簿記試験合格に直結する、最も効率的な学習法を解説!

簿記2級・3級の独学での最速勉強法を、合格者が伝授!

就職・転職が少しでも有利になるようにとか、求人に応募するには合格実績が必要などの理由で、簿記 (日商簿記) を勉強している (または、これからする予定の) 人は多いです。

 

しかし簿記学習者の大半は、日々仕事や学業に追われているサラリーマン・OL・学生の人なので、勉強に使える時間はかなり限られてくると思います。

 

 

実際、管理人 (私) もサラリーマンとして多忙な日々を送っていたので (今も多忙だけど、笑)、週休1日の休日以外は1日1時間程度しか、勉強に使える時間を確保できませんでした。

 

しかし学習効率を極限まで高めつつ、日々勉強した結果、何と40日間で簿記2級に合格することができました!

 

 

 

この40日間というのは、人生で初めて簿記の参考書に触れてから試験当日までの日数のことです。

 

つまり管理人は簿記の知識が完全にゼロの状態から、わずか40日後には2級に合格するレベルになったことを意味します。

 

(3級を目標にしてたとしたら、おそらく3週間程度で合格したと思います)

 

 

と、前置きはこれぐらいにし、ここからは管理人が実際に行った、独学での簿記2級の最速の学習法を超具体的に解説していきます。

 

ちなみにこの学習法は3級を目指す場合にも使えるので、3級をターゲットにしてる人もぜひ参考にして下さい。

 

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まず勉強に必要なものを揃えよう!

簿記の勉強に必要なものは、参考書と過去問と電卓の3つです。

 

以下は管理人が実際に使ったものになります。

  • スッキリわかる日商簿記3級 (第4版) (TAC出版)
  • スッキリわかる日商簿記2級、商業簿記 (第3版) (TAC出版)
  • スッキリわかる日商簿記2級、工業簿記 (第3版) (TAC出版)
  • 日商簿記検定試験2級 傾向と対策 (第118回〜第127回) (税務経理協会)

 

参考書っていっぱい種類があるので、どれにしようか迷いやすいと思います。

 

しかし個人的には今紹介した参考書が物凄く分かりやすかったので、特にこだわりがなければこれらをおすすめします。

 

 

 

なぜならこの参考書は分かりやすい図を中心に、試験合格に必要な知識の説明がなされていて、読んでるだけで簿記のイメージが自然と頭に入ってくるからです。

 

(管理人はこの参考書があったからこそ、比較的短期間で2級に合格できたようなものです!)

 

 

それとドラえもんっぽい、かわいいキャラが何回も登場するので、そのキャラ見たさに参考書をめくる回数が自然と多くなったのも、おすすめする理由の1つです。

 

(あと、文字が大きいので読みやすかったです)

 

簿記の参考書って無機質なものが多い中、このキャラクターには何回も癒されたので結構楽しく勉強ができました。

 

 

一方、過去問は直近7〜10回分ぐらいが収録されている書籍であれば、どの出版社のものでも良いと思います。

 

また、電卓はボタンが押しやすく、1クリックでゼロが2つ入力できる「00」ボタン内蔵のものであればどれでもOKです。

 

(ただし関数電卓は試験では使えないので、NGです)

 

ということで、参考書/ 過去問/ 電卓の3つを早めに揃えましょう。

 

 

ちなみに通信講座やスクールにて簿記を勉強することは管理人は大反対です!

 

今の参考書って全般的に分かりやすいですし、もし分かりにくい箇所があればネット検索で十分に対応可能なので、わざわざ何万〜何十万円も払ってそれらに加入する意味はないと思います。

 

一式揃ったら、さっそく勉強開始!

勉強アイテムが揃ったら、さっそく参考書を読み込んでいきます。

 

参考書ってどれも簿記の知識・考え方の説明ページと、その内容についての問題ページの2つが付いてますが、1読目は問題はまったく解かず、説明ページだけを読むことに集中します。

 

 

なぜなら、「説明 ⇒ 問題 ⇒ 説明 ⇒ 問題」と進めるよりも、1読目に説明ページをすべて読破し、試験範囲内の知識に一通り触れてから、2読目に一気に問題に取り組む方が時間効率が良いからです!

