ビックカメラの株主優待を受けると、年間利回りは3〜5%の破壊力!
パソコン・家電大手の「ビックカメラ」の株主になると、ビックカメラ系列で使える優待券 (株主様お買物優待券) を毎年2回受け取れます。
更に持ち株数に応じた配当金 (1株12円程度) も出るので、例えば100株購入すると、優待券・配当金の合計の利回りが、1年目は3%、2年目は4%、3年目以降は5%になります!
この利回は相当豪華なので、ビックカメラの株主優待に興味のある人、そこで買い物する人は必見です。
買物優待券の贈呈
半期に一度 (2月末と8月末)、ビックカメラ株の保有数に応じ (最低100株)、ビックカメラ系列の店舗・通販の買い物代の割引に使える優待券 (1枚1,000円、お釣り出ない) を受け取れます。
(受け取り権利の確定は2月末 (発行は5月) と8月末 (発行は11月) で、各優待券の有効期限は前者が発行年の11月30日まで、後者は発行翌年の5月31日までとなります)
保有株式数 | 2月末 | 8月末 | 年間合計 |
100〜499株 | 2,000円(2枚) | 1,000円(1枚) | 3,000円(3枚) |
500〜999株 | 3,000円(3枚) | 2,000円(2枚) | 5,000円(5枚) |
1,000〜9,999株 | 5,000円(5枚) | 5,000円(5枚) | 10,000円(10枚) |
10,000株以上 | 25,000円(25枚) | 25,000円(25枚) | 50,000円(50枚) |
優待券狙いで株を買うなら、100株購入が最もおすすめです!
なぜなら100株だと投資額が最も安い (後述しますが、約12万円) という理由以外に、1株当たりの優待額が最大になるからです。
例えば100〜499株だと優待券は年間3,000円なわけですが、この範囲だと株数が少ないほど、1株当たりの優待額はより高額になります。
つまりこの範囲だと100株買いが、1株当たり最大の優待額 (1株30円) となります。
同様に他3つの範囲 (500〜999株、1,000〜9,999株、10,000株以上) の1株当たりの優待額の最高値を考えると、1つ目は1株10円 (500株で5,000円優待)、2つ目も1株10円 (1,000株で10,000円優待)、3つ目は1株5円 (10,000株で50,000円優待) となります。
なので1株で30円優待の100株買いが、最もコスパの良い買い方だと言えます!
あと、100株以上の保有者には、その保有期間に応じた優待も受けられます。
保有期間 | 8月末 |
1年以上2年未満の継続保有 (半期ベースの株主名簿に連続3・4回記載)、かつ100株以上 | 1,000円(1枚) |
2年以上の継続保有 (半期ベースの株主名簿に連続5回記載)、かつ100株以上 | 2,000円(2枚) |
例えば2017年10月に100株購入し、それを2018年2月末まで持っとくと、先ほどの優待 (保有株式数に対する) 2,000円分を獲得でき、同年8月末まで持っとくと更に1,000円分 (保有株式数) を獲得できます。(2018年は計3,000円)
更に2019年8月末まで持っとくと、1年以上2年未満の継続保有の対象になるので (この例だと約1年11ヶ月)、この8月末は計2,000円 (保有数に対する1,000円+期間に対する1,000円) の優待となり、この2月末分 (2,000円) も合わせて、2019年は計4,000円獲得となります。
更に更に2020年8月末まで持っとくと、継続保有が2年以上になるので (この例だと約2年11ヶ月)、この8月末は計3,000円 (保有数に対する1,000円+期間に対する2,000円) 獲得となり、この2月末分 (2,000円) も合わせて2020年は計5,000円獲得となります。
(2020年以降も100株を継続保有する場合、優待額は毎年5,000円になります)
また、ビックカメラ株の現在 (2017年9月26日11:16) の株価は1,238円なので、このタイミングだと100株購入には123,800円が必要になります。
つまり現時点の株価で100株買い、これを継続保有していく場合の優待利回りは、保有1年目 (2017年10月〜2018年8月) は2.42%、2年目 (2018年9月〜2019年8月) は3.23%、3年目以降 (2019年9月〜2020年8月、・・) は4.04%となります。
(優待利回り=優待額÷投資額)
一般的に優待利回りは2%を超えれば優秀と言われるので、ビックカメラの優待制度は相当優秀だと判断できます!
■優待券が使える店舗・通販
ビックカメラ店舗/ ビックカメラ.com/ ソフマップ店舗 (ユーフロントは不可)/ ソフマップ・ドットコム/ アキバ☆ソフマップ・ドットコム/ コジマ店舗/ 楽天市場のビックカメラ/ 楽天市場・Yahoo!ショッピングのソフマップ/ 楽天市場のソフマップデジタルコレクション
ビックカメラ株の配当金もゲット!
株保有のメリットは優待券以外に、自分の持ち株数に応じた配当金を受取れることです。(配当金は2月・8月の年2回支給)
ビックカメラ株1株当たりの前年期 (2016年8月期) の配当金実績は12円であり、今年期 (2017年8月期) の配当金見込みも同じく12円なので、100株保有者は毎年1,200円の配当金が貰えそう!という予想が立ちます。
(配当利回りは1,200円÷123,800円で0.97%です)
ここで投資額に対し、トータルいくらの利回り (優待+配当) が見込めるのかをまとめます。
継続保有期間 | トータル利回り |
1年目 | 3.39% |
2年目 | 4.20% |
3年目 | 5.01% |
つまりビックカメラ株は1年目からいきなり3%超で、3年目以降だと5%という超高水準に到達するのです!
これだけ割の良い投資案件はあまりないので、少なからずビックカメラ系列で買い物する人は、とりあえず100株買っておきましょう。