JR東日本の共通ポイント「JREポイント」を詳細解説

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JREポイント(Suicaやアトレ等と統合)の加盟店や使い方を徹底解説!

JR東日本が2016年2月23日から、共通ポイントとして国内No.1の規模となるJREポイント (ジェーアールイー・ポイント) のサービスを開始しました。

 

 

(まずはJREポイントの概要から解説します)

 

JREポイント開始の主な理由は、JR東日本系の以下のポイント (多種類) をJREポイント (1種類) に統合し、ポイントの利便性を劇的に上げるためです。

 

  1. JR東日本の各駅ビルの十数種類のポイント ⇒J REポイントに統合
  2. 電子マネーSuica利用で貯まるSuicaポイント ⇒ JREポイントに統合
  3. JR東日本発行のクレジットカード (ビューカード) で貯まるビューサンクスポイント ⇒ JREポイントに統合
  4. 切符のネット予約で貯まるえきねっとポイント ⇒ まだ未統合

 

2018年7月現在、上記1〜3は既にJREポイントに一本化されました。

 

 

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一方、4のえきねっとポイントについては、まだ一本化されてませんが、JREポイントに交換可能です。

 

(1えきねっとポイント=2.5JREポイントの比率で、50ポイント以上10ポイント単位で交換可)

 

 

ただしJREポイントを貯めるには、所定の条件を満たす必要があります。

 

 

まずJR東日本の各駅ビル (例:ペリエ) で貯める場合、その駅ビルのポイントカード (例:ペリエメンバーズカード) をJREポイントカードに切替えるか、あるいは何か1枚ビューカード (例:JREカード) を作るかしなくてはなりません。

 

 

あるいは電子マネーSuicaで貯めるなら、そのSuica番号をJRE POINT WEBサイトに登録する作業が必要です。

 

 

一方、JREカード (ビューカード) 決済で貯める場合は、何の作業も要りません。

 

 

続いて、JREポイントの貯め方・使い方の概要を紹介します。

 

まず貯め方ですが、日常の買い物や公共料金の支払い等でビューカードを使ったり、JREポイント加盟店 (JR東日本の約8,500店舗の駅ビル) でJREポイントカードを提示したりで貯まります。

 

 

日常の買い物・公共料金でのビューカード利用だと、税込1,000円ごとに5P (ポイント) が、JR東日本の切符購入やSuicaチャージだと15ポイントが貯まります。

 

 

特にビューカードの一種であるJREカードは、数あるクレジットカードの中で最も貯まりやすく、JREポイント優待店 (アトレ/ アトレヴィ/ ペリエ/ エクセル/ テルミナ/ エスパル/ フェザン) では1千円ごとに何と35P程が貯まります!凄

 

 

なので最も効率的にポイント収集したいなら、JREカードを持つのがベストになります。

 

【⇒ JREカードの公式サイトへ】

 

 

一方、アトレ/ アトレヴィ/ ペリエといったJREポイント加盟店 (優待店+α) でJREポイントカードを提示すると、税込108円ごとに1Pが貯まります。

 

 

こうして得たポイントは1P (1円) 単位で、加盟店・優待店での支払いやSuicaチャージ等に使えます。

 

 

以上がJREポイントの概要です。

 

このようにJREポイントはより充実した、一元化されたポイント制度として、主に東日本在住者のために誕生したのです!

 

 

次からはポイントの詳細解説に入ります。

 

各駅ビルの(旧)ポイントカード保有者は、JREポイントカードへの切り替えが必要!

ポイントカード提示でJREポイントを貯めるなら、各駅ビルの受付カウンターで発行 (無料) してもらえるJREポイントカードへの申込が必要です。

 

 

受付カウンターで申込用紙に必要事項 (住所/ 氏名/ 生年月日/ 電話番号など) を記入・提出すると、その場ですぐにポイントカードが発行されます。

 

 

一方、各駅ビルの(旧)ポイントカードの保有者は、そのカードをポイントカードに切替える手続きが必要です。

 

 

なぜなら旧カードにはそれぞれ切り替え期限が設定されていて、この期限を過ぎると旧カードは使えなくなるからです。

 

切り替えが必要なカード 切り替え期限
グランデュオ立川カード
グランデュオ蒲田カード
テルミナポイントカード
2017年2月末
ラスカメンバーズカード 2017年8月末
ペリエメンバーズカード (クレジットカード機能付きの場合は切り替え手続き不要) 2017年9月末
クラブmカード 2017年10月24日
MIDORI CLUBポイントカード
シァルポイントカード
2017年5月31日
パセオメンバーズクラブポイントカード 2017年6月30日