 

なぜ時間効率が良いかというと、簿記は学習箇所が進んでもそれ以前に出てきた知識を何回も使うので、全部読破後に問題に取り組むと、参考書の序盤で出てくる問題程度なら自然と解けるレベルに到達済で、問題回答に使う時間を大幅に省略できるからです。

 

 

つまり、「学習箇所が進む=それ以前の内容の復習回数も増える」という図式が成り立つので、読破後に問題を見ると、序盤 (人によっては序盤・中盤) の問題なら秒殺できるほどに理解力が上がっているのです!

 

一方、1読目から問題を解くやり方だと、本来 (読破後) よりも反復回数 (理解力) で負けている分、回答により多くの時間がかかってしまいます。

 

なので1読目は問題は放っておき、2読目からやっていく方が時間効率が良いのです!

 

 

しかし言葉だとこの理屈がまだ分かりにくいと思うので、この話を少し具体化してみます。

 

例えば試験に必要な知識がABCDEの5つ、そして各知識を使う問題がabcdeの5つだとし、1読目から問題を解く勉強法の場合、ABCDEの理解に50分、abcdeの回答に50分の計100分が必要だとします。

 

 

すると読破後は反復思考の恩恵が効くので、abcdeは30分とかで事足り、計80分とかで十分となります。(20分の削減)

 

(参考書に100問ある場合、そのうち20〜30問ぐらいは省略可能となる)

 

 

ちなみに1読目は参考書を読むだけでいいので、簿記の勉強にガッツリ時間を取る必要はなく、電車の中やちょっとした隙間時間さえあれば大丈夫です!

 

管理人の場合は電車で過ごす時間だけ (平日1日2時間×10日ほど) で、(TAC出版の) 参考書3冊の1読目は終了しました。

 

もし3級を目指していたら1冊で済んだので、たぶん4日ほどで終了したと思います。

 

2読目についての補足

ここで2読目について少し補足ですが、自分の参考書の全問題に目を通すと、

  1. 秒殺できる問題
  2. 少し考えた後、正解できた問題 (正解可)
  3. 解答を見て始めた理解できた問題 (理解可)
  4. 解答を見ても理解できない問題 (理解不可)

の4つに分かれると思います。

 

 

自分にとって簡単な1は完全放置でいいので、他3つの扱いについて解説します。

 

後日参考書を開いたときに、秒殺できなかった各問題がどのランク (正解可、理解可、理解不可) に該当するか判断できるように、各ランクに対し自分流のマークを作成し、全問題を3つの区分で分類します。

 

 

管理人が勉強してたときは、秒殺はマークなし/ 正解可は○/ 理解可は△/ 理解不可は×としていました。

 

このようにランク付けすることで、3読目以降の時間効率が物凄く高まります!

 

 

ちなみに2読目の時点では、問題回答自体に多くの時間をとってはダメです!

 

2読目はあくまで反復を繰り返すべき箇所を探してるだけなので、少し考えて解けないなら潔く解答を見て、速やかにランク付けをしていきましょう。

 

また、解答を見ても分からない問題 (×) は、その時点では放置します。

 

3読目の勉強方法について

1読目は参考書を読破することに集中し、2読目は問題に取り組み、各問題をランク付けすると言いました。

 

そして3読目は、2読目でマークを付けた問題 (○、△、×) を1問でも多くマークなし (秒殺) に近づけことを目標に、今度は問題を解くことに集中します。

 

 

しかしここでも効率的な勉強法があります。

 

まず○の問題は多めに時間がかかったとはいえ、既に自力で解けるわけだから、このような問題は電車などの空き時間にまとめてやってしまいます。

 

(わざわざ机に向かう時間の確保は不要)

 

もし3読目の時点で秒殺か、それに近いスピードで解けたのであれば、「○」を「○ ⇒ マークなし」という感じに表記を加えます。

 

 

このとき、付け足す前の○は削除せず、ずっと記録を残しておきます。

 

なぜなら「○ ⇒ マークなし」とすることで、後日参考書を見た時に、「1回目は苦戦したけど、2回目は簡単に解けたんだな!」という流れを確認できるからです!

