Amazon Payの使い方・支払い方法のリアルな話!アマゾンポイントとの関連も
Amazonユーザーである僕は、2019年初頭のある日、「三和の純鶏 名古屋コーチンたまごぷりん (以下、たまごぷりん)」というお菓子をネットで買うために、Amazonのサイトを開きました。
しかしそのお菓子は相当人気らしく、僕がサイトを見た時は既に売り切れで、Yahoo!ショッピングや楽天でも似たような状況でした。
残念だなと思いつつ、その後もネット検索してると、たまごぷりんの販売元 (鶏三和、とりさんわ) のECサイトだと、買えることが判明しました。
なので早速、購入作業を進めると、「レジへ進む」と「amazon pay(Amazonアカウントでお支払)」という、2つのボタンを発見しました。
上記は販売元のECサイトの決済画面なんですが、"Aamazon"の文字が入ったボタンを見た瞬間、
「この画面はAmazonサイトの1画面なんだな!」
と、僕の認識は間違った方向に変わりました。
そして「amazon pay」ボタンをタップし、自分のAmazonアカウントにログインしました。
(ログインにより、この間違った思い込みは更に強くなりました)
Amazonで1回でも買い物すると、(編集しない限りは、) その時の登録情報 (お届け先・クレジットカード情報など) は以降も再利用されるので、2回目以降の買い物では情報入力の手間を省略できます。
実際、たまごぷりん販売元ECサイトの決済では、自分のAmazonアカウントの情報が普通に使えましたし、購入後に届いたメールにも"アマゾン"の文字が含まれてました。
なので買い物先の認識の間違いは、尚更強まりました。
しかし買い物翌日、Amazonアカウントのポイント残高を見ると、買い物前と変わってないことに気付きました。
変だな!と思い、注文履歴の未発送の注文を確認すると、たまごぷりんの記載はなかったので、今回はAmazonではないECサイトで買い物したのだと、ようやく認識を修正できました。
Amazon Pay(アマゾンペイ)の概要
と同時に、販売元ECサイトで選択したAmazon Payとは何かということが気になったので、色々調べてみました。
するとAmazon Payとは、各企業運営の (Amazonサイト以外の) ECサイトの決済を、Amazonアカウント利用で行える決済サービスだということが分かりました。
Amazon Payの使い方 (支払い方法) は簡単で、どこかのECサイトの決済で、「amazon pay」とか、「Amazonアカウントでログイン」といった感じのボタンがあれば、そのECサイトはAmazon Payを導入してると判断でき、実際にタップすると、Amazon Payで支払えるようになります。
Amazon Payの利用条件は、Amazonアカウントへのログインだけなので、他に (買い物客が) やるべき作業はありません。
実際、僕はたまごぷりんの代金 (税込3,888円) をAmazon Payで払ったわけですが、ECサイト (鶏三和) に入力したのは、配送希望日や希望時間帯、包装の有無といったことだけで、届け先住所やクレジットカード番号、電話番号といった情報は (自動的にAmazonアカウントのものが使われるので、) 入力せずに注文できました。
尚、AmazonはAmazon Pay導入企業に、買い物客のAmazonアカウントの情報提供しますが、Amazonポイントサービスの解放はしていません。
そのため導入先ECサイトでは、Amazonポイントの利用・収集はできません。
(ポイント収集できないので、僕のポイント残高に変化はなかったのです)
Amazon Pay利用の、買い物客/ ECサイト運営側が受けるメリット・デメリット
最後にAmazon Payから得られる、各立場 (買い物客・ECサイト運営側) のメリット・デメリットをまとめておきます。
まず買い物客のメリットは、(既に書いたように、) Amazon以外のECサイトの決済時に、注文者情報 (名前・電話番号・メアド・郵便番号・住所・カード番号など) の記載という面倒な作業をすっ飛ばせることです。
他には、そのECサイト限定のアカウント発行をしなくて済むことです。
つまりこういった手間を省けることが、買い物客の最大のメリットなのです!
逆に買い物客のデメリットは、Amazon Pay利用だと導入ECサイトからAmazonポイントを得られないことです。
一般的に大手ECサイト (Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングなど) の買い物と言えば、ECサイト利用のポイントとクレジットカードのポイントの二重取が有名ですが、Amazon Payだと二重取はできないので、両方とも欲しい人には辛い状況となります。
続いて、ECサイト側のメリットですが、決済の簡略化により、商品購入率が劇的に上がることです!
決済が簡単でない (色々な情報入力が必要な) 場合、その面倒臭さゆえ、多くの客は注文確定の前にサイトを去っていきますが、導入サイトでは3クリック程度で注文が完了するので、そういった客の流出をかなり防げます。
逆に運営側のデメリットは、Amazonから手数料を取られることです。
(Amazon Pay手数料:物理商品・サービス販売は4%、デジタルコンテンツ販売は4.5%)
しかし手数料以上に客の流出を防げるのであれば、運営側のデメリットはあまりないと言えるでしょう。
以上、Amazon Payの使い方・支払い方法のリアルな話!アマゾンポイントとの関連も、の話でした。
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