バイトの兼業・弱小アフィリエイターが税務署で確定申告してきた話

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【実体験】税務署に行って、アフィリエイト報酬の確定申告をしてきました!

私はアフィリエイトとバイトの2つの収入があるんですが、2017年受取分 (振込分) のアフィリ所得 (売上−経費) が初めて20万円を超えました。

 

 

なので2018年に人生初の確定申告を、京都の某税務署でしてきました。

 

 

 

私のようにバイトしながらアフィリエイトをし、税務署で確定申告をしたいけど、事前に何を揃えればいいのか?税務署での作業内容は?といった知識に不安がある人は結構多いと思います。

 

 

そこで当記事では、そういった疑問をすべて解決できるよう、実際に私が行った作業を時系列的に紹介しています。

 

 

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確定申告の超基礎知識

アフィリエイターが確定申告で納めるのは、基本的には所得税 (正式名:所得税及び復興特別所得税) です。

 

所得税は前年 (1/1〜12/31) の所得 (売上−経費) に対し課税され、翌年の確定申告 (2/16〜3/15前後) で具体的な課税額が決まり、期日 (3/15前後) までに支払いを行います。

 

 

支払い方法は、税務署窓口での現金払い/ コンビニ払い/ 国税クレジットカードお支払サイトでのクレジット決済が代表的です。

 

申告前に揃えるもの

まず税務署に行く前に以下の金額 (前年) を把握しておきます。

 

  1. アフィリエイト関連の売上・経費
  2. 会社からの給与所得 (バイト代)
  3. 支払った保険料 (会社の社会保険料/ 国民健康・年金保険料)

(給与所得や社会保険料は源泉徴収票に、国民健康・年金保険料はそれらの納付証明に記載があります)

 

確定申告前に揃えるものは以上なので、ここからはもう少し掘り下げて解説します。

 

 

■アフィリエイト関連の売上

 

アフィリエイトの売上って、要は提携ASP (アフィリエイト・サービス・プロバーダー) から自分の金融口座に振込れる金額のことです。

 

 

振込登録してる金融機関の通帳を見れば振込額は分かるので、ASPを多数利用してる人でも売上は簡単に把握できます。

 

(ASP振込管理画面でも把握できますが、通帳閲覧の方が楽だと思います)

 

 

私の場合はExcelでASP別(10社)・月別(1月〜12月)の振込額を作成し、ASP別の年間振込額とその総額の記録を作成しました。

 

 

 

こうすることで売上の詳細が一目瞭然になるので、結構おすすめです!

 

(税務署に通帳コピーは持参しなくてOK)

 

 

■アフィリエイト関連の経費

 

経費は領収書・レシート・クレジットカード明細等から把握できます。

 

これら紙や明細記録の中から、アフィリエイトに使った金額だけを経費として計上します。

 

 

私の場合、手元に残してたレシートとネット上のカード明細から経費に該当するものを抜き出し、ドメイン代:○○円/ サーバー代:△△円という感じで、

  1. ドメイン代
  2. サーバー代
  3. 通信費
  4. USBメモリー購入費
  5. ウイルス対策ソフト年額
  6. 上記以外の経費 (取材に使った交通費・宿泊費・飲食費等)

を紙にメモしました。

 

 

 

人によっては広告宣伝費 (Yahoo!プロモーション広告とか) もあるでしょうが、アフィリエイトの経費ってだいたいこんな感じだと思います。

 

(税務署に領収書・レシートやクレジットカード明細のコピーは持参しなくてOKですが、最低7年は自宅に保管しましょう)

 

 

(後で詳しく説明しますが、) 上記のように経費を区分しておくと、税務署で作成する収支内訳書 (所得金額を計算する紙) の各経費科目に金額を記載する際にかなり役立ちます。

 

 

ここで注意ですが、通信費はwifi月額とかスマホ代などの年間利用額を申告するのではなく、按分 (あんぶん) 的にアフィリ利用した額だけを計上します。

 

 

按分的とは、例えば通信費が5万円でPCやスマホの利用時間が感覚的に、アフィリ:プライベート=80%:20%だと思ったら、通信費の80%、つまり4万円だけ計上するということです。

 

(按分は自分の主観でOKで、私の場合は80%を通信費として計上しました)

 

 

■会社からの給与所得(バイト代)、社会保険料

 

給与所得は会社から貰う源泉徴収票に記載されてます。

 

 

また、会社の社会保険に入ってる人だと、納めた保険料も徴収票に一緒に記載されてます。

 

 

■支払った国民健康・年金保険料

 

自営業者や専業アフィリエイター等、非勤め人は国民健康保険や国民年金に加入し、その保険料を払ってると思います。

 