 

 

期限内に切替えを済ませると、旧カード内のポイント残高はJREポイントに自動的に移行されるので、ポイント失効という悲しい事態は起きません。嬉

 

旧カードの切り替え手続きは以下の店舗で行えます。

 

  • グランデュオ立川カード ⇒ グランドュオ立川
  • グランデュオ蒲田カード ⇒ グランデュオ蒲田
  • テルミナポイントカード ⇒ 錦糸町テルミナ
  • ラスカメンバーズカード ⇒ ラスカ
  • ペリエメンバーズカード ⇒ ペリエ
  • クラブmカード ⇒ 高崎モントレー
  • MIDORI CLUBポイントカード ⇒ MIDORI
  • シァルポイントカード ⇒ シァル鶴見
  • パセオメンバーズクラブポイントカード ⇒ 宇都宮パセオ

 

逆に以下の2枚に関しては切り替え作業は不要で、JREポイントカードとして今後も使っていけます。

 

(もちろん旧カード内のポイント残高は、JREポイントに自動的に移行します)

  • アトレカード
  • ボックスヒルズカード

 

(仮にアトレカード/ ボックスヒルズカードをJREポイントカードに切り替えたい場合は、それぞれアトレ/ ボックスヒルで手続きを行えます)

 

 

以下は切り替え後のカードデザインです。

 

 

 

(デザイン群の上段左2番目のアトレビューSuicaカード以外は、) どのカードにもJREポイントのロゴが入ってます。

 

 

一方、アトレビューSuicaカードはクレジットカードなので、仮に切替えるならポイントカードではなく、JREカードになります。

 

 

アトレビューSuicaカードのJREカードへの切替は、自発的に新規申込するか、あるいは有効期限切れを待ち、自動更新の形でJREカードを受け取るかのどちらかで、行えます。

 

ポイントを貯めるなら、ポイントカードよりもJREカードの方が断然お得!

JREポイントはポイントカードで貯まるわけですが、どうせならポイント収集率が最も高いJREカードで得るのがベストです!

 

 

ポイントカード提示だと加盟店で税込108円で1Pですが、JREカード決済だとこの提示ポイント以外に、決済ポイント (税込1,000円で5P) も付くので、ポイントの二重取ができます。

 

 

つまりJREカード決済で加盟店 (JR東日本の各駅ビルのショップ) で買い物すると、税込1,080円で計15P (税込108円換算で1.5P) の付与率で、ポイントカードよりも1.5倍も貯まります。

 

 

■2018年7月時点のJREポイント加盟店

駅ビル名 地域
アトレ(atre) 恵比寿、目黒、品川、大井町、大森、川崎、四谷、吉祥寺、上野、浦和、松戸、秋葉原、亀戸、新浦安、大船
アトレヴィ(atrevie) 大塚、巣鴨、田端、五反田、信濃町、東中野、三鷹
ボックスヒル(BOXHILL) 取手
グランドュオ(GRANDUO) 立川、蒲田
テルミナ(TERMINA) 錦糸町
シャポー(Shapo) 市川、船橋、小岩、本八幡
ラスカ(LUSCA) 茅ヶ崎、平塚、小田原、熱海
ペリエ(PERIE) 千葉、西千葉、稲毛、津田沼、検見川浜、稲毛海岸、海浜幕張
モントレー(Montres) 高崎
MIDORI 長野、松本
シァル(CIAL) 鶴見
パセオ(PASEO) 宇都宮
nonowa 東小金井

エクセル、VAL古河、エスパル、フェザン、あおもり旬味館も加盟してます。

 

加盟店は首都圏を中心に長野・松本、東北エリアで今後も増えていく予定なので、これら地域に住んでる人は、加盟店の最新情報を定期的に確認するようにしましょう!

 

 

また、JREカードで優待店 (アトレ/ アトレヴィ/ ペリエ/ エクセル/ テルミナ/ エスパル/ フェザン) で買い物すると、提示ポイントが3倍 (税込108円で3P) になるので、決済ポイント (税込1,000円で5P) と合わせ、税込1,080円で計35P (税込108円換算で3.5P) となります。

 

(付与率はポイントカードの3.5倍)

 

 

このようにJREカードはポイントカードよりも付与率が明らかに高いので、どうせならJREカードでポイント収集する方が良いと断言できます!

 

【⇒ JREカードの公式サイトへ】

 

 

■JREカードの基本情報

JR東日本関連 (乗車券・定期券の購入やSuicaチャージ等) や加盟店でポイント還元率1.5%、優待店だと3.5%の奮発ぶり!

