ケータイ補償サービスのご利用の手引きの中身を確認
ケータイ補償サービスを利用 (ドコモインフォメーションセンターに電話) すると、トラブルの発生したiPhone/ iPad等の端末 (トラブル品) と同じ機種・カラーの端末 (リフレッシュ品) を自宅に郵送してもらえます。
しかし単にリフレッシュ品を受け取るだけでは、ケータイ補償はまったく機能せず、以下の6つ作業を自力でやらねばなりません!
- トラブル品に含まれてる個人情報 (アプリ/ 着信履歴などすべて) のバックアップ作成
- トラブル品に内蔵のUIMカードの、リフレッシュ品への取り付け
- リフレッシュ品の利用開始設定
- バックアップをリフレッシュ品に復元
- トラブル品の初期化 (個人情報の消去)
- ケータイ補償センター (東京) にトラブル品を返却
一見、作業はたくさんありそうですが、"ご利用の手引き"を見ながら進めると超簡単に作業を行えるので、実は大したことありません!
(実際、この手の作業が苦手な管理人ですら、1時間程度で全6作業を行えたので、多くの人は1時間もかからないと思います)
ということで、ここからはご利用の手引きの内容に照らし合わせ、6作業の具体的なやり方 (iPhoneの場合) を解説していきます。
これからケータイ補償を利用する人はぜひ参考にして下さい。
トラブル品に含まれてる個人情報のバックアップ作成
バックアップ作成は、iTunes/ iCloudのどちらに作成してもいいですが、個人的にはiCloudの方がより簡単だと思います。
なのでここではiCloudでの作成手順を紹介することにします。
まずホーム画面の「設定」アプリをタップし、自分の身近なWi-Fi (自宅など) に接続します。
(iCloud利用だとWi-Fi接続が必須です)
そして、「設定」アプリ内で「iCloud」⇒「バックアップ」の順に進み、iCloudバックアップをONにし、「今すぐバックアップを作成」をタップします。
するとバックアップの作成が開始するので、作成が完了するまでしばらく待ちます。
(情報量が多いほど待ち時間は長くなりますが、だいたい2〜5分で完了すると思います)
バックアップが完了すると、「バックアップ」画面の下部にバックアップの時間が表示されます。
トラブル品に内蔵のUIMカードの、リフレッシュ品への取り付け
ペーパークリップやiPhoneの箱に付属の針 (SIM取り出しツール) を使い、UIMカードをトラブル品から引き抜きます。
そしてUIMカード (赤枠のチップ) をリフレッシュ品に差し込みます。
UIMカードってあまり馴染みがないと思いますが、ネット通信や音声通話 (090/ 080/ 070ナンバー) をするのに必須のチップなので、なるべく丁寧に扱いましょう!
リフレッシュ品の利用開始設定
利用開始設定 (アクティベーション) は端末の初期設定のことです。
リフレッシュ品を起動すると、「こんにちは」という画面が表示されるので、画面上で指を左から右にスライドさせます。
そして言語(日本語) ⇒ 国または地域(日本) ⇒ キーボード (日本語かな/ 日本語ローマ字など) を選んでいきます。
続いてアクティベーションを行います。
(アクティベーションはiTunes/ Wi-Fi/ モバイルデータ通信回線 (ドコモの電波) のどれでも行えますが、当ページではWi-Fi接続でのやり方を解説しておきます)
使用するWi-Fiネットワークを選択し、そのネットワークのパスワードを入力し、「接続」をタップします。
するとアクティベーションが開始します。(完了まで約5分)
バックアップをリフレッシュ品に復元
アクティベーション完了後、先ほどiCloudに作ったバックアップをリフレッシュ品に復元 (ダウンロード) します。
「iPhone設定」で「iCloudバックアップから復元」をタップし、「iCloudサインイン」でApple ID/ パスワードを入力し、続いて「利用規約」ページで「同意する」をタップします。
続いて「バックアップを選択」で使用するバックアップデータを選択し、「iCloudから復元」画面で復元の完了を待ち、「こんにちは」という表示に切り替わったら画面上で指を左から右にスライドさせます。
そして必要に応じてTouchID/ パスコード/ Siri等を設定します。
そして「ようこそiPhoneへ」の画面が表示されたら、「さあ、はじめよう!」をタップします。
トラブル品の初期化 (個人情報の消去)
トラブル品のホーム画面の「設定」アプリから、「一般」⇒「リセット」⇒「すべてのコンテンツと設定を消去」 (⇒パスコード設定者はパスコードを入力) ⇒「iPhoneを消去」⇒もう一度、「iPhoneを消去」をタップします。
そして図の画面上で、Apple ID/ パスワードを入力し、「消去」をタップすると初期化が完了します。
初期化後はトラブル品の電源をOFFにします。
ケータイ補償センター (東京) にトラブル品を返却
各種作業をすべて行ったら、トラブル品を返却封筒 (黄色い封筒) に入れ、ケータイ補償センター (東京) に返却 (近所のポストに投函) します。
(トラブル品は修理され、リフレッシュ品として生まれ変わり、別の補償サービス利用者の元に送られます)
返却はリフレッシュ品受け取り後、10日以内に行う必要があります。
もし10日以内に返却しない場合、8万円の手数料を請求されるので、リフレッシュ品受け取り後は速やかに作業に取り掛かりましょう!
と言っても作業は1時間もあれば十分なので、それほど焦る必要はありません。