 

もし払っていれば1月〜2月上旬ぐらいに、前年保険料の納付決済額お知らせ票 (在住地の市長が発行) が自宅に郵送されるので、保険料額が分かります。

 

 

 

以上が確定申告前に把握しとくべき金額・揃えるものです。

 

要するに税務署に行く前にやっとく作業は、

 

  1. アフィリ関連の売上・経費のメモ作成
  2. (もしあれば、) 源泉徴収票・各種保険料 (国民健康/ 国民年金) 納付決済額お知らせ票の用意
  3. (急に登場ですが、)印鑑・マイナンバーカード

 

ということです。

 

(後日見返せるよう、売上・経費メモは申告後も保管し、徴収票やお知らせ票はコピーを残しておきましょう)

 

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いざ、税務署へ!まずは収支内訳書を作成しよう!

上記が一式揃うと、自分の所轄地の税務署に行きます。

 

私は申告期限 (3/15) に近づきつつある3月上旬に行ったんですが、やはり少々混雑してました。

 

 

 

しかし税務署スタッフ (赤丸の人) に不明点を質問すると、忙しいなりに親切な対応をしてもらえました。

 

 

(と話を戻し、) 署に着くと、該当年度 (例えば平成30年申告なら、平成29年) の収支内訳書を作成します。(印鑑も押します)

 

 

 

内訳書に収入・経費 (科目別) を記入するのですが、一般的なアフィリエイターの場合、収入科目は売上(収入)金額で、経費科目は旅費交通費・通信費・広告宣伝費・消耗品費・雑費辺りが記入対象になります。

 

 

また、経費に該当科目がない場合は自分で科目を追加します。

 

私はインターネット関連費という科目を追加しました。

 

 

自分が記入すべき科目が分かったら、持参したメモを参考に、各金額を書いていきます。

 

ちなみに私の売上は提携ASPの振込額合計で、経費はドメイン代/ サーバー代/ 通信費/ USBメモリー購入費/ ウイルス対策ソフト年額/ 上記以外の経費 (取材に使った交通費・宿泊費・飲食費等) であることは先ほどメモで紹介しました。

 

 

そしてこれらの売上・経費を以下の科目で申告しました。

 

  1. 提携ASPの振込額合計 ⇒ 売上(収入)金額
  2. ドメイン/ サーバー/ USBメモリー/ ウイルス対策 ⇒ インターネット関連費
  3. 通信費 ⇒ 通信費
  4. 交通費・宿泊費 ⇒ 旅費交通費
  5. 飲食費等 ⇒ 雑費

 

わずか5つの科目で記入終了です。笑

 

(厳密にはこの5科目の加減計算 (ザックリ書くと、売上−経費) があるので、記入科目はもう少しありますが、実質的には5つで終わりです)

 

 

収支内訳書の裏面を見ると、売上金額の明細情報 (売上先名・所在地・売上金額) の記入欄がありますが、別にここは白紙でOKです。

 

 

 

私はグーグルやバリューコマース等、振込額の多いASP4社の情報を記載したんですが、スタッフから、そこは記入しなくて大丈夫です!と言われました。笑

 

所得税の添付書類台紙兼整理票を作成しよう!

収支内訳書の次は、以下の書類 (所得税の添付書類台紙) を完成させます。

 

 

 

といっても、こちらは持参した書類 (徴収票・各種保険料の控除証明書等) をホッチキスで留め、その枚数を記入するだけです。

 

私の場合は源泉徴収票と国民健康・年金保険料の納付票 (控除証明書) を留め、「1枚」「2枚」と記入して終わりました。

 

 

あと、添付書類台紙の裏面で、今回の申告所得の種類にチェックを入れる作業もしました。

 

バイト兼アフィリエイターの人 (少なくとも私) は、給与所得と事業所得の2ヵ所にチェックを入れて終了です。

 

e-Taxで所得税額の計算をする!

収支内訳書と添付書類台紙ができたら、税務署のパソコンで具体的な所得税額を決定するのですが、その際、e-Taxを利用します。

 

(e-Taxは国税庁運営の、自宅から確定申告を行えるネットサービスのこと)

 

 

当初、私は税務署での申告だと、終始手書きで完結すると思ってましたが、実際は署でもe-Tax利用でした。

 

署での申告者を徐々に減らす (=署員の業務負担の軽量化) 目的で、署はe-Tax主義を徹底してるのだと思いました。

 

 

ということでe-Taxを使うために、利用者登録 (氏名・住所とか入力) やパスワード設定をしました。

 

 

 

利用者登録の過程でマイナンバーを要求されましたが、マイナンバーカードを忘れた私はその旨をスタッフに伝えると、運転免許証の提示でOKとなりました!

