ゲオの株主になると、年間利回りは5%程度を期待できる!

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ゲオの株主優待を受けると、年間利回りは5%前後かそれ以上!

DVD・CD・漫画レンタルやゲーム物販でお馴染みの「ゲオ (株式会社ゲオホールディングス)」の株主になると、毎年2回の優待を受け取れます。

 

(ゲオ等を50%割引/ セカンドストリート等で使える割引券2千円分の選択制)

 

 

更に持ち株数に応じた配当金 (1株34円程度) も出るので、例えば100株購入すると、優待券・配当金の合計の利回りは5%前後かそれ以上になります。

 

5%は結構凄いので、ゲオやセカンドストリートの利用者は必見です。

 

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ゲオ店舗の全品(販売・レンタル)が50%割引

半期に一度訪れるゲオ株主の優待割当基準日 (3月末と9月末) にゲオ株を1単元 (100株) 以上保有していると、ゲオ店舗の販売品・レンタル品を50%割引で購入・レンタルできる権利を、各基準日毎に獲得できます。

 

 

例えば3月末に100株持ってると、6月下旬に自宅に株主優待申込書 (50%割引の権利) が届き、それに必要事項を記入しゲオ側に送り返すと、50%割引になる券面 (有効期限:同年12月31日まで) が後日自宅に届きます。

 

 

あるいは9月末に100株保有の場合、12月下旬に申込書が届き、必要事項を記入しゲオ側に送り返すと、50%割引になる券面 (有効期限:翌年6月30日まで) が後日自宅に届きます。

 

50%割引って要は半額のことで、ゲオ店舗を頻繁に利用する株主は爆発的に得できます!

 

50%割引になる店舗 ゲオ店舗、スーパーセカンドストリートの一部店舗 (ゲオオンライン、GEOマンガは対象外)
対象商品 DVD、ブルーレイ、CD、コミック等、基本的に全商品

 

セカンドストリート等で使える割引券の贈呈

一方、ゲオ店舗をあまり利用しない株主は、ゲオ50%割引の代わりに以下の店舗で使える割引券 (リユース割引券) 2,000円分を優待に選べます。

 

(割引券の有効期限は、50%割引の有効期限と同じ)

 

割引券を使える店舗 (1回1,000円以上の買い物が対象) セカンドストリート、ジャンブルストア、スーパーセカンドストリート (全店)
対象商品 上記店舗にある商品の大半 (ただしセール・レンタル商品、書籍・音楽ソフト・映像ソフト・ゲーム機器・ゲームソフト・モバイル機器・その周辺アクセサリーの新品商品、カフェ商品、金券類、自動車防犯登録サービス、配送サービス等には使えません)

 

 

ゲオ店舗にあまり行かないけど、セカンドストリートで古着や中古品 (バッグ・家具・家電など) を買う機会がある株主は、割引券を選びましょう。

 

 

また、ゲオ店舗/ セカンドストリートの両方でそれなりに買い物する株主は、ゲオ店舗で年間4,000円以上なら50%割引を、それ未満なら割引券 (2,000円分) にしておきましょう。

 

(金額的メリットで考えれば、ゲオで年4,000円いくか否かが優待選択の分岐点になります)

 

 

ちなみにゲオ株の現在 (2017年9月26日15:00) の株価は1株1,604円なので、このタイミングだと100株は160,400円で買えます。

 

 

 

つまりこの状況で100株購入し、そのまま保有した場合の年間の優待利回り (優待額÷投資額) は、割引券だと2.49% (半年2,000円×2回÷160,400円) になります。

 

 

一方、ゲオ50%割引だとゲオ利用額で変動するので一概には言えませんが、優待期間中のそこでの年間総利用額が、例えば1万円 (5千円割引) なら3.12% (5,000円÷160,400円)、2万円 (1万円割引) なら6.23% (10,000円÷160,400円) になります。

 

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配当金も貰えます!

ゲオ株所有の主な目的は今説明した優待狙いだと思いますが、配当金の存在を忘れてはなりません。

 

 

ゲオ株1株当たりの配当金は、前年期 (2016年4月〜2017年3月) が34円の実績で、今年期 (2017年4月〜2018年3月) も34円が予定されてるので、100株保有者は毎年3,400円の配当が見込めます。

 

もし1株の価格が先ほど書いた1,604円だとすると、配当利回りは2.12% (3,400円÷160,400円) になります。

 

 

ここで投資額に対し、トータルいくらの年間利回り (優待+配当) が見込めるのかをまとめます。

 

ゲオ50%割引 割引券2千円 (セカンドストリート等)
ゲオで年1万円利用なら4.93%、ゲオで年2万円利用なら7.43% 4.61%

 

 

ここで上記利回りについて少し補足します。

 

割引券選択時の利回り (4.61%) は優待 (2.49%) と配当 (2.12%) の利回りを単純に合算したものですが、ゲオ50%割引選択時の利回りはそうではありません。

 

 

なぜならこの割引選択の利回り (というか還元率に近い) を計算する場合、単に株購入費用だけでなく、ゲオ店舗で使う金額も計算に含める必要があるからです。

 

 

例えば優待期間中、ゲオで年1万円使うなら5,000円割引なので、100株購入費用の160,400円 (配当金3,400円) と合わせると、年170,400円で計8,400円の利回り (=還元) になるので、この2つを割って4.93%と算出しました。

 

 

また同様に考えて、優待期間中にゲオで年2万円利用 (1万円割引) なら、7.43% (180,400円÷13,400円) と計算できます。

 

話が少し複雑になりましたが、要するにゲオ株保有者は最低5%近い利回りを期待できるということです!

 

 

ゲオ株の将来性についての個人的な意見

最後にゲオ株の将来性についての持論を書いておきます。

 

まず以下は直近3年 (2014年10月〜2017年9月) のゲオ株の株価です。

 

 

 

グラフを見ると、株価は1,200円〜2,000円の間で推移し、2017年7月に1,200円程度まで落ち込んだのが、そこから急上昇し、同年9月に1,600円程度まで回復してることが分かります。

 

 

しかし個人的には、ゲオ株は長期的には徐々に下がっていくものと (勝手に) 思っています。

 

なぜならゲオの主なビジネスモデルは、店舗・宅配レンタル (DVD・CD・マンガ) やゲーム系物販なわけですが、DVDは巷の動画配信サービスの方が、CDは音楽配信サービスの方が安く収まり、ゲームに関しては大手ネット通販で買う人が増えてるからです。

 

 

もしゲオの宅配レンタルが巷の動画・音楽配信サービスと同じく無制限の定額制なら、将来的に主導権を握ってもおかしくないです。

 

しかし残念ながら、この宅配レンタルは従量制または制限ありの定額制なので、無制限定額の動画・音楽配信サービスには到底及ばないと思います。

 

 

一方、マンガはネット上 (液晶上) ではなく、直接現物を手に取って読みたい層がかなりいると思うので、マンガのレンタルは結構頑張る気がします。

 

しかし総合的に考えると、ゲオのビジネスは振興のネットサービスに押されていき、次第に店舗数や宅配レンタルの売り上げが落ち、それがゲオ株の株価減に繋がっていくと思っています。

 

 

なので現状、ゲオ株保有で優待・配当金を得るのは良いと思いますが、定期的な株価のチェックは忘れないようにしましょう!

 

 

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