード ZEROの公式サイトへ】

スポンサーリンク


ページトップに戻る↑