クレジットカードの国際ブランド

カードに刻印されてる7つの国際ブランド

国際ブランドとは、世界各地で発行されたクレジットカードを世界中の店舗やサービスで使えるように調整している、世界規模の決済ネットーワークの運営会社のことです。

 

(ルイビトンやシャネルのことではありません、笑)

 

国際ブランド (VISA等) に例えば日本のカード会社が加入すると、海外での買い物代金を日本のカードで支払えるようになるので、クレジットカードの利便性が飛躍的に上がります!

 

ここでカード会社と国際ブランドの関係をもう少し具体的にイメージできるように、イタリアの服屋で買った洋服代金 (3万円) を日本のカード (楽天VISAカード) で支払うという状況を例にして説明します。

 

 

楽天カードでの決済を受けた服屋は、後日洋服代金3万円を楽天の会社に請求します。

 

すると、楽天の会社はカード利用者の引落口座から3万円を引き落とし、そのうち2万8,500円程度をイタリヤの服屋の口座に振り込みます。

 

そして残り1,500円のうち約600円は決済手数料として楽天が受け取り、残り900円のうちの約600円は楽天のVISA利用料としてVISAが受け取ります。

 

そして最後の300円は、楽天カードのポイント特典 (還元率1%) として300ポイント (300円) をカード利用者が受け取ることになります。

 

(300円自体は楽天のものですが、同時に楽天は300ポイント負担しているので、実質的にはカード利用者の取り分だとみなせます)

 

 

つまり決済代金3万円は、服屋が95%+楽天が2%+VISAが2%+カード利用者が1%というイメージで分配が行われるのです!

 

このように、国際ブランドは国境をまたいでの大規模な決済システムなので、そう簡単にそのような巨大システムを構築するのは無理で、当然ブランド数には限りがあります。

 

2016年現在で正式に認められてる国際ブランドは、世界でたった7つしかありません。

 

VISA (ビザ)/ MasterCard(マスターカード)/ JCB (ジェーシービー)/ AMERICAN EXPRESS (アメリカン・エキスプレス)/ Diners Club (ダイナースクラブ)/ 中国銀聯カード (ちゅうごくぎんれん)/ Discover Card (ディスカバーカード)

 

上記7つのうち、VISA/ MasterCard/ JCB/ AMEX/ Diners Clubの5つは、世界5大国際ブランドと言われ、中国銀聯カードとDiscover Cardは近年勢力を伸ばしてきた新興の国際ブランドなどと表現されます。

 

提携している国際ブランドはカード会社により異なりますが、クレジットカードに申込む際は国際ブランドをどれか1つ必ず選ばなくてはなりません。

 

(あなたが持ってるカードにも、国際ブランドの1つが刻印されてるはずです)

 

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各国際ブランドの特徴

国際ブランドの役割・種類は分かったと思うので、次は各国際ブランドの特徴を紹介していきます。

 

(中国銀聯カードとDiscover Cardの2つに関しては新興の国際ブランドでお話します)

 

 

■VISA/ MasterCard

 

この2つのは世界で最も加盟店数の多い国際ブランドで、VISAは3,000万店以上 (三井住友カード発表)、マスターカードは約2,900万店 (マスターカード公式発表) が加盟しています。

 

加盟店の多さは両ブランドともほぼ同じなので、どちらを選んでも大差はないですが、VISAの方が世界的認知度はやや高いようです。

 

一方、ヨーロッパに限るとMasterCardの方が若干認知されてるようです。

 

 

なので特にこだわりがなければ、1枚目のカードはVISAにしておくのがいいと思います。

 

逆にヨーロッパに頻繁に行く用事あるなら、MasterCardを選ぶのもありかなと思います。

 

どちらを選ぶにしろ、VISAかMasterCardのどちらか一方が使えるクレジットカードを持っておきたいところです!

 

 

あと余談ですが、むかしテレビCMで「三井住友VISAカ〜ド〜!」というのがありましたが、これは三井住友カードの前身の住友クレジットサービスが日本で一番早くVISAブランドと提携したので、"三井住友カード=VISA"という気がするだけで、実は三井住友VISAカードのMasterCard版というのもあります。

 

 

■JCB

 

JCBは日本発祥の国際ブランドで加盟店は1,838万店(JCB公式発表)です。

 

日本産のブランドなので国内ではVISAやMasterCardよりも加盟店が多く、もしカードを2枚以上持つことがあれば、そのうちの1枚はJCBブランドを選ぶのが望ましいです!

 

 

また、JCBブランドは中国/ 台湾/ 韓国/ シンガポール/ マレーシア/ タイなど、日本人の多い国や地域では国内同様に使いやすいですが、それ以外の地域だとやや使いにくいので、あくまで国内中心のカードという認識が必要です。

 

(ただしJCBは中米発祥の国際ブランドであるDiscover Cardと加盟店の相互開放を行っているので、中米の店舗だと比較的に使えます)

 

JCBブランドの代表カードには、JCB EITJCBゴールドカードなどがあります。

 

 

■AMERICAN EXPRESS

 

加盟店数は公式発表されてませんが、VISA/ MasterCard/ JCBよりだいぶ少ないという印象です。

 

なぜならAMERICAN EXPRESSは、元々はT&E(旅行とエンターテイメント)関連の企業と提携することを目的に作られたブランドなので、旅行会社/ ホテル/ レストラン/ 航空会社が加盟店の中心を担います。

 

 

とは言え、近年はコンビニや総合病院など、あまりT&Eと関係のない場所にも対応してきたので、日常生活でもまずまず使えるようになっています。

 

また、AMERICAN EXPRESSは年会費が有料であったり高額なケースが多い反面、旅行関連サービスが充実しているという特徴があります!

 

なので普段は買い物用カードとして使い、GWや年末年始などの旅行時にはT&Eカードとして利用するのが良いと思います。

 

AMERICAN EXPRESSの代表カードには、アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードANAアメリカン・エキスプレス・カードなどがあります。

 

 

■Diners Club

 

世界初のクレジットカードと名高いDiners Clubは、とにかくステータスにこだわりを持っているので、相当富裕でないと審査に通らないのが特徴です。

 

入会審査が厳しい分、社会的信頼度と付帯サービスの質は極めて高いです!

 

また、Diners ClubはAMERICAN EXPRESS同様にT&Eカードに分類されるので、加盟店の中心は旅行会社/ ホテル/ レストラン/ 航空会社となります。

 

 

以上が5大ブランドの特徴です。

 

実用性を重視するならVISA/ MasterCard/ JCBのどれかを、ステータスやT&Eサービスに比重を置くならAMERICAN EXPRESS/ Diners Clubをカードに付ければいいと思います!

 

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