 

同様に考えると、「1・2回目は苦戦し、3回目は秒殺できた!」という場合、「○ ⇒ ○ ⇒ マークなし」という表記となります。

 

 

また、×の問題は現状、参考書の解説では理解ができない類のものなので、これについてはググってみて、参考書以外の説明により理解可能かどうかをまずは確かめます。

 

そしてもし理解できれば、「× ⇒ △」とし、無理なら「× ⇒ ×」とします。

 

 

もし「× ⇒ ×」なら、その問題はあまり深追いせず、再び放置します。

 

なぜならその問題を放置したとしても、簿記合格に支障がでない可能性があるからです!

 

支障が出ないかどうかは、実際に過去問を解いてみないと判断が付かないのでとりあえず放置です。

 

(ググる作業は何かの空き時間にやる)

 

 

一方、△は自力正解はできなかったけど、"参考書を読めば理解は可能"という立ち位置なので、「△ ⇒ ○」にするために机に向かう時間を作り、じっくり学習していきます。

 

そして「△ ⇒ ○」とできれば、後は空き時間に「○ ⇒ マークなし」へと進化させれば良いので、△に限ってはしっかり勉強時間を取ります。

 

4読目以降の勉強方法について

3読目と同様に、4読目以降でまだ○、△状態のものに関しては、1問でも多く「○、△ ⇒ マークなし」となるように反復思考を繰り返します。

 

(前述したように、ある程度ググっても分からない×は、過去問をやるまでは放置)

 

 

大事なことなのでもう一度書きますが、自由に使える時間の少ない人ほど、「○ ⇒ マークなし」やググる系の作業はなるべく隙間時間に行い、自宅学習に充てれる貴重な時間は「△ ⇒ ○」に費やすことを徹底しましょう!

 

(管理人は上記を徹底したので、仕事しながら40日間で2級に合格できたのだと思います)

 

 

そうしてランクの大半が"マークなし、または○"になったら、次は過去問をやっていきます。

 

過去問の進め方について

実際の簿記 (2級・3級) の試験時間は2時間ですが、自宅では少し短い時間 (1時間50分とか) で過去問を行います。

 

自宅は試験会場よりも快適な分、時間短縮というハンデを自分に課すことで、本試験に近い状況を作るのです。

 

 

また、過去問をやる際は、回答までの道筋が分かりにくい問題はスルーし、とにかく全問に目を通すこと (正解できる問題はすべて得点にすること) を最優先します。

 

試験は70点以上で合格なので、分からない問題に無駄な時間を使ってはダメです!

 

(序盤に2〜3問ぐらい解けない問題があっても気にしてはいけません)

 

 

そしてこのようなスタイルで自分が設定した時間で過去問を行い、その時間が経過すると、(仮に全問に目を通せてなくても) 一旦回答をやめます。

 

と、ここで注意ですが、回答終了後はいきなり採点に入るのではなく、あと15分ほど回答時間を延長します。

 

ただし延長時に回答した部分は得点には含めないので、その部分の問題番号に○などのマークを入れ、採点時に得点対象にしない箇所だと分かるようにしておきます。

 

 

すると過去問1回目の得点 (設定時間内) はだいたい50点〜65点になり、延長分を含めると60点〜75点ほどになると思います。

 

1回目という試験慣れしてない状態で、正規に50点〜65点も取れれば、その時点では合格の見込みがかなり高いと判断していいと思います!

 

 

一方、延長込みの得点は、あと3回ほど過去問を重ねた (慣れた) 場合に取れるであろう大雑把な予想値とみなします。

 

つまり1回目の時点で延長込みで70点に届けば、近々合格レベルに到達するとの見通しが立ちますし、60点台であれば、「あと一歩で合格ラインに届く!」というおおよその目安が立ちます。

 

 

とは言え、たった1回では自分の得意・苦手な分野ははっきりしないので、ある程度 (5回ほど) 過去問を解き、正規時間での得点を出していきます。

 

ちなみに簿記試験は2級・3級共に大問が5つ (各20点) あります。

 

なので過去問ごと、大問ごとの自分の得点が分かるような表を1枚作っといて下さい。(手書きでも何でもOK)

 