 

この辺は若干いい加減な気がしました。笑

 

 

そしてサクサク作業を進め、経費と控除の金額を入力し、該当所得 (事業所得と給与所得の2ヵ所) も入力しました。

 

 

 

こうしてe-Taxで全ての入力を終えると、具体的な納税額 (所得税) が弾き出されます。

 

(私は弱小アフィリエイターなので、納税額は3万円以下でした。笑)

 

 

 

納税額が決まるとe-Taxの操作は終了で、スタッフに収支内訳書と添付書類台紙の2枚を提出し、逆に以下の封筒を受け取ります。(納税額を書いた納付書も受取ります)

 

 

 

封筒の内容物は7枚で、特に重要なのはe-TaxのID(16桁の利用者識別番号)・PW(先ほど設定したパスワード)を記載した「利用者識別番号等の通知」です。

 

ID・PWはe-Taxログインに必須なので、特にこの書類は大切に保管しましょう。

 

 

今回、初めてe-Taxを使って思ったのは、単純に超便利!ということです。

 

来年以降は自宅からe-Taxで申告しようと思いました。

 

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納税方法を決めよう!

所得税額が決まると、その年の3/15までに納付します。

 

基本的に納付は、

  1. 税務署窓口で現金払いするか、
  2. コンビニ払いするか、
  3. 国税クレジットカードお支払サイトからクレジット決済するか

の3つの方法があります。

 

 

これら3つのうち、納付額が少額でしかも手持ちのお金がある場合、申告ついでに窓口でさっさと払っとくのがいいと思います!

 

実際、私はそうしました。

 

 

 

窓口スタッフに納付書と納付のお金を渡すと、その5分後ぐらにお釣りと領収証書が返ってきました。

 

 

領収証書には本税 (今回は所得税) の他に、重加算税や延滞税などの項目がありますが、脱税者や遅れて払った人はこれら税も発生することが分かります。

 

 

脱税は絶対にダメだ!という意識を再確認できました。

 

 

一方、手持ちがなければコンビニの代行収納を利用しましょう。

 

コンビニは比較的どこにでもあるので、納税に便利です。

 

 

また、納税から少しでも還元を受けたい人は、国税サイトからクレジット決済し、少しでもポイントを得ておきましょう!

 

ただし国税サイトだと手数料が発生するので、実質、還元の恩恵は少ないですし、サイト上の作業が面倒だと思います。

 

【⇒ 参考:国税をクレジットカードで支払う際のポイント・手数料の話】

 

 

ということで特にこだわりがなければ、窓口やコンビニで払いましょう!

 

税務署でのアフィリエイト報酬の確定申告のまとめ・感想

バイト兼アフィリエイターの私が実際に行った確定申告関連の作業は以下の通りです。

 

「自宅作業」

  • アフィリ関連の売上・経費のメモ作成
  • 源泉徴収票/ 保険料 (国民健康/ 国民年金) 納付決済額お知らせ票の用意
  • 印鑑の用意 (マイナンバーカードの用意は忘れました)

 

「税務署内」

  • 収支内訳書/ 添付書類台紙の作成
  • e-Taxで納付額の確定
  • 窓口で納付

 

上記作業で最も面倒だったのは、売上・経費のメモ作成です。

 

特に経費が多いと把握に時間がかかるので、そういう人は遅くとも申告期限 (3/15) の1週間前にはメモ作成を開始すべきだと思います。

 

 

あと、最後に税務署スタッフの対応の感想も書いておきます。

 

基本的にスタッフは親切ですが、申告者の数にスタッフが足りてないので、いざ質問したい時に彼らの手が空いてない状況が多々見られました。

 

(忙しさのあまり、対応が雑なスタッフも一部いました)

 

 

それとこれは絶対に書こうと思ってましたが、今回、私は所得税の申告に行ったわけですが、何と納付書には消費税と誤記載されてました。

 

(納税額に注意を取られてたので、税の科目はノーマークでした)

 

 

納付書発行のスタッフのミスにより、こんな事態が起きたんですが、偶然、窓口スタッフがそのミスに気づいたので、何とか正しく納付できました。

 

 

もし窓口で納付してなければ、納める必要のない税 (消費税) だけ取られ、しかも私の責任ではないのに、後々、所得税の脱税者扱いを受けた可能性もあったので、このような記載ミスは本当に言語道断です!怒

 

 

おそらくこういったミスは、人が殺到する申告期限に近づくにつれ増えるので、申告者は早めのタイミングで申告を済ませましょう。

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