 

カードにSuica定期券を内蔵でき、Suicaオートチャージにも対応してます。

 

 

また、東京〜博多間の新幹線・特急列車が大幅割引になるビュー・エクスプレス特約が付く「モバイルSuica」の登録カードとして使うと、通常1,030円の年会費 (税込) が当面無料になります。

 

【⇒ 関連:JREカードはSuica・JR東日本で威力を発揮!JREポイント優待店だと還元率は脅威の3.5%】

 

ポイントカードと他社クレジットカードの併用で、ポイント収集する手もある!

JREカードは最もポイント収集に優れてるわけですが、唯一のデメリットは、入手 (申込〜郵送) までに少々時間 (1週間ほど) がかかったり、クレジットカードの保有枚数が増えたりすることです。

 

(JERポイントカードは各駅ビルで即日入手可)

 

 

そこでそういったデメリットを避けたいなら、すぐ手に入るJREポイントカードと既に持ってるクレジットカードの併用で、ポイント二重取を狙うのもありです。

 

 

例えば既に楽天カード保有してる人が、ポイントカード提示しつつ、JREポイント加盟店・優待店で楽天カード決済で税込1,080円の買い物をすると、JREポイント10P+楽天ポイント10Pが貯まります。(税込108円換算で2P)

 

 

一方、(前述の通り、) JREカードだと税込108円でJREポイントが加盟店は1.5P、優待店は3.5Pなので、優待店以外では、ポイントカードと他社クレジットカードの併用という手段もかなり強力なのです!

 

 

とは言え、集めるポイントは種類が少ないに越したことはないので、東日本在住の人はJREカードでJREポイントを集めるのが良いと思います。

 

【⇒ JREカードの公式サイトへ】

 

 

■豆知識

一般的にポイント付与率は、税"込"100円で1Pか、税"別"100円 (=税込108円) で1Pかのどちらかである場合が多く、例えばTポイントや楽天のポイントは前者に、JREポイントは後者に分類されます。

 

なので表向きは100円で1Pでも、JREポイントは他2つよりもやや貯まりにくいと言えます。

 

ポイントの使い方・有効期限について

JREポイントは1P(1円)単位で、加盟店・優待店・ネット(JRE MALL)の支払い/ Suicaチャージに使えます。

 

 

あるいは以下の商品交換にも使えます。

  • 1,500P ⇒ 鉄道博物館入館引換券
  • 1,500P ⇒ メトロポリタンホテルズ共通利用券 (2,000円分)
  • 1,900P ⇒ リラクゼご利用券 (2,000円分)
  • 4,625P ⇒ 東京ステーションホテル利用券 (5,000円分)
  • Suicaグリーン券 (必要ポイントは区間により異なる)

 

交換商品の数は少ないですが、多くの人は加盟店・優待店かSuicaチャージでポイント消費すると思うので、特に問題ありません。

 

 

それとポイント有効期限は、最後にポイントが変動(獲得・利用) した日から2年です。

 

 

つまり2年に1回以上、JREカードを使うなり、駅ビルでポイントカード提示するなり、ポイント利用するなりする限りは、ポイントは永久不滅ということです!嬉

 

アプリでポイントをもっとゲット!

JREポイントアプリの利用者は、JR東日本の駅ビルで一切買い物しなくても、ポイントを貯めれます。

 

まず駅ビルの所定の場所 (レジカウンター等) に行き、そこでアプリを起動すると、たったそれだけでポイント獲得となります。

 

 

あと、アプリ限定クエスト (アプリ内で提示される課題) のクリアでも獲得できます。

 

アプリは無料なので、より多くポイントを得たい人はぜひダウンロード (DL) しましょう!

 

【⇒ Android利用者のDLページへ】

 

【⇒ iPhone利用者のDLページへ】

 

まとめ

JREポイントは、なるべくJREカードで貯めましょう!

 

JREカードだと優待店で3.5%、加盟店・JR東日本・Suicaで1.5%、それ以外の決済シーンでも1%が貯まります。

 

(ポイントカードだと優待店・加盟店で1%、それ以外だとなしという乏しさです)

 

 

あと、JREポイントはTSUTAYA・ファミマ等でお馴染みのTポイントのように、今後は庶民の決済手段として、(特に東日本地域で) より一層存在感が増していくことは確実です。

 

 

なので東日本在住の人は今のうちにJREカードを作り、既に到来したJREポイント社会に早く慣れましょう!

 

【⇒ JREカードの公式サイトへ】

 

 

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