(表はすぐ下にサンプルがあります)

 

過去問の直しについて

参考書のときと同様に、過去問の直しでも問題ごとにマークを使います。

  1. 時間内に正解 (マークなし)
  2. 延長時に正解、または解答を読めば理解可能 (○)
  3. 解答を読んでも理解不可 (×)

直しは○の問題のみ行い、×はスルーします。

 

過去問の得点から導き出される、簿記の勉強法

計5回ほど過去問を解くと、自分の得手不得手な分野がはっきり分かります。

 

例えば管理人の1〜5回までの得点分布 (2級) は、以下のようなものでした。

 

回数 第1問 第2問 第3問 第4問 第5問 合計
1回 12 8 8 14 14 56
2回 16 12 10 16 12 66
3回 12 10 12 18 16 68
4回 16 14 10 18 16 74
5回 16 14 10 16 14 72

 

最初の2回は参考に留め、過去問に慣れてきた3〜5回の結果を元に得手不得手を考えたところ、管理人は第1、4、5問が結構得意で、第2問は普通、第3問は苦手という傾向が明らかになりました。

 

このように得点分布表を1枚作っておくことで、自分の傾向が客観視できるのです!

 

 

そしてこの傾向を踏まえると、今後の効率的な勉強法が自然と浮かび上がります。

 

もし各大問の出来を得意/ 普通/ 苦手と分類する場合、普通を得意に近づけるために惜しみなく時間を使います。

 

一方、満点を取る必要はないので苦手分野は基本スルーし、、参考書や過去問を元にとにかく普通の得意化を目指します。

 

 

ただし、苦手分野の中にも絶対に放置してはダメな箇所があります。

 

それは2級試験の第4問、第5問 (工業簿記) です。

 

 

この2つは他の大問 (3級試験の第1〜5問、2級試験の第1〜3問) とは違い、最初の1つ (穴埋め) を正解できなければ、連鎖的にその大問内の残り (のほぼ) すべてが解けないよう作られているからです!

 

つまり最初の1つで躓くと、第4・5問はその時点で得点がほぼゼロになってしまい、合格の可能性はなくなってしまいます。

 

なので第4・5問が苦手な人は工業簿記を最初から勉強し直し、その2つで少なくとも15点は取れるようにしておきましょう!

 

 

一方、第1問は2級・3級ともに"仕訳"という完全独立型の問題が出題されるので、ここが苦手でもまったく致命的ではありません。

 

むしろ仕訳は類似の問題が何度も出題されるので、ぜひ得点源にしてほしいです。

 

 

あと、2級の第2〜3問と3級の第2〜5問は、完全独立型タと連鎖型の2つが混ざって出題されます。

 

しかし大半は完全独立型なので、20点中、14〜16点ぐらいの部分点は十分に狙えます!

 

 

ということで、○の分野の実力がある程度上がってきたと感じたら、続いて6〜7回目の過去問を行います。

 

(時間に余裕がなければ、得意分野の実力維持に気を使いつつ、1〜5回の○の直しに集中)

 

 

すると5回までは微妙だった○の分野の得点が、6〜7回では少し上向くと思います。

 

例えば管理人の6〜7回の得点分布 (2級) は、以下のようなものでした。

 

回数 第1問 第2問 第3問 第4問 第5問 合計
6回 16 16 8 14 16 80
7回 16 16 10 20 20 82

 

上記の方法で過去問の直しや参考書の反復学習を徹底した結果、普通レベルであった第2問の得点が、「(5回目の) 10点から、(6〜7回目は) 16点」へと順調な伸びを見せました。

 

 

そして実際の試験結果は、過去問のときとほぼ同じ得点分布を見せ、無事に合格しました。

 

 

(元々の得意の第1、4、5問と、レベルを上げた第2問は高得点で、基本スルーしていた第3問は低得点)

 

 

このように得点表を使って勉強する箇所を搾ることで、最少の労力で確実に得点を伸ばし、合格率を上げることができるのです!

 

なので勉強時間の確保が難しい人は、ぜひこの記事のやり方を参考にしてほしいです。

 

それではあなたの合格を祈りつつ、簿記2級・3級の独学での最速勉強法を終わりにします。

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