格安航空(ピーチ・Jetstar)と大手(JAL)の便数の多さ、座席の広さを比較してみた!

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実際に乗り比べてみた!格安航空(ピーチ・Jetstar)と大手(JAL)はここが違う!

近年は航空大手 (JAL等) と、ピーチ・アビエーションやJetstarに代表される格安航空 (low cost carrier) とが客を取り合っています。

 

格安航空は大手の半額ほどという安さが魅力ですが、同時に「便数が少ない!」「座席が狭い!」「CAの対応が悪い!」などとネガティブなことを言われがちです!

 

 

しかし実際にピーチ/ Jetstar/ JALの搭乗経験がある私からすると、少なくともCAの対応は格安・大手を問わず、どこも普通に丁寧でした。

 

 

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一方、便数の多さ/ 座席の広さは大手が勝ってるのは事実ですが、格安航空の高コスパを考えると、個人的には格安系に軍配が上がるという結論に達しました。

 

むしろ大手の強みである"便数・座席の優位性"は、実はそこまで優位ではないとすら感じています。

 

 

ではなぜそう感じるかを、ピーチ/ Jetstar/ JALを例にこれから説明します。

 

(格安が飛んでない大阪伊丹などは、大手に頼るしか方法がありません)

 

 

■格安2社から出発時刻を探せば、便の少なさはかなりカバーできる!

 

以下は大阪伊丹から東京羽田に行くJAL便 (2017年12月15日) ですが、この区間を1時間ごとに飛んでるのが分かります。

 

(その日、その区間の本数は約20です)

 

 

 

一方、格安航空は大手よりも保有機体数が少ないので、1日のフライト数は必然的に少なくなります。

 

例えば以下は東京成田から大阪関空に行くピーチ便 (2018年1月7日) ですが、この日はわずか3本 (11:30発、19:00発、20:45発) しかこの区間を飛んでいません。

 

 

 

一方、同日、同区間のJetstar便も4本 (9:45発、11:15発、13:55発、21:00発) という少なさです。

 


(画像は4本のうち、早い時間帯の2本です)

 

 

(フライト日・路線が違うという指摘は置いといて、) JALの本数は他2社を圧倒してますが、格安航空 (ピーチとJetstarの本数合算) という広い単位で考えると、その日は7本飛んでることになります。

 

しかもその7本は昼時・夜間を中心に、時間がまあまあ満遍なく分散してるので、たとえ格安航空は便数は少ないといっても、時間的にそれほど不便ということにはなりません。

 

 

つまり本数合算の考えで行くと、"便数が多い"という大手の長所はやや薄まり、それだったら、搭乗料金が大手の半額ほどで済む格安航空でいいんじゃないの?という発想になっていくのです。

 

 

■格安の座席はやや狭いが、+1,000円以下で大手以上に広くなる!

 

格安航空の座席は大手よりもかなり狭いのは事実です。

 

まずピーチ/ Jetstar/ JALそれぞれの通常席の前席と、私 (身長184cm) の膝との隙間を見て下さい。

 

(なるべく正確な間隔が分かるように、以下の画像はすべてお尻を座席にしっかりくっ付けた状態で撮りました)

 

 

(ピーチ)

 

 

(Jetstar)

 

 

このように身長184cmという大柄な私の場合、ピーチ/ Jetstarの普通席の前席と膝との隙間は、指2本がなんとか入る程度の狭さでした。

 

 

一方、JALはその隙間が15〜20cmほどあったので、物理的にピーチ/ Jetstarよりも明らかに楽でした。

 

(JAL)

 

 

しかし"指2本"や"15〜20cm"というのは、あくまで身長184cmの私視点の話であり、平均的な体格の人 (成人男性:約171cm、成人女性:約156cm) だと、"指2本 ⇒ 片手"や"15〜20cm ⇒ 20〜25cm"という、かなり余裕のある間隔になると思います。

 

なので少なくとも国内線 (←フライト時間が短い) に関しては、格安航空で十分だと思います。

 

 

一方、もし格安航空の (大手と比較しての) 狭さが嫌な場合、ピーチ/ Jetstarともに追加料金1,000円以下で、大手よりも遥かに広いオプション席 (スマートシート、エクストラ・レッグルーム) を取ることができます。

 

 

(ピーチのスマートシート、650円追加)

 

 

(Jetstarのエクストラ・レッグルーム、980円追加)

 

 

格安航空のこの2つのオプション席は通常席より少し多めにお金を払うだけで、(先ほど紹介した) JAL席よりも遥かに広くなります。

 

(巨漢の私が足の伸ばせるぐらいの、そこそこ大きいカバンを足元に置けるぐらいの広さでした)

 

 

つまり格安航空は安価で座席間隔を大手よりもっとも広くできるので、"座席が広い"という大手の優位性は完全になくなり、それだったら、搭乗料金が大手の半額ほどで済む格安航空でいいんじゃないの?という発想になっていくのです。

 

まとめ

飛行機に乗る場合、基本的には格安航空を選べばいいと個人的には思っています。

 

格安の便の少なさは、複数の格安航空サイトを見て、その中から自分に合う出発時刻便を扱ってるサイトから予約すればいいですし、座席の狭さはオプション席で解決します。

 

(大手に頼るのは、格安が飛んでない区間だけにしましょう)

 

 

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